「クロサギ」#3
桂木の存在って絶対的なんだぁ。
だから…白石も折れるじゃない。
けれど…御木本だけは違うようでぇ。
くぎを刺しても動じてないものねぇ。
氷柱は事件のことを調べてさぁ。
軽蔑していたのに同情気味に…。
情報網はすごいみたいでぇ。
どこからそんな情報がぁ…なんて思うわぁ。
暗躍するものたちの頂点だからねぇ。
怖さもじわじわとくるのかしら。
#4
御木本と対峙するじゃない。
桂木は桂木で御木本の動向を探っていた。
詐欺の世界は分かりませんが…。
ルールがあったり師弟関係があったり。
なようでもありますがぁ…。
付き従うだけじゃない輩もいるってこと。
だから…黒崎に命じるのだねぇ。
どこかで通じ合っているのかしらぁ。
あっ…氷柱は恋しちゃったのぉ。
黒崎はまぁ…それなりにって感じぃ。