LOOPER/ルーパー

タイトルからも分かるように、タイム・ループそのものをテーマにした作品。
昨日の「ミッション: 8ミニッツ」とは違って、何度も過去にさかのぼるのではなく、
末来からやってきた自分を殺害するのに失敗したルーパーが、ループしてきた未来の自分と戦う物語。
ここでループするのは、ルーパーではなく、30年後の自分である。
ところで、30年前の自分を眺めるというのは、どんなものだろうと考えた。
30年後の自分を眺めるのとは、違った感懐があるのだろう。
おそらく哀れみだろうか。
かつてのSFではタイムトラベルをした場合に、自分と出会うとカタストロフになるとされていたものだが。
今年は映画300本見ようと思い立ちました。今日は024本目です。
監督 ライアン・ジョンソン
脚本 ライアン・ジョンソン
製作 ラム・バーグマン
ジェームズ・D・スターン
製作総指揮 ジュリー・ゴールドスタイン
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ダグラス・ハンセン
ダン・ミンツ
ピーター・シュレッセル
出演者 ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ブルース・ウィリス
エミリー・ブラント
ストーリー
舞台は2044年のカンザス州、ジョーは未来の犯罪組織の依頼で過去にタイム・トラベルしてくる標的を処理する殺し屋、通称「ルーパー」だ。しかしある依頼で処理することになったのは、30年後の未来からやってきた自分自身だった。未来の自分を殺せずに取り逃がしてしまったジョーは、彼が標的にしている相手が30年後に未来の犯罪王「レインメーカー」となる幼い子供であることを知る。