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火炎樹

映画、アニメ、コミックを鑑賞します。少しは本も読みたいな。

2018年秋アニメのまとめ

2019年01月02日 | アニメ
2018年秋アニメは次の11作品をチェックした。

色づく世界の明日から
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
風が強く吹いている
ツルネ ―風舞高校弓道部―
転生したらスライムだった件
やがて君になる

走り続けてよかったって。

イングレス
ゴールデンカムイ(第二期)
ゴブリンスレイヤー
ソードアート・オンライン アリシゼーション

そのうちの6作品はすでにレビューした。
7番目の「走り続けてよかったって。」は短いものだったので
レビューしなかったが、見終わった印象は良かった。
タイトルから予想されるのとは違って、スポーツものではなく、声優にまつわる物語だったが。あがりを克服する過程など、もう少し詳しく展開して、もっと長くつづけてほしかった。

見終えることができなかった4作品について。

「イングレス」は引っ張る力が弱く、見続けられなかった。
「ゴールデンカムイ」は第一期のよさが薄れて、すこしグロテスクな傾向に進んだようだ。
「ゴブリンスレーヤー」はゴブリンだからといって、殺戮しつづける物語に少しうんざりした。続きでこれは改められるのだろうとは思ったが。
「ソードアート・オンライン アリシゼーション」は既視感が強かった。
第一シリーズからずっと見続けてきたのだが。

冬アニメにはどのような作品が登場するか、楽しみである。



弓道について多くを教えてくれる「ツルネ -風舞高校弓道部-」

2019年01月02日 | アニメ
ツルネ -風舞高校弓道部-



秋アニメで最後までみつづけたアニメ6作品のうちの最後の作品。
弓道という世界はよく知らないので、こうしたアニメによって
教えられることが多い。
あまりに儀式ばっているようではあるが。
弓を射るという行為がこれほどまでに精神的な要素を強くもつとは
意外だった。イップスに似た「早気」というトラブルについても。
スポーツ系のアニメこだわりなく見ることができることが多いので楽しい。



スタッフ
原作 - 綾野ことこ[7]
原作イラスト - 森本ちなつ[7]
監督 - 山村卓也[7]
シリーズ構成 - 横手美智子[7]
キャラクターデザイン - 門脇未来[7]
総作画監督 - 丸木宣明[3]
美術監督 - 落合翔子[3]
3D美術 - 篠原睦雄[3]
色彩設計 - 秦あずみ[3]
小物設定 - 唐田洋[3]
撮影監督 - 船本孝平[3]
3D監督 - 山本倫[3]
スーパーバイザー - 武本康弘[3]
編集 - 重村建吾
音響監督 - 鶴岡陽太[3]
音楽 - 富貴晴美[7]
音楽制作 - ランティス[7]、ハートカンパニー
音楽プロデューサー - 斎藤滋
プロデューサー - 髙島龍平、中村伸一、鈴木めぐみ、斎藤滋
企画プロデューサー - 八田英明
アニメーション制作 - 京都アニメーション[7]
製作 - ツルネ製作委員会[7](京都アニメーション、ポニーキャニオン、バンダイナムコアーツ、楽音舎)

予想外の面白さで引き込まれた「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」

2019年01月01日 | アニメ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない


ラノベの『青春ブタ野郎』シリーズを原作としたテレビアニメ。
ラノベは未読で、今季初めて、この秀逸な作品と出会った。
予想外の面白さで、ぐいぐいと引き込まれた。
春には劇場アニメも公開されるとか
テレビアニメも続きをやってほしいものだが。



スタッフ
原作 - 鴨志田一[17]
原作イラスト - 溝口ケージ[17]
監督 - 増井壮一[17]
構成・脚本 - 横谷昌宏[18]
キャラクターデザイン - 田村里美[17]
助監督 - いわたかずや[17]
プロップデザイン - 髙田晃[17]
美術設定 - 藤井一志[17]
美術監督 - 渋谷幸弘[17]
色彩設計 - 横田明日香[17]
CGディレクター - 野間裕介、唐澤祐人[17]
撮影監督 - 関谷能弘[17]
2Dデザイン・モニターワークス・特殊効果 - 内海紗耶[17]
編集 - 三嶋章紀[17]
音響監督 - 岩浪美和[17]
音楽 - fox capture plan[17]
プロデューサー - 横山朱子、黒川雄一朗
アニメーションプロデューサー - 木田和哉
制作 - CloverWorks[17]
製作 - 青ブタ Project(アニプレックス、ABCアニメーション、KADOKAWA、TOKYO MX、メ~テレ、BS11、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)[17]

何となく見続けてしまう「転生したらスライムだった件」

2018年12月31日 | アニメ
転生したらスライムだった件


監督 菊地康仁
主演 岡咲美保, 豊口めぐみ, 前野智昭
サラリーマン三上悟は通り魔に刺され死亡し、気がつくと異世界に転生していた。ただし、その姿はスライムだった!リムルという新しいスライム人生を得て、さまざまな種族がうごめくこの世界に放り出され、「種族問わず楽しく暮らせる国作り」を目指すことになる--!(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会



あらすじは下記の通りで、まだまだ物語は続くようである。
アニメもおそらく続くのだろう。
物語としては分かりやすいが
転生した世界での出世物語になっていて
なんら驚きはない。あまりに調子まが良すぎるのだ。
真の苦しみも苦闘もなしで、こんなに思い通りになる世界なんて
変ではないか。
それでもなんとなく見続けた。
秋アニメのまとめ四作目。


あらすじ
通り魔に刺されて死んだ会社員、三上 悟(みかみ さとる)は、異世界の洞窟でスライムとして転生した[16]。

以下の節タイトルは「転生したらスライムだった件 公式設定資料集8.5」(2016年)に従った。また、内容についてはWEB版を除く全媒体版の基本となっている書籍小説版を元に構成し、各媒体版それぞれの相違点については節を分けてまとめた。

地位向上編
スライムとして転生した異世界の洞窟で「ヴェルドラ」と名乗る巨大な竜と出会い[16]、ヴェルドラは主人公にリムルの名を贈り、主人公はヴェルドラと自分に「テンペスト」のファミリネームを名づけて友達となった[17]。

ヴェルドラは過去の勇者によって洞窟内に封印されていたが、リムルは転生したときに身に付けた能力、”捕食者”で封印結界ごとヴェルドラを収納[17]。洞窟を出て旅に出ることを決める[17]。

洞窟があった「ジュラの大森林」にて、最初に出会ったゴブリンの集落を牙狼族から救った縁から集落の救世主となったリムルをゴブリンたちは崇め、リムルもゴブリンたちを守り養うために街づくりを行うことになる[18]。この街づくりの過程で、ドワーフ王国「武装国家ドワルゴン」で刀鍛冶をしていたドワーフのカイジン、その弟子のガルム、ドルド、ミルド三兄弟、ドワーフ王国警備隊長のカイドウ、ドワーフ王国大臣ベスター、ドワーフ国王ガゼル・ドワルゴなどと縁が出来た[19][20]。

その後、森の洞窟周辺の調査を依頼されたカバルたち3人の冒険者にかつて爆炎の支配者と呼ばれたシズが同行[21]。ジュラの大森林にて魔物に追われていたところをリグル率いる警備隊に助けられ、リムルたちの作った街に案内される[21]。カバルたちとの対話中、シズが不意に苦しみだし、身体に宿らせていた炎の精霊であるイフリートが暴走した[21]。リムルの活躍によりイフリートを捕食者によってシズから引き離し、暴走を抑えることに成功[21]。しかし、イフリートの生命力によって維持されていたシズの体は急速に老いた[21]。今際の際、「この世界に取り込まれたくないため、私を君の中で眠らせて欲しい」とシズがリムルに願ったことで死後に遺体を捕食者で取り込む[21]。そのことで、リムルはその後「取り込んだ対象を再現出来る」という捕食者の力によりシズの姿で人間に変身する能力を得た[22]。

節出典:[23][24]
森の騒乱編
新しい街づくりが続く中で、リムルたちは突如6人の大鬼族(オーガ)たちから襲撃を受けた[25]。しかしそれはリムルがオーガたちの暮らしていた里を滅ぼした仲間という誤解から発したもので、誤解が解けた後はリムルに名付けられて鬼人族(キジン)へ進化、リムルの配下となった[25]。

オーガたちの里を滅ぼした豚頭帝(オークロード)ゲルド[26]に率いられたオークの軍団は20万のオーク軍となってジュラの森の中央部にある蜥蜴人族(リザードマン)の支配する湿地帯方面へ進軍しており、リザードマンの首領はこれに対抗するためには援軍が必要と判断、息子のガビルを使者としてゴブリンの集落へ援軍要請に送り出した[27]。自分たちの集落を守ることで利害の一致したリムルたちとリザードマンは協力することになったが、ガビルは強すぎる自尊心により父親もリムルたちをも侮っており、反乱を起こして首領を監禁、リザードマン反乱軍単独でオーク軍に挑んだ[28]。

しかし、オーク軍は強く、相対したリザードマン反乱軍は惨敗してしまい、軍を率いていたガビルも殺されそうになったところをリムルたちに救出される[28]。リムルはオークロード・ゲルドとの一騎討ちに勝利し、ゲルドの消滅と同時にオーク軍は瓦解した[29]。

オーク軍の侵略目的が飢餓であったことを知ったリムルは森に集う多数の種族が相互に協力し助け合う「ジュラの森大同盟」を提案、会議の参加者の全会一致をもって、リムルを頂点とする大同盟が成立した[29]。

予想外にすばらしかった「色づく世界の明日から」

2018年12月31日 | アニメ
色づく世界の明日から



第一回の作品を試しにみた瞬間から気に入った。
物語の枠組みは学園ものなのだが
色のみえない少女が魔法で過去に送り返されるという
設定が、すばらしいパワーをもたらした。
色使いもとてもきれい。
ほんわかとした雰囲気でなごむ。
今季の予想外の収穫だった。
秋アニメのまとめ、三作目。



『色づく世界の明日から』(いろづくせかいのあしたから)は、P.A.WORKS制作による日本のテレビアニメ。2018年10月から12月にかけて毎日放送『アニメイズム』B2枠ほかにて放送された[1][2]。長崎県を舞台に[3]、祖母の魔法で、西暦2078年から2018年へと送られた女子高生月白瞳美の物語を描く[4]。
ジャンル 青春、ファンタジー、学園
アニメ
原作 ヤシオ・ナツカ
監督 篠原俊哉
シリーズ構成 柿原優子
キャラクターデザイン フライ(原案)
秋山有希
音楽 出羽良彰
アニメーション制作 P.A.WORKS
製作 「色づく世界の明日から」製作委員会


エンディングに向けて展開の巧みな「風が強く吹いている」

2018年12月30日 | アニメ
風が強く吹いている



三浦しをんの原作の小説の力が強い。
映画もみたが、アニメはこまかな場面に強い。
ありそうでなさそうな物語をうまく引き締めて
やがて来るエンディングに向けて絞ってゆく。
来季も楽しみだ。
今季は少し終わり方が中途半端だったが。
今季のアニメのまとめの二作目。




スタッフ
原作:三浦しをん
企画:鈴木光
プロデューサー:坂本忠久
脚本・監督:大森寿美男
音楽:千住明
音楽プロデューサー:長崎行男
撮影:佐光朗
照明:加瀬弘行
美術:小澤秀高
装飾:西渕浩祐
録音:林大輔
音響効果:伊藤進一
編集:田中愼二
スクリプター:湯澤ゆき
衣装:川崎健二
ヘアメイク:井川成子
ラインプロデューサー:森太郎
キャスティングプロデューサー:名須川伸吾
VFXプロデューサー:石井教雄
監督補:中西健二
助監督:猪腰弘之
制作担当:関浩紀、松井聡子
競技指導:日隈広至
監督助手:清水勇気、渡邊祐示
撮影補:原田幸治
撮影助手:平林利徳、眞田慧子、田村ゆう子
特機:小窪美佳
カースタント:野呂真治、永田崇明
照明助手:高橋幸司、石井久友、鈴木祐介、児玉淳、三浦大輔
録音助手:田中博信、三木雄次郎、清水雄一郎、鈴木綾磨、田辺正晴(夏期)、山田美穂(夏期)
選曲:浅梨なおこ
編集助手:山添典子
ネガ編集:渡辺顕一郎
美術助手:渡邉由利、朝倉麻理子
装飾助手:飯沼明広
持道具:山下千尋
衣裳:新井正人、松山さと子
ヘアメイク助手:秋山直子
コンテ:相馬宏充
スチール:松木修
俳優担当:高屋隆太
演技事務:渡辺理恵
エキストラ担当:村山和之、土屋圭
車両:荻島正雄、藤井英二
照明機材車オペレーター:鈴木英士
制作主任:大田康一
制作進行:池田南、後藤一郎、湯澤布由子
制作経理:澤美知子、木村聖、渡辺正子
制作デスク:川崎いづみ
製作:「風が強く吹いている」製作委員会(松竹、光和インターナショナル、バンダイビジュアル、キノシタ・マネージメント、博報堂DYメディアパートナーズ、読売新聞、京王エージェンシー、衛星劇場)
ロケ地

ストーリー
自らが引き起こした不祥事により、部活を辞めることを余儀なくされた、天才ランナー・蔵原走(カケル)は、夜道を走っていた。自らの脚を万引きの道具として活かし、逃れるために。そこに偶然通りかかった、かつて強豪校で走っていた手負いのランナー・清瀬灰二(ハイジ)は、その走りに魅了され、自転車でカケルを追いかけ、こう問う。「走るの好きか」と――。
その問いに脚を止めたカケルに対し、ハイジは、自らが学生の食事を作り生活面を管理している、格安学生寮の竹青荘(通称・アオタケ)に勧誘する。他に行くあてもなく、カケルが向かったアオタケでは、漫画オタクの美形、運動経験のない黒人、モテることを夢見る瓜二つの双子、争いごととは無縁な好青年、司法試験合格済みの秀才、ヘビースモーカーな25歳、就活に勤しむクイズ王と、個性豊かな面々がそれぞれの大学生活を謳歌していた。
そんな彼らが集う、カケルの歓迎会で、ハイジは高らかに宣言する。「ここにいる10人で箱根駅伝を目指す」と。実はアオタケは、ハイジが箱根駅伝を目指すための「寛政大学・陸上競技部錬成所」であったのだ。騙された、と抗議をする住人に対し、ハイジは彼らの心理を、時に巧みに、時に強引に掌握し、箱根駅伝を本気で目指すために突き進んでいった。
アオタケの住人は、大半が陸上素人ではあったが、トレーニングをしていくうちに各々の長所を伸ばし徐々に力をつけていく。それに対し、カケルは当初なし崩しに付き合ってはいたものの、箱根駅伝出場については本気に捉えておらず、住人との温度差を埋めきれずにいた。
そして初めての予選会で、大学陸上長距離界のトップ・藤岡一真の走りを見せつけられた上、箱根への道のりの険しさを突きつけられ、焦って住人と衝突するカケル。そんなカケルに対し、ハイジはある言葉を投げかける。
こうして幾多の衝突を繰り返しながらも、住人たちは絆を育み成長していく。果たしてアオタケの10人は、箱根駅伝に出場し、天下の険に辿り着くことはできるのか――。

きちんとした作りに感心した「やがて君になる」

2018年12月30日 | アニメ

「やがて君になる」


2018年秋アニメの感想シリーズの一回目。
今季はあまり見続けることのできた作品は多くなかった。
それでもこの作品は最後までひっぱっていってくれた。
原作の作者がこまかに口を出したようだ。
きちんと作られた作品のもつ良質なアニメの雰囲気が
見るものをそらさないのだと思う。
もうすこし「過激に」(笑)なるのかと思っていたのだが



「やがて君になる」
テレビアニメ
『月刊コミック電撃大王』2018年6月号において、本作のテレビアニメ化が発表された[20]。同年10月から12月まで全13話が放送された[2]。

本作では原作漫画の担当編集である電撃大王編集部の楠達矢がプロデューサーとして参加している。

原作者の仲谷は、すべての脚本会議・アフレコ収録に出席しており、全話数の脚本・アフレコの監修を行っているほか、キャラクターデザインや美術設定、プロップデザインなどのデザイン・設定監修も務めている。また、オープニングやエンディングも含めた絵コンテの監修も行っている。さらに、オープニングとエンディングの歌詞の監修も担当した[21]。脚本では、生徒会劇のシーンにおける改変前の劇の脚本や7年前の生徒会劇の冒頭部分、登場人物たちのSNSでのやりとりなどの文章が仲谷の手により新たに書き下されている[15]。

構成面ではシリーズ構成・脚本の花田十輝により、基本的に原作に忠実でありながらも、原作の番外編や単行本のカバー下に描かれている4コマ漫画も盛り込み原作の流れを新たに再構成している。また、生徒会選挙の前半部分の演説シーンなどアニメオリジナルの台詞の一部書き下ろしも担当している。本作は放送開始時点で原作が完結していないが、終盤をオリジナル展開にはせずに原作に沿った内容に構成しているとのことである[15]。

オープニング及びエンディングは監督の加藤誠が曲を発注する段階でイメージボードを描き、どのような世界観で描くのかを作詞・作曲を担当する楽曲チームに伝えている。また、双方の歌詞は原作者の仲谷が監修している[21]。オープニング映像には物語の展開や各キャラクターの心情に沿った花言葉がある花が描かれており、仲谷が提案した花もある。エンディング映像は2017年3月に販売されたスマートフォンケースの描き下ろしの絵柄がモチーフとなっている[22][23][24]。

スタッフ
原作 - 仲谷鳰
監督 - 加藤誠
シリーズ構成・脚本 - 花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督 - 合田浩章
色彩設計 - 篠原真理子
美術監督 - 永𠮷幸樹
美術設定 - 佐藤正浩
撮影監督 - 加藤友宜
CGディレクター - 井口光隆
編集 - 右山章太
音響監督 - 明田川仁
音楽 - 大島ミチル
音楽制作 - KADOKAWA
音楽プロデューサー - 若林豪
プロデューサー - 山下愼平、楠達矢、岩崎大介、礒谷徳知、木村香織、尾形光広
アニメーションプロデューサー - 長野敏之
アニメーション制作 - TROYCA
製作 - やがて君になる製作委員会(KADOKAWA、ドコモ・アニメストア、AT-X、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ、角川メディアハウス)

弓道部とは渋いアニメ、「ツルネ」

2018年10月29日 | アニメ
ツルネ ―風舞高校弓道部―
原作:「ツルネ ―風舞高校弓道部―」綾野ことこ(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
原作イラスト:森本ちなつ
監督:山村卓也

====内容紹介====
「弦音」=ツルネ 矢を放ったときに鳴る弦の音。 射手にとって美しい弦音を響かせることは喜びであり、その美しい音は人の心をとらえて離さない。 同一人物が、同じ道具を使ったとしても同じ弦音を発することはできず、まさに一期一会。 一射一射が、一生に一度の<出会い>と<別れ>である。 鳴宮湊にとって、弦音が全ての<出会い>の始まりとなった……。 果てのない弓の道を歩み始めるのは、若葉のように瑞々しい高校1年生の少年たち。 彼らは弓道を通して一生に一度、かけがえのない経験をし、<仲間>を手に入れていく。 木漏れ日のような、きらめく青春“弓道”アニメーション、開幕!
====

お勧め度 ★★★★★★☆☆☆☆
スタートが遅くなった今季のアニメの新作の一つ。
弓道のアニメとはなかなか渋いなぁ。しかも男子だし。
過去のトラウマでうまく弓が引けない人物を物語の軸にして展開させるらしい。
少しワンパターンだが、ともかくこれからの展開を楽しみとすることにしよう。

これで秋のクールはほぼチェックした。今季は次のアニメをみるつもり。

色づく世界の明日から
イングレス
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
風が強く吹いている
ゴールデンカムイ(第二期)
ゴブリンスレイヤー
ソードアート・オンライン アリシゼーション
ツルネ ―風舞高校弓道部―
転生したらスライムだった件
走り続けてよかったって。
やがて君になる

年末にまとめの感想をアップしよう。

仮想現実の物語として期待させるイングレス

2018年10月27日 | アニメ
イングレス
原作:Niantic, Inc.
監督:櫻木優平
脚本:月島総記/月島トラ

====内容紹介====
2013年、スイスの原子核研究機構『CERN』──。ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。そのプロジェクトの名前は『ナイアンティック計画』。その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。 『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれる事になるその物質は、古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。XMは、人類の希望または脅威とされ、 大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする『エンライテンド』。XMを脅威と見なし、コントロールしようとする『レジスタンス』。世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。この世界で起きている争いの背後には、XMの存在があったのだ。そして、2018年──。東京、そして世界を舞台に、XMをめぐる新たな戦いが幕をあける。アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、かつて体験したことのない新たな「拡張現実エンターテインメント」が、始まる。
====

お勧め度 ★★★★★★☆☆☆☆

遅くスタートした今季の新作アニメの一つ。
少し構えが大げさすぎるような気がするが、構成はしっかりとしている。
主人公の青年も物質に宿る過去の記憶を読み取ることができるという「セシティブ」な人間の一人であり、CERNの実験施設から逃亡してきたサラとともに、世界の破滅を防ごうとする。

わたしたちがみている現実の世界が、ほんとうにそのようなものなのか。現実の実在性に疑問符をつきつける仮想現実の物語として、今後が楽しみである。

ゴブリンスレイヤー

2018年10月17日 | アニメ
ゴブリンスレイヤー

原作:蝸牛くも(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:神無月昇
監督:尾崎隆晴

====内容紹介====
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ。」その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという......。冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった...。彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼い娘。そんな中、彼のうわさを聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた―。
====

今年の秋のクールの新作の一つ。よくある冒険者ものだが、
低級と呼ばれて軽蔑されているゴブリン退治だけを専門として、情け容赦のない騎士姿のスレイヤーと
きまじめで情け深い新米の冒険者の女神官の凸凹コンビの組み合わせがユニーク。

原作のコミックは読んでいないが、アニメとしてもなかなか味のある作品になりつつあるようだ。
まだ初回でこれからの展開が待たれる。


ソードアート・オンライン アリシゼーション

2018年10月15日 | アニメ
ソードアート・オンライン アリシゼーション
原作:川原礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:小野学

====内容紹介====
「ここは......どこだ......?」気づけばキリトは、なぜか壮大なファンタジーテイストの仮想世界にフルダイブしていた。ログイン直前の記憶があやふやなまま、手がかりを求めて辺りを彷徨う。そして、漆黒の巨木《ギガスシダー》のもとにたどり着いた彼は、一人の少年と出会う。「僕の名前はユージオ。よろしく、キリト君」少年は、仮想世界の住人――《NPC》にもかかわらず、人間と同じ《感情の豊かさ》を持ち合わせていた。ユージオと親交を深めながら、この世界からのログアウトを模索するキリト。そんな彼の脳裏に、ある記憶がよみがえる。それは、幼少期のキリトとユージオが野山を駆け回る想い出――本来、あるはずのない記憶。更にその想い出には、ユージオともう一人、金色の髪を持つ少女の姿があった。名前は、アリス。絶対に忘れてはいけないはずの、大切な名前――。
====

ソードアート・オンラインのシリーズ三作目。
今季の新しいシリーズの一作。
ソードアート・オンラインは、最初にラノベで読んだときはそれほど感心しなかったが、アニメになってみると、よくできた作品だと思った。 今回は三作目ということで、また新たな展開が期待できる。

雰囲気がかなり変わって主人公も幼くなるようだ。設定に少し無理があるような感じがしたのだが、前のシリーズとの雰囲気の違いのためかもしれない。ともかく4クールの長丁場になるらしいので、早まった結論を出さずにゆっくりと拝見したい。

魂がどこにあるのかというお決まりの疑問はは、どう展開されるのか。

やがて君になる

2018年10月13日 | アニメ
やがて君になる
監督 加藤誠
主演 高田憂希, 寿美菜子, 茅野愛衣


====内容紹介====
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──「私、君のこと好きになりそう」
====

秋のシーズンの新作の一つ。
仲良しの男の子に告白されても、わくわくする気持ちになれない自分が変なのかと真剣に思いなやむ主人公の女性が、自分は変なのではないと自覚するプロセスが説得力がある。絵もきれいで、これからが楽しみ。

ゾンビランドサガ 第一回

2018年10月10日 | アニメ
ゾンビランドサガ
原作 - 広報広聴課ゾンビ係
監督・音響監督 - 境宗久


====ストーリー
2008年4月、アイドルを夢見る少女源さくらは、東京のアイドルオーディションを受ける事を決意し、郵送する申請書を片手に登校しようとし、家の前で軽トラックに跳ねられ命を落とす。時は流れて2018年、洋館で記憶を失ったまま目覚めたさくらは突然ゾンビの群れに襲われ洋館から脱出するも、自身もゾンビになっている事に気付き、現れた青年巽幸太郎から、佐賀県の認知度を上げるためにご当地アイドルとして、彼の手により自分を含む7人の少女がゾンビとして蘇った事を知らされる。かくしてアイドルグループ「Death娘」として、佐賀県の認知度を上げるため、そして自分達の生前の記憶を思い出すべくヘビメタ活動が開始されるのであった。
====

はあ、評判が高かったので、みてみましたが、
はあ、驚きました。
これでいったい、あとをどうやって展開するのではしょうか。
驚天動地ですね、はあ。
まだ見ておられない方は、ともかく一度ご覧になってくださいな。
今までの伝統のようなものが完全に吹っ切られています。

風が強く吹いている

2018年10月09日 | アニメ
風が強く吹いている

原作:三浦しをん「風が強く吹いている」(新潮文庫刊)
監督:野村和也
シリーズ構成・脚本:喜安浩平
キャラクターデザイン:千葉崇洋

====内容紹介====

夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。その横に、不意に自転車が走り込んで来る。見知らぬ男が、走に向かって問いかける。「なあ!走るの好きか!」男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。そこに暮らす個性豊かな9名の住人。最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。
====

秋のクールのアニメの新作の一つ。
大学の陸上部が箱根駅伝を目指す物語。三浦しおんの原作に依拠して展開されるらしい。
第一回はまだスタートで、駅伝のために十人のランナーを集める段階で、ランナーたちが紹介される。
大体の雰囲気が分かり始めた段階で、まだ手探り。

登場人物の絵は、「ハイキュー」の作者によるもので、誰が主要な役割をはたすのかが、すぐにわかってしまう(笑)。
駅伝というスポーツのアニメ化は珍しいので、期待したい。



色づく世界の明日から 第1話「キミノイクベキトコロ」

2018年10月08日 | アニメ
色づく世界の明日から 第1話「キミノイクベキトコロ」
監督:篠原俊哉


====内容紹介====
物語の始まりは数十年後の長崎。 日常の中に小さな魔法が残るちょっと不思議な世界。 主人公の月白瞳美は17歳。魔法使い一族の末裔。 幼い頃に色覚を失い、感情の乏しい子になった。 そんな瞳美の将来を憂えた⼤魔法使いの祖母・月白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。 突然、⾒知らぬ場所に現れとまどう瞳美の視界に鮮烈な⾊彩が⾶び込んでくる…。
=====

秋のクールの新作アニメの一つ
まったく期待しないで見始めたのだが、すばらしい出来上がりに驚いた。
設定はよくありそうな魔法ものだが、色使いが素晴らしい。主人公にはその色が見えていないという設定なので、その色の美しさを観客にしみじみと感じさせる。そして主人公の少女が色を見え始めるときの驚きに、観客もさらわれてしまう。

この作品は今季の思いもかけぬヒット作かもしれない。
今後の展開にワクワクしながら、次週を待ちたい。