石丸由佳さんのホールオルガニスト就任記念コンサート。
パイプオルガンとプラネタリウムを組み合わせる、という趣向なので、「きらきら星」とかお子様向けの曲目をやるのかな~と思ったら全然違った。
前半は由佳さんの海外行脚にちなんだ曲目で
ドイツ J.S.バッハ 前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
ノルウェー グリーグ オルガンのための9つのコラールより 第4番 EG185d
デンマーク ゲーゼ(Niels Gade 1818-1890) オルガンのための3つの小品Op.22より アレグロ イ短調
スウェーデン リンドベリ(Oskar Lindberg 1887-1955) ダーラナ地方の夏の牧舎の古い讃美歌
フランス J.アラン(Jehan Alain 1911-1940) ファンタスマゴリー
フィンランド シベリウス 交響詩≪フィンランディア≫ Op.26
ノルウェー、デンマーク、スウェーデンの北欧3国は言語的にかなり近く、お互いなんとなくわかるのだそうです。
ゲーゼとリンドベリという作曲家は全く知らなかった。
リンドベリはその綴りを英語読みするとリンドバーグだから、あの「翼よ、あれがパリの灯だ」のリンドバーグはスウェーデン系だと知る。
J.アランはあのマリー=クレール・アラン(由佳さんは何かのコンクールでアランから直々に賞を渡されたことがある)の実兄。
才能あふれる音楽家だったが第2次大戦に従軍してわずか29歳で戦死。
いかに戦争がバカげているかこれだけでも明らかであるが、いまだに世界各地で継続中。
≪フィンランディア≫では会場を真っ暗にしてパイプの箱の内部のみ点灯させて演奏。
スウェル・ペダルで箱のシャッターを開け閉めして音量を増減させるため、フォルテでは明るくなってピアノでは暗くなるという具合で、視覚効果バツグン。
スウェル・ペダルの仕組みについては麻里さんと真侑さんの動画解説あり。
後半は宇宙的な曲ということで
バッハ ≪平均律クラヴィーア曲集第2巻≫より第1番 ハ長調 BWV870
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 ≪悲愴≫ 第2楽章
ヴィエルヌ ≪幻想的小品集≫第2組曲より 〈太陽への賛歌〉 Op.53-3
ホルスト 組曲≪惑星≫Op.32より〈金星〉〈木星〉
で、アンコールは松田聖子の曲でした。
オルガンのいろいろな魅力を伝えるべく多彩な内容でしたが、結局のところはバッハ。
これはもうどうしようもない。
11月にはヴェルサイユ宮殿オルガニストたるミシェル・ブヴァール氏が来て、バッハも弾いてくれる予定なので、今から楽しみ。
パイプオルガンとプラネタリウムを組み合わせる、という趣向なので、「きらきら星」とかお子様向けの曲目をやるのかな~と思ったら全然違った。
前半は由佳さんの海外行脚にちなんだ曲目で
ドイツ J.S.バッハ 前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
ノルウェー グリーグ オルガンのための9つのコラールより 第4番 EG185d
デンマーク ゲーゼ(Niels Gade 1818-1890) オルガンのための3つの小品Op.22より アレグロ イ短調
スウェーデン リンドベリ(Oskar Lindberg 1887-1955) ダーラナ地方の夏の牧舎の古い讃美歌
フランス J.アラン(Jehan Alain 1911-1940) ファンタスマゴリー
フィンランド シベリウス 交響詩≪フィンランディア≫ Op.26
ノルウェー、デンマーク、スウェーデンの北欧3国は言語的にかなり近く、お互いなんとなくわかるのだそうです。
ゲーゼとリンドベリという作曲家は全く知らなかった。
リンドベリはその綴りを英語読みするとリンドバーグだから、あの「翼よ、あれがパリの灯だ」のリンドバーグはスウェーデン系だと知る。
J.アランはあのマリー=クレール・アラン(由佳さんは何かのコンクールでアランから直々に賞を渡されたことがある)の実兄。
才能あふれる音楽家だったが第2次大戦に従軍してわずか29歳で戦死。
いかに戦争がバカげているかこれだけでも明らかであるが、いまだに世界各地で継続中。
≪フィンランディア≫では会場を真っ暗にしてパイプの箱の内部のみ点灯させて演奏。
スウェル・ペダルで箱のシャッターを開け閉めして音量を増減させるため、フォルテでは明るくなってピアノでは暗くなるという具合で、視覚効果バツグン。
スウェル・ペダルの仕組みについては麻里さんと真侑さんの動画解説あり。
後半は宇宙的な曲ということで
バッハ ≪平均律クラヴィーア曲集第2巻≫より第1番 ハ長調 BWV870
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 ≪悲愴≫ 第2楽章
ヴィエルヌ ≪幻想的小品集≫第2組曲より 〈太陽への賛歌〉 Op.53-3
ホルスト 組曲≪惑星≫Op.32より〈金星〉〈木星〉
で、アンコールは松田聖子の曲でした。
オルガンのいろいろな魅力を伝えるべく多彩な内容でしたが、結局のところはバッハ。
これはもうどうしようもない。
11月にはヴェルサイユ宮殿オルガニストたるミシェル・ブヴァール氏が来て、バッハも弾いてくれる予定なので、今から楽しみ。
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