西南諸島貝殻学入門
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6/08より新規公開のブログのTest判です。
サワラちゃんの加計呂麻島貝採り日記
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天気予報を裏切るようにして、毎日、暇さえあれば雨がしとしと降っております。
先日、束の間の晴れ間を利用して、数週間振りに近在のシークレットゾーンの砂浜に行って見ました。その結果・・・・・1時間半位でこの通り。
<クモガイ>、<イボソデ>、<オニノツノガイ>、<スイジガイ>は何時ものメンバー。欠けもなく磨耗もない。ないのは貝の蓋くらい。 少々殻が痛んだものならこの数倍も落ちています。
下の写真上部には<スイジガイ>-140mmの幼貝や<ミガキボラ>-130mmが見えております。スイジガイはクモガイほどには落ちておりませんし、完品は少ないですね。 ミガキボラはめったに落ちてはいません。
↓ ミガキボラ・145
奄美群島に生息する<サザエ>は棘のない<チョウセンサザエ>が殆どですが、初めて棘なるサザエを生貝で採取したのですが、残念ながら数日で死亡してしまいました。
今回は特にヒットは出ませんでした。<ナデシコ>が珍しく転がっておりました。 <ハルシャガイ>も一個、
他に現在同定中の貝も2個ありますが、次回以降ご紹介します。
↓ ハルシャガイ
<シノマキガイ>・80mmと<クリフミノムシ>・50mm
時々、採取できる仲間たち。シノマキガイはフジツガイ科・Cymatilidae 殻が褐色の色彩のものばかり。<ホラガイ>や<ボウシュウボラ>はなかなか完品は夢のまた夢ですね。 海中にもぐると素晴らしく大きな物がいるようです。漁師の自慢話は良く聞きますがね。
クリフミノムシはまれに落ちています。50mmは結構大きなサイズでしょうか。紀伊半島から熱帯インド洋方面に生息している模様。磨耗が見られない良品でした。色合い、貝の殻の模様も様々なパターンがあるようです・ツクシガイ科・Costellariidae
シノマキガイ・80mm
美味しいそうなケーキのような感じの貝ですね。(フジツガイ)
それではフジツガイ科の仲間の貝たちをご覧ください。すべて加計呂麻島産です。
サツマボラ・60mm
ミツカドボラ・70mm
これらの貝は注意してみていれば結構転がっております。
背中を上に向けている場合はなかなか気が付きませんが、ひっくり返っている場合はすぐ気が付くのが不思議?
オキニシは生息数量は多いですね。 70mmは大きな方でしょうか?
オキニシ
では、最後に<ジュセイラ>(寿星螺)・・フリッピンと加計呂麻産の混成
いろいろな色合いが有るようで御目出度い感じです。
貝の蓋の上の貝殻たち・・・余ほど大物の貝の蓋でしょう
お知らせ
6/08よりブログの内容を少し編成替えします。<西南諸島貝殻館>と名前も変わります。また、同時にGooのブログで少し画面を大きくしてご紹介します。
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