SPAT

Senior Photographer Atsuo の略

2008年日本丸 総帆展帆・満船飾

2008-05-05 14:38:57 | Weblog
4月29日、桜木町から横浜港へ行き、日本丸の帆を揚げる作業を見た。初めてだが、大勢の人が集まり、ロープを解き、順次帆を下ろし、固定すると帆が張られた事になる。三角形、台形と種々の帆があり、張り終えるのに約60分要した。それにしてもロープが多い。最初に全員が配置に着き、分担を決め、順次リーダの笛で、ロープを緩めたり、引っ張ったり、固定したりと作業量が多かった。ボランテイアが大勢参加して練習の上、作業しているらしい。帆桁の上に乗っかり、ゆれるロープの上で作業するのは難しい。
何を撮るか、難しかった。色々な作業中の様子を撮る事にした。18-200mmのズーム、PL,三脚を着け、色々な角度から撮る事にした。快晴、白い作業服、白い帆布、白い雲と白いモノずくしなので、飛ばない様に設定した。女性もかなり帆桁に乗っていた。ロープだらけの帆柱にマシラの様な多くの人影が見えた。総帆展帆の全景より、少し影のある皺のある帆の方が迫力があった。満船飾は万国旗を上げ、日の丸が翩翻と翻る様は絵になった。
大桟橋へ回ったが、特に撮りたいモノは無かった。

続4月花紀行

2008-05-05 12:46:54 | Weblog
14日、京都発7時41分樫原神宮行特急、樫原神宮で吉野行特急に乗り換え、9時30分頃着。バスで中千本まで登り、小雨の中、撮影した。その後、下千本へ歩き下り、茶屋で食事しながら、上の一目千本の桜を撮影したが、山全体を埋め尽くす様に咲く桜は初めてだった。案外竹林が多く、竹と桜を組合わせたが、曇天で光が少なく、イマイチだった。

24日、長野県わさび田を撮影したが、小雨でぬれた砂・わさび田独特の曲がりくねった畝を寒冷紗を装飾的に取り入れて撮った。雨合羽の作業者も今回は撮れた。
近くのふるさと公園は桜満開だったが、我々以外誰も居ない贅沢な花見だった。

25日、上高地へ入った。開山2日目で人出が少なく、遊歩道は雪が残り、並みのウオーキングシューズでは水浸しになった。でも雪山に雲が架かり、赤みがかった若葉も見え、晩春の清爽感が満ち溢れていた。透き通った清流も心地良かった。
今年は、前回の記載の権現堂堤、石山寺を含め、天候、開花時期に恵まれたが、作品的にはデジタルが増え、プリント処理により出来栄えが左右された。
更に勉強する必要がある。以上