goo blog サービス終了のお知らせ 

ニューヨーク/世界発~徒然草~

ニューヨーク在住の筆者(M)と世界中を飛び回る筆者(T)が綴る、自由気ままな日記帳

あれから6日

2011年03月17日 | Weblog
3月11日ニューヨーク時間午前4時、電話の呼び出し音と共にベッドから飛び起きた。すぐにテレビCNNをつけると、今までに見たことのない、悲しい映像が目に飛び込んできた。大きな地震と津波に一気に飲み込まれた、東北の町々。映画のワンシーンであって欲しかった。今日で、その東北関東大震災から、6日が経ちました。被災地の皆さんはもとより、その他の地域に住む人々の生活に大きな支障をきたしている。東京や埼玉でも、棚のものが落ちて壊れたり、今までに経験したことのない大きな揺れを体験したと聞いています。余震も続き、実家の両親も1階のリビングで寝起きしているとのこと。また計画停電が実施され、友人宅もロウソク囲んでの食卓だとか。ガソリン、灯油に限らず、買占めが凄いとか。ガソリン待ち渋滞のために、道路が更に渋滞。物資の輸送にも影響しているんだろうな。

被災地出身のお友達は、昨日やっとご実家と連絡できるようになったとか。幸い、ご親族の安否が確認できたとのこと。回りがほとんど崩壊した状態の中、なんとか津波に流されずに済んだらしい。港付近にお住まいのご親戚は、命は取り留めたものの、あちこち複雑骨折する大怪我を負われました。病院には行ったものの、手術はもとより、なんの手当てもしてもらえず、寝たきりの状態にあるそうです。薬も人手も足りない状態にあるのです。

被災者の方々には申し訳ないが、大震災と津波の影響よりも、原発事故の影響が恐ろしい。あの小さな島国、日本国内には50以上の原発が存在するという。広島・長崎の悲劇を体験した日本なのに、危険と背中合わせに生きているのだ。他に選択はないのだろうか?

うちの急須ちゃんも、まだ1歳ちょっと。今の子供たち、そしてこれから生まれてくる子供たちの為に、少しでも安全な地球を残してあげたいと心から思います。

本当に歯痒い思いで、いまもNHKを見ています。
被災地の皆さん、日本に住む皆さんの惨状を見ながら、無力さを改めて痛感しています。