ニューヨーク/世界発~徒然草~

ニューヨーク在住の筆者(M)と世界中を飛び回る筆者(T)が綴る、自由気ままな日記帳

アメリカE1, E-1 VISA(ビザ)の取得まで

2010年01月31日 | Weblog
昨年の2009年11月6日から2年間の貿易ビザを取得するまでの流れをお話したいと思います。

まず、アメリカ大使館のホームページ(http://japan.usembassy.gov/)で情報がその都度変更になっていないか確認しました。 これは常に色々な意見が飛び交っている中、正確な情報が得られる数少ない情報源だと考えています。 わからないことがあれば事前に大使館に連絡して確認することをお薦めします。 その他にもE1ビザ等の取扱量の多い弁護士にも相談すると最近の状況、特に取得までの期間や時期等についても教えてくれるかもしれません。 僕の場合、夏頃に申請すると申請者が多いため多少時間がかかるかも?と言ったアドバイスを頂きました。 得に重要ではないですがこういった情報も総合的に判断する際の材料になるかと思います。 ちなみに僕の弁護士は現在カリフォルニア在住の日本在住暦10年ほどの台湾人にお願いしました。 かかった費用は3000ドルでした。 これは取得した後に思ったのですが必要な費用だと思います。 理由はやはり大使への手紙を英文で提出しなければならないので何度も挑戦して取得に成功している弁護士に任せたほうが時間の短縮になると思います。 ただ、弁護士のほうも以前にも使用した文章を使用しますので最終的には自分でよく読んで間違いがないか確認する必要はあります。 これをしないと会社名や取扱商品が異なる場合があります。 あとは各弁護士で書類のまとめ方が異なるのですが、やはりこれも最終的にはホームページに記載してある通りにする必要があるようです。 僕の場合、大阪の領事館にて申請をしましたが領事の下に何人かアシスタント(僕の場合は日本人のおばさん)がついていて書類を提出した後に会社、または携帯に電話があり書類を大使館のホームページ通りにタブ1、タブ2と順番どおりに、また、書類をなにかのファイルに綴じて後からみやすいようにして下さいとのことでした。 後で説明しますがかなりの量の書類になるので整理は大変なものになりました。

次に書類の申請が一段落ついた後の実際の事業内容の説明です。 基本的に、大使館にて把握している、貿易駐在員ビザ(E-1)は、相当量の物、またはサービスが常に行われていることが前提ですのでアメリカ、日本の会社を使ってお金、商品が流れていることを証明する必要があります。 ここで相当量とはどのくらい? との疑問がありましたが、これは自分でも大使館のホームページでも確認しました。 (http://www.state.gov/documents/organization/87220.pdf) 全部で32ページの英文のみとなりますが、この中の9ページ目に9 FAM 41.51 N6 SUBSTANTIAL TRADEとあります。 それのb. にあたる部分です。

b. The smaller businessman should not be excluded if demonstrating a
pattern of transactions of value. Thus, proof of numerous transactions,
although each may be relatively small in value, might establish the
requisite continuing course of international trade. Income derived from
the international trade which is sufficient to support the treaty trader and
family should be considered as a favorable factor when assessing the
substantiality of trade in a particular case.

これを見つけたときはやはり弁護士に取扱量を実際の数字にて説明すると問題ないと言っていましたが本当だと確信しました。 ここでの実際の数字では表記されていませんがおそらく個人でビジネスをされていて税金を払った後の利益がでた分で飯が食っていけそうな量であれば問題ないかと思います。 おそらく200万円以上であれば大丈夫かと思います。

ただ、僕の場合インターネットを使った物品の貿易だったため、領事に説明して理解してもらうのに苦労しました。 その前にアシスタントに理解していただくのに時間がかかりました。 基本的にアメリカも日本も政府の人と実際にビジネスをしている経済界の人は考えにズレが生じていると思いますのでしかたがないかと思いますが。

実際にかかった時間ですが、書類のコピー(インボイス、BLや銀行関係の履歴等)に約2週間、弁護士にそろった書類を提出して完成までに約1週間、大使館に書類を送ってからアシスタントから連絡がくるまで3~4日、その後、面接してから次の日にはパスポートにステッカーが貼られて発送してくれたのでその次の日に到着しました。 書類を提出してからは早かったと思います。 やはり準備に手間がかかりました。 その間もビジネスは通常通り流れていますので。

今回で3回目のアメリカビザ取得となりましたが、やはり今回の準備が一番書類も時間もお金もかかったと思います。

皆さんも、もしアメリカでE1,E-1ビザの取得をめざしているのでしたら扱い量等であきらめずにがんばってみてください。 日本人はビザなしでアメリカに3ヶ月滞在できるので、特にこのビザが必ず必要というわけではなかったのですがチャンスがあったので取得してみました。 おそらく2年後の2011年にちゃんとビジネスを継続していれば再度、2年、もしくは5年延長できるかと思います。 あと、領事に言われたのですが、アメリカに半年以上滞在した場合は、アメリカの住民になるのでちゃんと税金を払ってくださいとのことです。 やはりビザを取得したらまた別の責任が増えました。 滞在するかどうかは日本とアメリカの税理士さんに相談して決めたいと思います。 特に税金関係は複雑になってきます。 僕もそういったアメリカとの租税条約等に詳しい税理士さん、または弁護士さんがいれば常に紹介してもらいたいと思っています。

やはり肝心なのはどうやってお客さん(日本、アメリカに限らず全ての国)に商品、またはサービスを満足してもらうかということに集中したいと思います。 その中に重要なのは自分自身、楽しむことだと思います。 商品、またはサービスをみてあっ!これかっこいい!とか買いたい!と思える商品をより早く見つける場所に常にアクセスできる状態を維持すること、それからそういった洗練された商品、サービスをみてさらに良いものを作り出すことができればおそらくビジネスは成功するのではないでしょうか?

長くなりましたが、今回のE1ビザの取得の流れ、それから取得に関する考え方の意見を書いてみました。 もしこれに関して質問等がございましたらメール(info@alphaespace.com)にて承りたいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございます。


ブロナー博士のマジックソープ

2010年01月24日 | Weblog
最近、醜いくらいに手が荒れてしまった。新しく変えたものといえば、洗面所で使っていたハンドソープぐらい。詰め替え用に大きなボトルで買ってしまったものの、あまりの痛さにギブアップ。

これを機会に合成洗剤ではなく、今まで使うチャンスが無かった、100%天然の有機栽培オイルから作られるブロナー博士のマジックソープ(カスティール石鹸)に挑戦。もともとカスティール石鹸とは、スペインで作られていたオリーブオイルの石鹸のことらしい。このマジックソープは、単なるオリーブオイル石鹸とは違い、美肌成分として注目の麻の実油と、保湿成分のホホバ油を使用。そして、酸化防止として植物を原料としたビタミンとシトラス酸を配合。環境を考えて作られた、地球と肌にやさしい石鹸なのです。

固形と液体せっけんの2通りがあるので、用途に応じて使い分けたいもの。全身はもちろん、メイク落とし、お洗濯もこれ1本でOK。まだ試していないけれど、お湯で湿らせたタオルに液体せっけん適量をつけて顔にのせると、アロマセラピーになるとか。

現在我が家で使っているのは、ラベンダーの液体せっけんとローズの固形せっけん。そのほか、ユーカリ、ペパーミント、オレンジ、アーモンド、ティー・ツリーなどもある。香りだけではなく、それぞれの効果を楽しむことができる。ちなみに、ベビーマイルドは無香。次はどれを使ってみようかな。


トイレと言えば

2010年01月23日 | Weblog
ウォッシュレット。日本では普及しているが、海外では見かけることのないもの。トイレットペーパー使用量を減らし、環境とお財布に優しいウォッシュレット。それに、紙で拭くだけでは、よごれが残っているかもしれないし。。確実に清潔に保つためにも、お水洗いが最適。

ニューヨークでもウォッシュレットを購入することは可能なのですが、我が家では設置不可。トイレ内に電源のコンセントが足りないのだ。設置となると、大々的な電気工事が必要となる。

そこで大活躍しているのが、日本から入手した、携帯用ウォッシュレット。乾電池式なので、いつでもどこででも、快適なおしり洗浄ができます。標準ノズルとソフトノズルが付いているのですが、我が家ではソフトノズルが大活躍。実は、赤ちゃんのオムツ替えには欠かせません。市販の濡れティッシュ状お尻拭きを使っていたのですが、どうも成分がお肌に合わないようで。。コットンにお湯を含ませて使っていたこともありますが、今ではウォッシュレットが活躍。お尻拭きと違い、肌をこすって刺激することもない!ぬるま湯を使えば、あっという間に汚れが落ちます。ワセリンを塗っているので、ウォッシュレットでサッと洗うだけで清潔に。お肌と環境に優しいウォッシュレット。さすが、ジャパン


人気のちゃんちゃん

2010年01月13日 | Weblog
味噌風味のちゃんちゃん焼き風が、意外にも(?)万人ウケするんです。うちの大黒柱サンはもちろん、周りのアメリカ人にもタイ人にも大好評。近所のスーパーで鮭が安く手に入るし、お野菜もたっぷり食べれます。しかも、我が家ではオーブンで焼いてしまうので、準備も簡単。なので、ちょくちょく食卓に上がることも。

本場のちゃんちゃん焼きを食べたことがないので自己流ですが、酒とみりんで練ったお味噌を鮭に塗り、野菜にも少しかける。また、コクを出すためにバターを少々。この、味噌バタたれがたまりません。ゴハンがすすむんですよねえ。



今回はちょっとキャベツが少なめでしたが、キノコたっぷり。しめじ、しいたけ、えのき等。玉葱、人参、青葱、ブロッコリー、もやし、インゲンなど、冷蔵庫の中にある残り野菜をたっぷり入れて召し上がれ。基本的に何をいれてもOKだと思っています。

少し残ったら麺を入れて、焼うどんや焼きそばを作っても美味しいですね。

必需品

2010年01月10日 | Weblog
最近ずっとお世話になっているのが、新生児用かご型ベッド付の、折りたたみ式ミニ簡易ベビーベッド。使う場所を選ばない、簡単に設置できるベッド。泊まりで出掛けるときに使うつもりだったけれど、朝から晩まで毎日大活躍。車輪がついているので、リビングやダイニングへの移動も楽々。食卓の脇に連れて来れるので、安心して食事を楽しめます。今はまだ小さいので、新生児用かご型ベッドとして使用していますが、オムツ替え台としても大活躍。少し大きくなれば、ちょっと小さいけれど、マットレスを下げてプレイヤードとして使用。立ち上がれるようになっても、安心です!また、マットレス部分だけを床に敷いて、お布団代わりにしても良し。この1台で何通りにも使える、多目的用途のベビーベッドです。これは、是非ともおススメしたいベビー用品のひとつです。




最近

2010年01月06日 | Weblog
ハマッていることは、簡単なお菓子作り。乳製品をたっぷりと摂取できる、チーズケーキ&レアチーズケーキ風ヨーグルト。

チーズケーキは材料をフードプロセッサーで混ぜ合わせ、オーブンで焼くだけ。いつも材料を量らずじまいですが、いい感じ。基本の材料は、クリームチーズ1箱(約200グラム)、サワークリーム1パック(約200グラム)、生クリーム1パック(約200cc)、卵1個、砂糖50グラム前後、小麦粉 大匙1-2杯、レモン汁、グラハムクラッカー、バター 適量。

細かく砕かれたグラハムクラッカーに溶かしバターを混ぜる。型の底に押しつけるように敷き詰め、クラッカーで土台を作る。レモン汁と生クリーム以外の材料をフードプロセッサーで混ぜる。滑らかになるまで混ぜ合わせたら、生クリームを入れ、空気を入れないようにスパチュラで切り混ぜる。最後にレモン汁を加え混ぜ、型に流し込む。


オーブンに入れ、湯せん焼きで約1時間。美味しそうな焼き色がついたら、もう出来上がり。あっという間に、濃厚なチーズケーキが完了。


ヨーグルトは単なる水切りなので、火を使う必要なし。水きり用のマグカップに、茶漉しをのせる。キッチンペーパーに包んだヨーグルトを茶漉しに入れて、しっかり水をきる。丸一日置くと、クリームチーズのような濃くのあるヨーグルトの出来上がり。お好みでフルーツやジャムをのせていただきます。甘味が欲しい時には、水きり前のヨーグルトにお砂糖を混ぜておきます。簡単に出来て、ヘルシーなおやつです。結構、クセになるんですよぉ。
こちらは、蜂蜜とブルベリージャムをかけてみました。↓