まどマギの映画3回目に行こうと思ってるんだけど、まだフィルム残ってるかしら。
Tジョイ博多に聞いたら、明日早ければ大丈夫そうだが夜しか行けぬ、うぐぐ…。
キャナルシティはあるかなぁ。
進撃の巨人 第51話「リヴァイ班」 3
さて、ハンジの報告を聞いたエルヴィン。
「つまり巨人の正体は人間であると」
衝撃の事実。
でも、ピクシス司令の女性副官さん以外は冷静。
エレンやアニの事があるから、おおよそ気づいてたんじゃないかな。
ただエレン達が例外とは思いたかったろーけど。
巨人が人を喰うより、人が人を喰う方がキツイ。
「すべての巨人がそうであるという確証はどこにもありませんが…。
ただ…そうなると巨人のうなじの弱点に何があるのかわかる気がします」
ハンジは説明を続ける。
「なぜ個体差が大きく違う巨人の弱点が皆同じ大きさなのか…。
『縦1m横10cm』には何が該当するのか…。
もしそこに人の大きさのままの一部があるとすれば…それは、
『脳から脊髄』にかけての大きさに当てはまります。
そこを切除されると、そこだけ修復されずにすべての機能を失うのは、
それが巨人の物質とは独立した機関であるからでしょう」
リヴァイが問いを挟む。
「お前が生け捕りにした巨人は毎回うなじを切り開いてパァにしちまうじゃねぇか…。
何かそれらしいもんは見なかったんだろ?」
「あぁ…特に人の変わったもんは見なかったんだけど。
そもそも一太刀入れる程度ではすぐに塞がるようなうなじだから、
完全な人の脳が残ってるわけじゃないだろうけど、
でも確かに脳と脊髄と同じ大きさの『縦1m横10cm』の何かが
そこにはある…。
おそらく同化して姿形がわからなくても確かに…」
「何言ってんのかわかんねぇな、クソメガネ…」
「あぁそうだね、ごめん…」
本当は解っていた。
リヴァイはハンジの説明を噛みしめ、項垂れる。
「じゃあ…何か?
俺が必死こいて削ぎまくってた肉は実は人の肉の一部で
俺は今まで人を殺して飛び回ってた…ってのか?」
何より恐ろしいのはその部分だ。
相手が化物ならば胸は痛まない。
だが、巨人が「何者かに操られただけ」の人間であるなら、事実は大きく変わってくる。
他に方法があったのではないのか。
何か方法を見つければ、巨人を人に戻せたかもしれない。
罪のないコニーの故郷の人々も。
しかし、今となっては遅いし、戦意を削ぐ結果にもなりえる。
今の人類に巨人を止める事も麻痺させる事も出来るどころか、崖っぷちに追い詰められている。
あれこれ試す余裕もない。
相手の正体が人間だろうと、巨人は罪悪感なく人を喰うのだ。
何処かで割り切らなくてはならない。兵士ならば。
打開策がない限り、これらの推測はむしろ足枷になるだけだ。
ハンジは苦い顔で呟いた。
「……。
確証は無いと言っただろ?」
ピクシスは首を捻った。
「もしそうだとすれば…何じゃろうな。
普通の巨人とエレンのような巨人との違いは。
肉体が完全に同化しない所にあるのかのう…」
爺ちゃん、多分それビンゴ(*´▽`*)
アニといい、ライナーといい、ユミルといい、意志のある巨人は全員完全に同化していない。
ただ巨人の本能は強いので、巨大樹の森でアニが止めなかったら、エレンは巨人の組織に
取り込まれてしまったと思う。
精神力が強い人間でないと、意志のある巨人にはなれなさそう。
後、ある程度巨体である事。(ユミルがギリギリっぽい)
クスリの差もあるんだろうけど、一般人が巨人になると、本能に流されてあっさり取り込まれそう。
コニーのママも喋ったのは最初だけで、今は無反応だしね。
アニ達が子供の頃訓練を受けてたのは、心身を鍛える為でもあったと思う。
「なぁ…エルヴィン」
リヴァイは傍らの男に意見を求める。
が、返事がない。
「……。
エルヴィ--」
エルヴィンは愉しげに笑っていた。
まるで何か興味深いものを見つけた子供のように。
リヴァイは愕然とする。
「お前…何を…笑ってやがる」
「……」
エルヴィンは指摘されて、初めて驚いたような顔をした。
自分が笑っていることにも気づかなかったらしい。
リヴァイは不快そうに見返す。
今の推論の何処に愉快な部分があったのか。
リヴァイが見えぬものをエルヴィンは見つける。
だから、リヴァイは戦場で彼に判断を委ねてきたのだが、
今は彼が「見つけたもの」をまだ知りたいと思わない。
「あぁ…何でも無いさ」
「…気持ちの悪い奴め…」
あけすけなリヴァイの言葉にエルヴィンは苦笑する。
「子供の頃からよくそう言われたよ」
「てめぇが調査兵団やってる本当の理由はそれか?」
「…?」
ハンジは二人のやり取りの意味が解らず「え?」と思わず聞き返した。
2人の会話の意味を考えると、かなり怖い考えになったからだ。
「勘弁しろよ、リヴァイ。
腕を食われ、心身共に疲れ切っていて、かわいそうだと思わないのか?」
「は…」
エルヴィンがわざとらしく腕を失った肩を摩ると、初めてリヴァイは笑う。
「らしいな」
腕を失くそうが、エルヴィンは変わっていない。
ならば、リヴァイは安堵する。
今までのスタンスは変える必要がない。
この男に判断を仰ぐ。それだけだ。
エルヴィンはハンジに問うた。
「ところで…エレンとヒストリア・レイスは今どこに?」
「あぁ…それに関しても進めているよ。
まず二人を安全な場所に隠した。
この混乱が鎮まるまで大人しくしてるよ」
ピクシスはエルヴィンに助言する。
「焦るでないぞ。
今、世間は棒で引っ掻き回した蜂の巣のようなもんじゃ。
先ほどの巨人の正体の説も今はまだ広める段階に無い」
「えぇ…もうしくじるわけにはいきません。
クリスタを辿れば我々以上に巨人に詳しい組織を追求できます。
エレンの能力を発揮できれば壁を奪還できます」
寝込んでた間も報告はバッチリ受けてたらしい。
傷で高熱だったろうに、エルヴィンの頭脳は明晰だねぇ。
「今は何よりこの二人が重要だ。
二人はどこへ?」
リヴァイは鋭くエルヴィンを見上げた。
「お前が腕を食われて心身共に疲れ切っていて、かわいそうだと思ったから
俺が色々決めたよ。
俺の班の新しい編成もな」
リヴァイは付け加える。
「エレンには…死に物狂いになれる環境が相応しい」
リヴァイはエレンの性格がよく解ってるねぇ。
エレンはバカなので、余計な事をグダグダ考えると雁字搦めになってしまう。
ミカサや仲間を守るとか、巨人をぶっ倒すとか、それだけで一直線になったエレンは強い。
あちこちに気を遣うとダメっぽい(^▽^;)
という訳で、新リヴァイ班。
彼らは人里離れた一軒家に集結していた。
まずは馬車で買い出しした食料を降ろす。
「…やっと着いた」
「いくら何でも人里から遠すぎだろ…」
まずメンバー、ジャン、サシャ、アルミン。
……リ、リヴァイさん?(笑)
ジャンはサシャに大きな木箱を渡し、自分は粉袋を持ち上げる。
「ほら、サシャ。お前にはこれだ!」
「何ですか、これ?
う!?重い!」
「中身は芋だ。
お前の友達だろ」
「な…んの話ですか、それは?
私はもう忘れました」
「安心しろ。あの事件を忘れることができる奴なんて同期にいねぇから」
「それにしても、どれもこれも高騰してたね。
もし、この食料を失ったら、僕ら餓死しちゃうよ」
ミルク缶を抱えるアルミン。
フ、フラグはやめて(^▽^;)
「そうだぞ、サシャ…。
摘み食いでもしてみろ。
リヴァイ兵長にお前を食べやすい大きさに捌いてもらうからな」
「うぅ…しませんよ。
たぶん」
「は…?
今、何か付け加えたか?」
「こんな買い物にばっかり頼らなくても、この山から獲ってくればいいんですよ!」
「ダメなんだよ、サシャ。
こんな山奥でも禁猟区なんだ」
アルミンが注意する。
「見つかって騒がれたら僕達がここに隠れてる意味が無くなっちゃうよ」
「わ、わかってますよ。やりませんって!
…たぶん」
「聞こえたぞ、芋女てめぇ!」
「お前ら…」
三人の騒ぎにエレンが箒と三角巾姿で顔を出す。
「家に入る前にちゃんと埃や泥を落として来たか?」
「は?」
やってねぇよ。
この大荷物見りゃ、そんな暇じゃねぇことぐらいわかるだろ」
「…まだわかんねぇのか?
そんな意識でリヴァイ兵長が満足すると思うか?
今朝だってオレがお前のベッドのシーツをなおしていなかったらなー」
「うるせぇな!!
テメェは俺の母ちゃんか!?」
エレン、すっかりリヴァイ兵長に調教されて…(^▽^;)
リヴァイ班の毎日の主な仕事は掃除か。
俺の会社の社員にも、凄い小姑のよに神経質な男がいて掃除ばっかさせられてうんざりしてるわヽ(`Д´#)ノ
リヴァイのようにかっこよくもねぇしな!
ジャンは見事ないじられキャラに成長しました。
ウソ予告は案外嘘じゃなかったかもな(笑)
「おかえり」
そこに斧とマキを担いだミカサとクリスタが通りかかる。
アルミンはびっくり。
「あれ!? 薪割りしてたの!」
「体が鈍ってしまうから」
「野生動物じゃないんだから!
まだ動いちゃだめだよ!」
「止めたのに聞かねぇんだ。
もう治ったつって。
それどころか腹筋してたからな」
「てめぇ、何覗いてんだ!!」
「はぁ!?」
ジャン逆上。
訳も分からず当惑するエレン。
ミカサは何処でも平気で腹筋しそうだもんな。
エレンは家族意識しかないから気にする理由がない。
つーか、恋愛意識通り越して、年代もんの夫婦の域なのか(笑)
新婚時代は先月のあの一瞬でおしまいだったか。
短い春だった…orz
このやり取りを見ながらサシャは笑う。
「…何だか訓練兵の時に戻ったみたいですね」
だが、アルミンは乗らない。
ひどく真面目な顔で呟く。
「うん…でも…エレンとヒストリアを守るっていうのは重要な任務だ。
いくら熟練兵士の多くを失ってしまったからって、
他にもっと経験ある優秀な兵士はいるだろうに…。
何で僕らがリヴァイ班に選ばれたんだろ…」
「まぁ優秀だからでしょうね」
と、言いながらサシャは腰のバックに手を突っ込んだ。
アルミンは目ざとく見つける。
「ん?サシャ?
今バッグに何入れたの?」
「パンのような物は何も」
が、やはりというか、サシャですから(笑)
あっという間にエレンを除く全員に取り囲まれて糾弾されても、バックれるサシャ(^▽^;)
サシャはいつでも通常運転。
リヴァイにステーキにされる日も近そう。
その騒ぎを背にエレンは呟く。
「兵長とコニーが帰って来る前に掃除を仕上げるぞ」
エレンの脳裏に在りし日のリヴァイ班が蘇る。
石壁の隙間に詰まった埃すら糾弾するリヴァイ。
意気込むグンタと付き合うエルド。
オルオに何か言いながらテーブルを拭くペトラと、ふて腐れながら床を掃くオルオ。
思い出すエレンの顔は暗い。
もう彼らはいない。
そして、新リヴァイ班はまだ本当の意味でリヴァイ班ではない。
自分はどっちつかずでその間に立ち尽くしている。
次号続く。
『形あるものはいずれ…』ってラストのアオリ文句がこえええええ((((;゜Д゜))))
まぁ、精鋭のメンバーが瞬殺でしたからね。
久しぶりのリヴァイ班(´;ω;`)
エレンは彼らが好きだったんだなぁ。
掃除に拘ってるエレンが泣ける。
このメンツにコニーか…。
調査兵団に入った104期全員。
そりゃ、失いたくなければエレンは死に物狂いになるしかないな。
背水の陣じゃん。リヴァイ、きつぅぅ(笑)
しかし、コニーとかクリスタとか病んでる人ばかり。
いや、トラウマ持ってない調査兵団の人なんか一人もいないだろーけどさ。
こうバンバン人が死んでいくんじゃ、心折れずに戦い続ける方が大変だ。
でも、コニーはマジで目が逝ってて心配。
復讐の鬼になりそうだよ、コワイよ。
ライナーとか接触してきそうだけど、彼らとは色々あっただけに憎さ百倍になってそう(;゜Д゜)
クリスタも勝手に何かしないといいけど。
皆といても一言もセリフないのがなー。
コニーはユミルも自分を騙してたって怒ってたけど、クリスタはあくまでユミルの味方だし。
こりゃあ、荒れそうだぜ。
ジャンだけがふつーに青春してるよねー。
エレンに対抗して、ミカサの腹筋覗きしそうというか、まだ諦めていないし(^▽^;)
彼の春はいつ来るんだろー。
おまけのポストカードは今までの表紙集とリヴァイ班のクリアファイルのアレ。
次号はリヴァイVSミカサのお掃除バトル(16分)のドラマCD付。
掃除がリヴァイ班になる洗礼とでもいうのかっ!?(笑)
ドラマCDって何か聞いてて気恥ずかしくなるんで、あんま好きじゃないんだけど、
番外編て事で。
ところでエルヴィンは何に気づいたんだろう。
笑ってたって事は何か知性と無個性の巨人について何かひらめいたのか、
それとも別に攻略法でも見つけたのか。
巨人を作ってる連中に心当たりがあったのか。
彼なら王族や貴族の中央とも接触する機会とかあったろうし、
そこら辺、何かこの世界の謎の片鱗に気づいたのか?
まぁ、調査兵団は世界の変革を望む変人の集団で、エルヴィンはその筆頭だからね。
一番の変人に決まってる。
そういう変人が真相のしっぽを掴んだら、こういう顔になるんじゃないかな。
バーローが殺人事件に遭遇したら歓喜しちゃうように(笑)
当分は壁の外でなく、中でのあれやこれやが話の中心になりそうだね。
エルヴィンが怪我しても、これなら支障ないや。
ライナー達はどーしてるかな。
まんまとエレンを取り逃がして、猿巨人に「おしおきだべー」されてないといいけど(笑)
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