Small gardens(小さな庭から)

小さな庭で初心者ながらも 色々植えて育てています。
雪国の為、夏限定の栽培日記と日々の事、思った事など。

我が家にて。

2018-05-11 20:48:12 | 些細な日常の独り言

今日は 納棺を済ませました( *´︶`*)

家族で見守り 旅支度の足袋を履かせるお手伝いをしました。
納棺師サンが
お米を軽くひと握りをラップに包んで持ってきて下さい と。

軽くひと握りと言わずに
1合丸々 持たせてあげましょう(*˘︶˘*).。.:*♡ 

そう思って
ラップで丸めてぎゅうぎゅうと。
お腹を空かせちゃ可哀想ですものね(*''艸3`):;*。 プッ

先程 長男クンに
その件を突っ込まれて

軽くひと握りって言われてたのに
めっちゃ 詰めてきたなぁって思ってた(笑)
あの時は言わなかったけど(笑)

と 大笑いされました(///﹏///).。oஇ


黄疸で黄色い肌だった為
納棺師サンがお化粧を施して下さいました。
意外と見掛けを気にする旦那サマでしたから←(失礼)(;^_^A
綺麗にして頂いて良かったです(*˘︶˘*).。.:*♡ 

呼吸が止まった後
姉が他の市に出張中の義兄にLINEしたら
さっき宿舎の部屋が物音してた。
挨拶に来てくれたみたいだ と。

次男クンは今朝
昨日 夜中に俺の頭 ペシって叩いた?と。
誰も部屋に入ってないよ と言うと
やべぇ、パパに叩かれたかも〜 とニヤける。

長男クンは
今朝 ママ達が市役所に行った後 すぐ
部屋の中でカタンって音がしたから
何か落ちたかと思って見たけれど
何も落ちてないんだよね。
パパが歩いてたりして と笑う。

納棺が終わった後
かなり遅い昼食兼おやつを三人で食べていたら
背後の祭壇辺りでカタンと音がした。
ご飯に刺してる箸でも倒れたのか?と振り返るけれども
何にも異常はなし。

だから
身軽に歩けるのが嬉しくって
あちこち出歩いてるのかもね〜って
皆で笑った。

挨拶回りでもしているのかも と

正直 霊魂がどう とか分からないけれども
そうだったらいいなぁって希望を
皆 口にしている( *´︶`*)

疲れやすく歩くのが大変だった中盤。
歩くのさえ もう無理だった後半。
身軽になって
好き勝手に行きたいところへと
ちょろちょろ赴く。
そうだったら いいなぁ〜…と。

もしかしたら
生前 冗談でよく言っていた
本町(繁華街)で夜の蝶観察にだったら行きたいな
その言葉通り 綺麗なお姉さんを見にいってるかもね(*''艸3`):;*。 プッ

Σ(゚ロ゚;)……ヤキモチなんか妬きませんよ!

だってホントに冗談だとわかってますから(*''艸3`):;*。 プッ

それに。
身軽になった今
社会科見学に行ったって それも良いのでは(*^^*)

戻ってくる場所は決まって此処ですもの(*˘︶˘*).。.:*♡ 


火葬場が混んでて
明後日が火葬。
何を隠そう、火葬が一番 苦手な私であります(;^_^A


思い出の花束

2018-05-11 16:25:50 | Loveletter(親愛なる人々へ)


貴方から花束を貰った事 なかったけれど

ちゃんと私に

思い出がいっぱい束ねられた花々を遺してくれたのね



涙が滲んじゃう様な悲しみを誘う花

切なくなる様な寂しげな花

大笑いしちゃう様な楽しい花

触れたら壊れそうな儚い花

気持ちが和らぐ様な涼やかな花

愛を歌う優しげな花

燃える様に焦がれる激しい花

幸せを囁く様な静かな花

沢山の思い出という花束を ありがとう



生きていける

笑っていける

泣いても すぐ立ち直れる

全部の花が愛おしいよ

全部全部 貴方がくれた大事な花

枯れないように しおれないように

そっとそっと 抱きしめる




おかえりなさい。

2018-05-11 01:13:25 | 些細な日常の独り言

私の病院詣でも今日 5月10日で終わりを告げました。

今朝 病院へ行ったら
新たに酸素チューブを入れられて意識不明でした。
ここ2、3日が山だろう と
自分なりに分析をし
看護師サンと相談して
今夜から泊まり込む予定でした。

15時に一旦 病院を出て
子供達の夕食と朝食、お弁当の下拵えをして
お洗濯をして……
自転車で病院へ向かい
病室に辿り着くと同時に看護師サンが
今 電話してたのよ!と。

甥っ子、姪っ子が子供達を迎えに行ってくれたので
子供達は最期間近に会う事が出来ました。

冷たくなりかけてる手をさすり
子供達も手を握ったり……
でも 誰一人 取り乱す事なく。

21頃 看護師サンより
今 少し安定して来たから
お子さん達、もし 疲れてるなら帰ってもいいよ と。
初めは 泊まらせるつもりでしたが
姉と相談した結果
また危ない時、もしくは朝
迎えに行ってもらう運びとなり
病室内は 私と旦那サマの二人きりに。

二人になって。
今まで頑張ってくれて ありがとう
一緒に暮らせて幸せだったよ。
いつか絶対 迎えに来てね。
と頬を撫でながら額と額をくっつけ
旦那サマに感謝の言葉を捧げた後

病室のモニターの呼吸数、心拍が0になり
心電図の波形もフラットに。

子供達を帰してごめんね!と
咄嗟に謝りましたが
今 思えば それは旦那サマの意思だったかと。

優しい人でした。
頑固者でした。
照れ屋な人でした。

初めは
手術をしたくない
ストーマを付けてまで生きていたくない
と私を困らせました。
自分で自分の命を投げ出すのは許さない!と
病院で喧嘩もしました。

この4年間
ひたすら 私と子供達の為だけに
数回の手術や入院 抗癌治療の為の通院
そして沢山の痛みに耐えてくれた人。

ありがとう。
大好きだよ、パパ。
帰ろう!
一緒に帰ろう!



そうして今
私の大好きな旦那サマは
我が家に戻って来てくれました。
私達は まだ大泣きしていません。
きっと後から じわじわと悲しみが襲って来るのかも知れません。

今はただ。
あんなに帰りたかった我が家に
旦那サマを連れて帰れた事。
好きだったお酒やタバコを楽しんで貰える事。
ずっと食べられなかったご飯を
いつものお茶碗に山盛りにしてあげられた事。

そんな普通の事に
少しの悲しみと寂しさ
そして喜びを。

おかえりなさい!パパ!



22時10分。
旦那サマの呼吸が止まった時間。
診断書上は22時32分。
担当医が駆けつけてくれた事に
本当に心から感謝です。

そして長々と
この様な話にお付き合い下さいまして
ありがとうございました。


思い出を沢山 抱えて
旦那サマを偲んで
毎日 また幸せを紡いで生きたいと思います(*^^*)



(*˘︶˘*)ɢᵒᵒᵈ ɴⁱᵍʰᵗ ✩