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Small gardens(小さな庭から)

小さな庭で初心者ながらも 色々植えて育てています。
雪国の為、夏限定の栽培日記と日々の事、思った事など。

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2018-04-28 19:06:54 | 些細な日常の独り言

今日は次男クンを伴って
午前中から旦那サマの病院へ( *´︶`*)

今回の入院では
何を飲食しても構わない と
担当医のお墨付きなので
少し凍らしたゼリー、冷凍葡萄、お茶や紅茶を持って(*^^*)

何回も入院しておりますが
毎回 絶食や水分は水かお茶限定で
退院前日辺りになってから食事可でしたから
かなりの特別待遇です。

そうは言っても
食べられそうな物 食べる量は既に限られていて
本当は あれも食べさせたい これも食べさせたい
そういった物が沢山あるのですが
叶いそうにはありません。

サッパリした物を少量だけなので
持っていく物も限られてしまいます。

病室を訪れたら
ウトウト眠っていた旦那サマでしたが
目を覚まし開口一番
ここ 何処だ?

モルヒネの副作用もあるのでしょうが
夢だったのか 現実だったのか
目覚めた時に曖昧になる様です。

話している途中でもウトウト…。
それでも目を閉じながら
次男クンの楽しいお喋りや
私と次男クンのボケツッコミに
口元は笑顔で。

それが嬉しくて 次男クンと二人
一生懸命 楽しいお喋りをしてしまいました( *^艸^)

時折 目を覚ましては
私や次男クンと笑いながら会話をしたり。

旦那サマの両サイドからそれぞれ手を繋いだり。

昼頃 とても眠そうだったので
少し眠ってね と
次男クンを連れて 昨日 桜を見た公園へ。


今日は風が強くて 正に桜吹雪!
ひらひら舞わずに 風に乗って勢いよく吹かれて。
花弁の洪水の真っ只中に(*˘︶˘*).。.:*♡ 

その分 葉桜になっちゃうんですけどね(;^_^A

午後も楽しく過ごして
次男クンは 途中で帰宅する事に。

男同志のご挨拶。
グータッチ( *´︶`*)


その後も眠ったり起きたりの旦那サマの側で
お水を飲ませたり 本を読んだり 手を握ったり。

そうこうしている内に夕方になり
部活を終えた長男クンが
制服のまま 立ち寄ってくれました。

相変わらず 口下手(;^_^A

お笑いのセンスは皆無だけれど
旦那サマが入院すると マメに顔を出してくれる子です(*^^*)

本当は もっともっと
旦那サマと一緒に居たいけれど。
夕飯の準備をしなくては と残念ながら帰る事に。

帰り際
旦那サマが握った手を長男クンへ突き出した。



いつまでも
この子達の記憶の中に
握った拳を合わせた事が残るよう願う(*˘︶˘*).。.:*♡ 


2018-04-28 06:21:33 | 些細な日常の独り言

今朝は休日という事もあって
少し遅く起きても大丈夫 と思っていましたが
いつもと あまり変わらない時間に目覚めました(*^^*)

起きて 隣に旦那サマが居ない事。
定位置に座っても
視線の先に旦那サマが居ない事。
今まで何度も入退院で居ない事はあったのに
なんだか これまでと違う感覚を覚えます。

昨日の夕方。
点滴で少し改善した様に見える旦那サマが

この調子なら 一回 退院出来るだろうか?
と。

入院する前は
入院したら もう戻れない
そう自分でも言っていたのに
微かな希望を口にした。

曖昧に どうだろうね? と微笑んだ。

その後
主治医が部屋に来て
大分 調子良くなったね!
このまま痛みをとる処置をして
体調を整えて!そして 家に帰ってリフレッシュ期間を
もう一度取れるように このまま頑張りましょう!
ぼくはまだ諦めて無いですからね!

そう いつもの茶目っ気たっぷりに明るく話した。

主治医が病室を出た後を
私も追いかけて
その可能性はあるのか尋ねたけれども
主治医は首を横に何度も振りながら小さな声で言った。

本人がモチベーションを上げて
少しでも快適に過ごせるようにしていこう!と。

病室では下血の原因の可能性を二つばかり
旦那サマに話していたけれども
恐らくあれも
医師が考えられる可能性の中で
軽いものを選んで言ったのだろう と思う。

勿論 詳しく調べる事はしないのだから
また その段階では無いのだから
今まで幾つも経験した症例からの予測で考えて
全てを引っ括めても 悪い状況と想定しておられるのだろう。

あまり嘘は得意ではなさそうな医師に見えるけれども
そんな事はなくて
普段の診療では誠実に真摯に患者と向き合うけれども
必要となれば 優しい嘘をついてくださるのだなぁ…と。

責める意味で書いてる訳では無く
本人に告知 説明が主流の今でも
最後の最後には
本人が期待を持てるように優しい嘘を言ってくれた。

その嘘に関しては賛否両論があるかも知れないけれども
そういう嘘ならば 私は良いと思っている。

事実。
私も病院勤務をしていた頃
点滴を交換に行きバイタルを測っていたら
殆ど夢の中にいる事が多く
意識もあるかどうかの状態の おばぁちゃまが

家に帰りたい…と私に呟いた。

付き添いの御家族が息を呑んで私を見詰めたが
私は おばぁちゃまの手を両手で包み
大丈夫ですよ、帰れますよ。安心して下さいね。
とにっこり笑って嘘を付いた。

聞こえたかどうかも分からないし
言葉の意味を理解出来たかどうかも 分からない。

だけれども
その 帰りたい と言う希望を断ち切る事は
どうしてもしたくなかった。

それが正しかったのかどうかは
今でも分からない。

死にゆく命を前にして
叶えてあげられない僅かな希望を
嘘で飾る事位しか出来ない苦しみもまた 知っている。

多分 旦那サマも
医師の言った事を頭から信じていないとは思うし
それが医師の優しさだと感じてるだろう。

それでも。
もしかしたら?と期待してしまうのは
きっと……人間ならば当然ではないかと思う。

嘘は一度つくと苦しい。
相手が心から望んでいる事ならば尚の事 苦しい。
本当の事を言って 一緒に沈む方が楽なのではないか?と思う程。

そう思う時もあるけれど
医師が付いてくれた嘘を
私も突き通すつもりです( *´︶`*)

☆º°˚*☆ Have a ηice ϑay ☆º°˚*☆