今朝は休日という事もあって
少し遅く起きても大丈夫 と思っていましたが
いつもと あまり変わらない時間に目覚めました(*^^*)
起きて 隣に旦那サマが居ない事。
定位置に座っても
視線の先に旦那サマが居ない事。
今まで何度も入退院で居ない事はあったのに
なんだか これまでと違う感覚を覚えます。
昨日の夕方。
点滴で少し改善した様に見える旦那サマが
この調子なら 一回 退院出来るだろうか?
と。
入院する前は
入院したら もう戻れない
そう自分でも言っていたのに
微かな希望を口にした。
曖昧に どうだろうね? と微笑んだ。
その後
主治医が部屋に来て
大分 調子良くなったね!
このまま痛みをとる処置をして
体調を整えて!そして 家に帰ってリフレッシュ期間を
もう一度取れるように このまま頑張りましょう!
ぼくはまだ諦めて無いですからね!
そう いつもの茶目っ気たっぷりに明るく話した。
主治医が病室を出た後を
私も追いかけて
その可能性はあるのか尋ねたけれども
主治医は首を横に何度も振りながら小さな声で言った。
本人がモチベーションを上げて
少しでも快適に過ごせるようにしていこう!と。
病室では下血の原因の可能性を二つばかり
旦那サマに話していたけれども
恐らくあれも
医師が考えられる可能性の中で
軽いものを選んで言ったのだろう と思う。
勿論 詳しく調べる事はしないのだから
また その段階では無いのだから
今まで幾つも経験した症例からの予測で考えて
全てを引っ括めても 悪い状況と想定しておられるのだろう。
あまり嘘は得意ではなさそうな医師に見えるけれども
そんな事はなくて
普段の診療では誠実に真摯に患者と向き合うけれども
必要となれば 優しい嘘をついてくださるのだなぁ…と。
責める意味で書いてる訳では無く
本人に告知 説明が主流の今でも
最後の最後には
本人が期待を持てるように優しい嘘を言ってくれた。
その嘘に関しては賛否両論があるかも知れないけれども
そういう嘘ならば 私は良いと思っている。
事実。
私も病院勤務をしていた頃
点滴を交換に行きバイタルを測っていたら
殆ど夢の中にいる事が多く
意識もあるかどうかの状態の おばぁちゃまが
家に帰りたい…と私に呟いた。
付き添いの御家族が息を呑んで私を見詰めたが
私は おばぁちゃまの手を両手で包み
大丈夫ですよ、帰れますよ。安心して下さいね。
とにっこり笑って嘘を付いた。
聞こえたかどうかも分からないし
言葉の意味を理解出来たかどうかも 分からない。
だけれども
その 帰りたい と言う希望を断ち切る事は
どうしてもしたくなかった。
それが正しかったのかどうかは
今でも分からない。
死にゆく命を前にして
叶えてあげられない僅かな希望を
嘘で飾る事位しか出来ない苦しみもまた 知っている。
多分 旦那サマも
医師の言った事を頭から信じていないとは思うし
それが医師の優しさだと感じてるだろう。
それでも。
もしかしたら?と期待してしまうのは
きっと……人間ならば当然ではないかと思う。
嘘は一度つくと苦しい。
相手が心から望んでいる事ならば尚の事 苦しい。
本当の事を言って 一緒に沈む方が楽なのではないか?と思う程。
そう思う時もあるけれど
医師が付いてくれた嘘を
私も突き通すつもりです( *´︶`*)
☆º°˚*☆ Have a ηice ϑay ☆º°˚*☆
どんな言葉をかけても、
あなたと同じ経験をしていない私の言葉には
何の重みもないことはわかっていますが・・・
あなたは本当に強く、優しく、愛情深い方です。
ステキなご家族です。
切ない日が続いていることと思いますが、
ご家族で穏やかな時間をすごされますよう
私、祈っています。
中には読んで不快感を感じる方もおられるかも知れませんが。
そう思いながらも 書く事で 何となく旦那サマが存在していた事の証を残せる気がして つい書いてしまうのです。
コタママサンから優しいお気遣いを頂けた事、 本当に嬉しく思っております。
この様な記事にコメントを寄せるのは勇気が必要だったと想像してます。
悲しく淋しい気持ちになりますが、私達家族は この土壇場直前の状態でも まだ笑い合って過ごす事が出来て幸せだと感じてます。
そして、コタママサンからもエールを頂いて また小さな幸せを拾う事が出来ました。
明るく楽しい話題では無いと思いますが、もう少しお付き合い頂ければ幸いです。
それから ペットも家族ですから 同じ様に命に寄り添われているコタママサンも お辛い時があると思いますが
どうか幸せを沢山 紡いで下さい。私も祈っております(。•ㅅ•。)♡
名前にお礼
タイトルに宛名を書いちゃってましたペコリ(.. )