甲府・放火殺人：祖母強殺に無期求刑「計画的な上、奪った金で飲酒やパチンコをしており・・・」2012/1/25

甲府・放火殺人：祖母強殺に無期求刑　「人命を軽視」－－地裁公判　／山梨

昨年４月に甲府市宝２の住宅で同居の祖母（当時８３歳）を焼死させて現金を奪ったなどとして、強盗殺人や現住建造物等放火罪などに問われた無職、白木基之被告（２８）の裁判員裁判が２４日、甲府地裁（深沢茂之裁判長）であり、検察側は無期懲役を求刑した。
判決は２７日。
論告で検察側は、白木被告は祖母国江さんを骨折させるほどの力で絞め、包丁で刺したり生きたまま焼死させたりしたと残忍性を指摘。
「計画的な上、奪った金で飲酒やパチンコをしており人命を軽視している」と述べた。
弁護側は、白木被告が後悔し反省していることなどから寛大な判決を求めた。
起訴状などによると、白木被告は昨年４月２１日、自宅で国江さんの首を絞めて顔に包丁を突き刺すなどした上、動かなくなった国江さんに灯油をかけて火を付けて焼死させ、現金やキャッシュカードが入ったバッグを奪うなどしたとされる。
白木被告は初公判で、起訴内容を認めていた。
【春増翔太】毎日新聞　2012年1月25日　地方版
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20120125ddlk19040153000c.html
白木基之（２８）