【関連】
被害女性を木につるす インドで残忍レイプ殺人相次ぐ・・・酒に酔った複数の男が
http://blog.goo.ne.jp/alcoholismgoo/e/4008a663a8a155d34fae876fb81d7159
インド レイプだけでない!女性の顔に酸をかける事件が多発
http://blog.goo.ne.jp/alcoholismgoo/e/78779cc0d74cd6695b684b9003033d9d
↓殺害されたジョティ・シン・パンディ(Jyoti Singh Pandey)さん
↓ジョティ・シン・パンディさんの父親、バドリ・シン・パンディ(Badri Singh Pandey)(53)さん
↓ジョティ・シン・パンディさんの家族
↓暴行され足を骨折したAwindra Pandeyさん
↓主犯格のラム・シン
↓ラム・シンの自宅
↓ラム・シンの母親
↓逮捕された6人
若者中心の抗議デモは事件直後から全土に広がり、22、23日にはニューデリーで警官隊と衝突し、200人以上が死傷した。
インド・ニューデリー(New Delhi)の官庁街で、性犯罪への罰則強化などを訴えるデモ参加者と、放水車と催涙ガスで鎮圧を図る警官隊(2012年12月22日)
このバスの中で
死刑を要求する女子学生
死亡:ジョティ・シン・パンディ(Jyoti Singh Pandey)さん(23)/大学生
大けが:Awindra Pandey(28)/殺害された女性の友達/脚の骨を折られる
逮捕:ラム・シン(Ram Singh)(33)/主犯格/勾留施設内で自殺
逮捕:ムケシュ・シン(Mukesh Singh)(22)/ラム・シンの弟
逮捕:アクシャイ・クマル(Akshay Kumar)
逮捕:ヴィジャイ・シャルマ(ビナイ・シャルマ)(Vinay Sharma)
逮捕:パヴァン・グプタ(パワン・グプタ)(Pawan Gupta)
逮捕:少年(17)
(記事抜粋)
・事件直後に警官も通行人も見向きもせず、裸同然にされた女性を助けようともしてくれなかった
・バスに乗り込んだ2人は、運転手を含む酒に酔っていたとみられる男たちに襲われ・・・バスを運転していた男がわいせつな発言をし、仲間がそれに同調してカップルをやじり始めた
・地元弁護士会の幹部会は2日、人道的な立場から、今回の事件で加害者の弁護は担当しないと表明
・抗議運動のきっかけは、16日夜にニューデリーで起きたレイプ事件だ。
女子学生(23)が友人男性と私営乗り合いバスに乗ったところ、別の男に「こんな時間に何をしている」といいがかりをつけられた。
その後、酒に酔った6人にレイプされ、鉄パイプで暴行を受けたうえ車外にほうり出された。
女性は重体で腸を摘出する手術を受けた。
犯人は全員逮捕された。
・鉄の棒で性的暴行を受け、腸管を損傷していた
・女性は重体で腸を摘出する手術を受けた
・病院側によると、臓器不全を起していたという
・死亡した女性の担当医によると、女性は事件で体や頭部に重傷を負い、臓器不全を起こしていた
・鉄棒で殴られるなど残忍で
・インドでレイプ犯罪は多発しており、幼児が被害者となるケースもある。
インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、2010年は報告分だけでも2万2千件あり20年間で倍増した。
・女性は約1時間にわたって暴行、レイプされた後、車外に放り出された。
・被害女性は逃れようとして容疑者のうち3人にかみついたと報じられている
・被害者をひき殺そうとした疑いも浮上
2013年10月17日
インドで強姦犯の妻が直面する厳しい現実―外出や労働阻む「伝統」
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304134704579140873379603750.html
http://www.peeep.us/33fd4741
女性を暴行しない社会にインドは変われるか
集団レイプ事件で被告4人に死刑判決
性犯罪の撲滅と女性の地位向上を本気で目指せ
Newsweek2013.9.24
インド集団レイプ
少年への温情判決に怒り
Newsweek2013.9.17
女性への暴力が憤激を呼ぶ
苛立つ新しいインド
ベネディクト・マニエ
(ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版2013年2月号)
http://www.diplo.jp/articles13/1302indemanier.html
http://www.peeep.us/bddcd65b
2013年1月10日
インド集団暴行事件 女性に危害が及ぶまでを時系列で追う
http://blog.goo.ne.jp/alcoholismgoo/e/656eb6555d8098949b4f2b991b6c80b2
2013年9月12日
インド検察、女子学生レイプ犯に死刑求刑
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323410304579069853617487102.html
http://www.peeep.us/04709887
インド集団暴行死事件 抗議の動きが全国に拡大
日本からの旅行者も多いインドで、あまりにむごい事件が発生し、抗議の動きが拡大している。
女子大学生が男たちに性的暴行を受けた末に死亡した。
理不尽な現実に、日本でも怒りの声が上がっている。
「彼女の状態は相当深刻で、たくさん出血していた」と語るのは、最愛の恋人を失った男性。
自らも重傷を負った事件は、あまりにもむごいものだった。
2012年12月16日の夜、インドの首都ニューデリーで、バスに乗った恋人同士の2人が、6人の男に暴行を受けた。
2人のうち女子大生は、1時間近くにわたり、レイプされたうえに鉄の棒で殴られ、その後、走行中の高速道路で、バスの車内から投げ捨てられた。
被害女性と交際していた男性は「3台の警察車両が止まっていたけど、(警察官らは)何の事件かわからないみたいで、ただ、ぼうっと見ているだけでした」と話した。
女性は、しばらくしてようやく病院に搬送されたが、12月29日に亡くなった。
被害女性と交際していた男性は「もし1人でも、誰かが助けてくれていたら、こんなことにはなっていなかった」と話した。
最近、女性の旅行先として人気が高いというインドでの事件に、街の人は「(友人が)ガンジス川に入ったりとか、そういう行っているのを見てすごいなと。
価値観が変わると聞いたので、いいなと思ったことはあります」、「ひどいですよね。女性って、社会的に力の弱い人間なので」などと話した。
デモの参加者は「政府はクズだ」と話した。
この事件をきっかけに、インドでは、学生や労働者の女性が厳罰化などを求めて連日、大規模デモを展開し、その動きは全国に拡大している。
デモの参加者は「レイプした人たちは、裁判で死刑にすべきよ」と話した。
1月7日から、ニューデリーで裁判が始まったが、事件への注目があまりにも高く、報道陣が殺到したため、急きょ非公開になるなど、異例の事態になった。
しかし、3人の被告は捜査に過失があるとして、無罪を主張しているという。
インドでは、強姦(ごうかん)事件が急増していて、2012年は2万4,000件と、10年間で1.5倍になっている。
日本に住むインド人は「悲しみより、怒りの方が強い。なぜこんなことが起きるのか」、「今回の件だけじゃない、(女性への暴力は)日々増えている」、
「(女性は)今でも自由はないし、安全もない」などと話した。
さらにインドでは、警察の女性に対する対応が、男性への対応と大きく違うという。
日本に住むインド人は「警察は(事件が起きても女性に)注意を払おうとしないし、女性が何を言っても、ちゃんと聞こうとしない」、
「夜に1人でどうして出歩いているんだと、女性の方の過ちにされる」などと話した。
昔からの女性差別が根強く残り、女性への犯罪についても取り締まりが甘いというインド。
女性への残忍な犯行は、レイプだけではなかった。
ソナリ・ムカルジーさん(28)は、10年前に日ごろから男に性的嫌がらせを受けていたが、それを拒否すると、3人の男に顔に酸をかけられ、大きな被害を受け、
両目は光しか見えない状態になってしまったという。
ムカルジーさんは「この顔のせいでわたしにとって人生は大きな痛みです」と話した。
以前からインドでは、こうした男が女性に酸を浴びせるという凶悪事件が頻発していた。
インドには、こうした酸を浴びせる行為を取り締まる特別な法律はないという。
莫大(ばくだい)な治療費のねん出に困っているというムカルジーさん。
追い詰められたムカルジーさんは、2012年7月、自らの安楽死を許可してくれるよう、政府に要請するまでにいたった。
ムカルジーさんは「正義を求めて、わたしは今まで政府にさんざん訴えてきましたが、もう疲れました。正義をくれないなら、
もう安楽死を選ぶしかありません」と話した。
(2013/01/11 18:38)
インド集団レイプ容疑者3人が無罪主張へ、「捜査に過失」
ロイター2013年01月09日17時46分
インドの首都ニューデリーで走行中のバス車内で女性が集団レイプされ、その後死亡した事件で、訴追された容疑者5人のうち3人が無罪を主張する方針であることが、
弁護人の話で9日分かった。
容疑者3人の弁護人は、警察の捜査に過失があると指摘。
「我々の耳には警察の発表しか聞こえてこない」と述べ、警察が入手した証拠が法廷で調べられる必要があると述べた。
残り2人の容疑者に弁護人が付いているかどうかは明らかになっていない。事件に関与したとされるもう1人は未成年者のため、別に審理が行われる見通し。
先月に発生したこの事件では、23歳の女性が走行中のバス車内で男6人に集団レイプされ、その後搬送されたシンガポールの病院で死亡。
事件を受け、インドでは女性の保護に関する国民的な議論が高まっている。
http://news.livedoor.com/article/detail/7299811/
インド 集団暴行の犠牲となった女子学生の名前を父親が公表
7.01.2013, 12:49
インドで集団的な暴行を受け、その後、収容先の病院で亡くなった女子学生(23歳)の父親が、英国の新聞The Sunday Peopleのインタビューに応じた中で娘の名前を公表した。
犠牲となったのは、ジョティ・シン・パンディ(Jyoti Singh Pandey)さん。
彼女の父親(55歳)は、インタビューの中で「私の娘は、何も恥ずべきことはしなかった。私は、娘を誇りに思う。娘の名前を公表するのは、
性的暴力の犠牲となった他の女性達に勇気を与えるためだ」と述べた。
インド当局は、通常、こうした事件の犠牲者の名前の公表を禁じている。
これは、犠牲者の親族の身の安全を守るためで、インド社会では女性が性的犯罪の犠牲者となる事は、家族の恥だと見なされているからだ。
今回犠牲となったのは、医科大学で学んでいた女子学生で、12月16日ニューデリーで6人の男性により暴行を受けた。
この事件は、インド全体で、女性の安全を保障するよう求める大きな抗議の嵐を呼び起こした。
Lenta.ru
http://japanese.ruvr.ru/2013_01_07/100293339/
インド女子学生レイプ殺害、容疑者2人が否認
8.01.2013, 16:41
インドの首都デリーでは8日、年末に起きた23歳の女子学生ジョティ・シンさんレイプ、殺害事件の裁判では、被告のうち2人が罪を否定した。
APF通信が明らかにした。
シン、ハクル両被告の弁護士によると、ふたりは裁判では事件の関与および起訴内容の全ての項目を否定する意向。
弁護士は「まだ何も証明されていない」と語っている。
5人の被告のラム・シン、ムケシュ・シン、アクシャイ・ハクル、ヴィジャイ・シャルマ、パヴァン・グプタは7日初めて裁判所に出廷し、強姦、殺人、
強盗、証拠隠滅、犯罪の共謀の起訴状を読み上げられた。
そのうちシャルマとグプタは罪状の軽減を期待して5日、目撃証人として法廷に立つ用意があると表明している。
次の審理は10日に予定。
被告は罪を認めた場合、死刑を求刑される恐れがある。
リアノーボスチ通信
http://japanese.ruvr.ru/2013_01_08/100404305/
印レイプ事件 死亡女性の友人男性が証言 「服もなく放置 病院到着まで3時間」
2013.1.5 20:13
【ニューデリー=岩田智雄】
インドの首都ニューデリーで女子学生(23)が男6人にレイプと暴行を受けて死亡した事件で、女子学生とともに無認可バスの中で暴行を
受けて負傷した友人男性(28)が4日、地元テレビ局のインタビューに初めて応じ、2人とも犯人に服をはぎとられて路上にほうり出されたが
誰も衣服を貸してくれず、病院に運びこまれるまで約3時間もかかったと証言した。
男性が5日付のジー・ニューズ(電子版)に語ったところによると、男性は路上で通行人に助けを求めた際、車やバイクが速度を落としたが止まってくれず、
見回り中の住民が警察に通報するまで25分かかった。警察が到着したのは解放から45分後で、その後も警察はどこの警察署が管轄するのかを
決めるために時間を浪費し、病院に着いたのは、警察到着から2時間以上も後だった。
その間、警察や病院内の人は誰も衣服を貸してくれず、シーツの切れ端を提供されただけだった。
男性は、レイプ事件をめぐる抗議デモについて、ろうそくに火を灯しても人々の考え方は変わらないと批判。
「道で助けを求めている人がいれば、助けなければならない」と訴えた。
一方、PTI通信によると、警察はインタビューの放映がレイプなどの被害者の身元特定を禁じた法律に違反するとして、同テレビ局を訴追することを決めた。
インド女性暴行“誰も助けてくれず”
2013年1月5日 18時6分
インドの首都ニューデリーで女性が性的暴行を受けたうえ死亡した事件で、女性と共に被害に遭った交際相手の男性が「暴行のあと2人とも路上に裸で放置され、
助けを求めたが、誰も助けてくれなかった」と証言し、国民の間でさらに衝撃が広がっています。
この事件は、インドの首都ニューデリーで、先月16日、23歳の女性がバスの中で複数の男から性的な暴行を受けたうえ、バスから放り出され、
その後、死亡したもので、女性への性犯罪に対する取り締まり強化を求める運動が、インド全土に広がっています。
事件では、女性と共に交際相手の28歳の男性も暴行を受けており、4日、この男性が初めてインドのテレビ局のインタビューに応じました。
そして、「2人とも大けがをして、路上に裸で放り出されたため、大声で助けを求めた。車やバイクなどが私たちのそばで止まったが、そのまま走り去り、
誰も助けてくれなかった」と証言しました。
さらに、男性は「およそ45分後に警察官が到着したが、どの警察署の管轄かを巡って警察官同士が議論をし、その間、放置されていた。
バスから放り出されてから病院に搬送されるまで1時間半もかかった」などと話しました。
この事件を巡っては、警察のずさんな対応への批判が強まっていますが、今回、警察だけでなく一般の市民も被害者に冷淡な対応をしていたことが明らかになり、
国民の間でさらに衝撃が広がっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130105/k10014603511000.html
女性蔑視や性犯罪を軽視 インドの社会風潮へ強い非難
2013.1.8 08:01
インドの首都ニューデリーで女子学生(23)が男6人から暴行を受け死亡した事件をきっかけに同国内でレイプ犯罪への抗議デモが起きる中、
海外メディアも相次いで事件を取り上げ、女性蔑視や性犯罪を軽視するインドの社会風潮へ強い非難の目を向けている。
昨年12月30日の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、2011年にはインド国内で2万4206件のレイプ事件が警察に
申告されたという国立犯罪記録局の数字を挙げながら「訴追されたレイプ犯の4分の1しか有罪になっていない」とし、インドの刑事司法制度の問題点を指摘している。
インドではレイプ犯として有罪判決を受ければ、最高刑は終身刑と厳しい量刑が規定されているが、法廷の審理は加害者に有利に進められることが多く、
逆に加害者よりも被害女性のほうが後ろ指を指されるなど辱められることも少なくないという。
同紙は、保守色の強いインド・ハリヤナ州の与党、国民会議派の地元幹部の「申告されたレイプ事件の90%は合意の上」といった発言を取り上げ、
「抗議デモはこうした女性の権利をないがしろにする人々への若い世代の幻滅が反映されている」と分析している。
また同紙は「女性運動家の推計によれば、インド全体で4万~10万件の未解決のレイプ事件がある」と紹介。
インドの裁判の場合、裁判官不足など十分な体制が整えられていないため、「平均で15年」と審理に時間を要するという。
同紙は「迅速な審理ができるレイプ事件の特別法廷をつくること」を提案している。
同12月30日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「(レイプ犯)6人は殺人罪で訴追される」という警察当局の見解を示しながら、
「有罪となれば、彼らは死刑になるかもしれない。あまりにも残忍な事件だったためインド社会に衝撃を与え激しい抗議を呼んだ」とした。
さらに同紙は、「死刑は解決にはならないが、刑事司法制度に改革が必要とされてきた。
それをきちんと整備しなければいけないが、政府も警察も何も方策を講じていない」というニューデリーにある名門デリー大学の女子学生(24)の嘆きを載せている。
「私は天に向かっている」―インド強姦事件被害女性、家族への最後の言葉
インド国内で女性保護、強姦犯への厳罰を求める運動高まる 2013年01月07日09時10分
インド首都ニューデリーで23歳の女子大学生が集団暴行された事件で、重症を負い死亡した被害女性が死ぬ直前に父親に「私は天に向かっている」と
伝えていたことが父親の証言で明らかになった。
3日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
英BBCによると、ヒンドゥー教徒である被害女性の父親は「彼女は指を動かしてジェスチャーを使いながら、天に向かっていることを伝えていました」と証言したという。
同件では捜査当局が3日、容疑者の男5人を殺人・強姦などの罪で訴追した。
暴行を加えた6人の男らのうち1人は未成年であるという。
当局が5人に対し死刑を求刑する方針である一方、未成年の容疑者1人については少年院に送致される見通しであるという。
インド紙「ザ・ヒンドゥスタン・タイムズ」は、当局の記録によると、未成年の容疑者は被害女性を鉄の棒で2回殴り、意識不明にした他、
生手で被害女性の腸を引き出すなどの蛮行を行ったと報道している。
インド国内法によると、少年院では最大3年までの少年院での更生期間が与えられることになっている。
これに対し被害女性の父親は、エコノミック・タイムズ紙に「未成年の容疑者がまず最初に処罰されるべきです。彼がまず最初にバス車内で私の娘を誘き出し、
もっとも残酷に娘に拷問を与えたのですから。彼も他の容疑者とともに死刑に処せられるべきです」と訴えている。
強姦事件が生じた昨年12月16日から3日が経過した19日、重症の被害女性は、母親に対し「まだ生きていたい」と伝えていたという。
被害女性の担当医師らは26日、「彼女は精神的に落ち着いており、将来に対して楽観していました」と伝えていた。
同日被害女性はインドの病院から臓器移植を受けるためシンガポールへ搬送された。
搬送先のシンガポールの病院で29日に死亡が確認された。
父親によると、被害女性は入院中母親に対し「お母さん、ごめんなさい、ごめんなさい」と話していたという。
被害女性は大学での成績がトップクラスの優秀な学生で、将来収入を得て父親に報いたいと願っていたという。
父親はインドデリー国際空港で勤務する職員で、娘の大学での教育費のために先祖代々の土地を売り払っていたという。
父親によると、被害女性は「本が最高の友達である」と話すほど勉学に励んでいたという。
被害女性の家族の証言によると「彼女は日夜勉学に励んでいました。いつ眠っていつ起きているのかさえわからないほどでした。
何者をも恐れない人でもあり、まさか彼女がこのような運命に陥るとは思ってもいませんでした。彼女もこのようになるとは決して
思っていなかったに違いありません」という。
強姦事件は16日、映画鑑賞後に被害女性と婚約者が私営バスに乗車した際に生じた。
未成年の容疑者が彼らを私営バスに乗るように誘い込み、そのバスが被害女性たちの向かう先に行く予定だと告げていたという。
その後被害女性に対し、バス車内の男らが暴行を加えた。婚約者が暴行を阻止しようとしたところ、鉄の棒で数回殴られ意識不明の状態に陥ったという。
その後被害女性が婚約者を助けようとしたところ、同様に鉄の棒で殴られ、容疑者らによる代わる代わるの暴行を受けるに至ったという。
その後二人を容疑者らがバスから放り投げ、被害女性をバスで引き殺そうとしたところ、意識不明に陥っていた婚約者が彼女の身体を車道脇に引き寄せたという。
被害女性の友人らの証言によると、2人は2月に結婚式を挙げる予定であったという。
同件を通してインド全土にわたって、強姦犯に対する厳しい処罰、女性に対する保護を強化する方策を取る運動が高まるようになった。
ニューデリー警察当局によると、昨年1月から11月の間に635件の強姦事件が報告されているという。
754人の容疑者が逮捕されており、うち1人だけが判決が下る段階に至っているという。
2日、インド最高裁判所裁判長のアルタマス・カビル氏は「このような犯行は女性の肉体に対する犯行であるだけでなく、魂に対する犯行でもあります」と糾弾した。
インドでは、タクシーに単独で乗り込んだ女性に対する強姦事件なども頻繁に生じており、フェイスブックなどで「インド国内で道に迷ったら
自動車・バス・タクシーを頼らず44222222、44333222(インド国内で女性タクシー運転手を手配可能な女性保護のために
立ち上げられたタクシー会社)まで電話して下さい」、「強姦事件加害者には死刑判決を!」などの呼び掛けが行われている。
http://www.christiantoday.co.jp/article/5661.html
インド女性暴行死事件、恋人男性が絶望を語る
2013年01月05日 15:29
【1月5日 AFP】
インドの首都ニューデリー(New Delhi)で前月16日、女子学生(23)がバスの中で男6人から性的暴行を受け死亡した事件で、一緒に襲われた恋人の男性(28)が、
自分たちが受けた残虐行為や、強姦犯らを退けられなかったことで自らが負った心的外傷について語った。
約1時間にも及んだ犯行で、脚の骨を折られるなど自分も大けがを負った男性は、事件直後に警官も通行人も見向きもせず、裸同然にされた女性を助けようとも
してくれなかったと悲観した。
ニューデリーのコンピューター・ソフトウエア会社に勤務している男性は事件後、仕事を休み、インド北部の地方部にある実家に身を寄せている。
「語れることなんてない。起こってはならない残虐行為だった」。
ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州ゴラクプル(Gorakhpur)の実家から、匿名でAFPの電話インタビューに答えた男性はこう続けた。
「(最初は)男たちと戦おうとしたけど、後はひたすら彼らに、彼女(被害者の女性)を放してくれと懇願するばかりだった」
2人は事件の夜、映画を見に出かけたが、ニューデリー郊外にあった被害者女性の家へ帰るために人力タクシーを拾おうとして何台かに断られた後、
個人バスに乗ることにした。
しかしバスに乗り込んだ2人は、運転手を含む酒に酔っていたとみられる男たちに襲われ、女性は集団に強姦された上、鉄の棒でも内臓が激しく
損傷するほど性的暴行を受けた。
一連の残虐行為の後、2人は運転中のバスから突き落とされたが、そのときに通行人たちが助けに来てくれなかったとも男性は語った。
「通行人が1人、僕たちに気付いたけど、(裸同然の)彼女にジャケットを貸してもくれなかった。僕たちは警察が助けに来てくれるのを待った」
しかし警察も無神経で、被害を受けた2人の精神状態に注意も払わなかったと男性は批判した。
被害者の女性は病院に搬送されたものの、男性のけがと精神的ショックに対するケアはなかったという。
「駆けつけた警察には物のように扱われた。彼らは事件の解決にだけ夢中で、僕の治療は二の次だった」
男性は4日、事件後初めて公の場に姿を現し、現地のヒンズー語系ケーブルテレビ局「Zee News」のインタビューに苦悩に満ちた様子で答えた。
「バスに乗るのは乗り気じゃなかった。けれど彼女が早く帰らなくてはいけなかったので2人で乗った。今まで自分が犯した中で最悪の過ちだった。
その後、何もかも滅茶苦茶になった」
バスを運転していた男がわいせつな発言をし、仲間がそれに同調してカップルをやじり始めたとみられる。
被害者の男性は運転手にバスを止めるよう言ったが、その前に仲間がバスの2か所のドアをロックしていた。
「そして彼らは短い棒で僕を殴りつけ、彼女を運転室近くのシートにひきずり込んでいった。それから運転手と奴らは彼女を強姦し、
さらにこれ以上ない最悪の方法で局部を痛めつくした。あのときのことを思うと、言葉になんてない。苦しすぎて震えてくる」
男性はさらに女性が最初に搬送された公立病院で受けた救急治療についても、適切だったかどうか疑問を呈した。
女性はインドの公立病院で3回の大手術を受けたが心停止し、シンガポールの専門病院へ搬送された。
事件発生から13日間にわたる救命治療の甲斐なく、12月29日に亡くなった。
一方、犯行に加わった6人は事件直後に逮捕され、殺人、強姦、拉致の罪で起訴された。
今回の事件に対しインド全土では抗議デモが続いており、5日から始まる公判は異例の速さで進められる見込みだ。
起訴されている6人のうち、17歳の1人を除く成人5人は、有罪の場合、死刑となる可能性がある。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2919030/10053734
インド集団強姦事件、男5人を殺人罪などで訴追 死刑求刑も
2013.01.04 Fri posted at 10:44 JST
インドの首都ニューデリーで女性が集団暴行され死亡した事件で、捜査当局は3日、容疑者の男5人を殺人や強姦などの罪で訴追した。
未成年とみられる容疑者1人については年齢鑑定の結果を待って、成人として訴追するかどうかを決める。
警察によると、男たちは12月16日、バスの中で被害者の女性(23)と連れの男性に暴行を加えて所持品を奪い、路上に放り出したとされる。
女性は重傷を負い、シンガポールの病院で手当てを受けたが、29日に死亡。
男性は現地の病院を退院した。
CNN系列局の報道によると、当局は5人に対して死刑を求刑する方針。
被害者の遺族も男たちを絞首刑にしてほしいと話している。
残る1人は未成年と確認されれば少年院に送致される。
地元弁護士会の幹部会は2日、人道的な立場から、今回の事件で加害者の弁護は担当しないと表明。
加盟する弁護士約7000人にも弁護を担当しないよう呼びかけた。
このため裁判所は他地区の弁護士を弁護人として選任する見通し。
インドではこの事件をきっかけに抗議デモが激化し、女性が死亡して以来、ニューデリーで連日行われているデモは3日も続いた。
強姦事件の厳罰化を定めた法案を提出する準備も進められている。
インド集団暴行事件、女性死亡受け殺人容疑も
2012.12.30 Sun posted at 10:24 JST
ニューデリー(CNN)
インドの首都ニューデリーで起きた集団暴行事件で重体となり、シンガポールで治療を受けていた被害者の女性(23)が29日未明に死亡した事件で、
インド当局は容疑者に対し殺人容疑を追加した。容疑者は先に強姦罪に問われている。
同事件では、これまでに容疑者6人が逮捕されている。
事件は今月16日、走行中のバスの中で発生した。
犯行グループは女性と同行していた男性を襲って持ち物を奪い、2人を車外へ放り出した。
男性も病院に収容されたがすでに退院した。
死亡した女性の担当医によると、女性は事件で体や頭部に重傷を負い、臓器不全を起こしていた。
27日にインドからシンガポールの病院へ移った後も重篤な症状が続き、28日にはさらに容体悪化が伝えられていた。
家族やインド当局者らが見守る中、静かに息を引き取ったという。
担当医は「彼女は勇敢に闘ったが、体に負った傷が非常に重く、克服することができなかった」と述べた。
http://www.cnn.co.jp/world/35026420.html
インド集団強姦、被害者をひき殺そうとした疑いも浮上
2013年01月02日 17:51 発信地:ニューデリー/インド
【1月2日 AFP】
インドの首都ニューデリー(New Delhi)で先月起きた集団強姦(ごうかん)殺人事件で、犯行グループは被害者の女子医学生(23)を
走っているバスから突き落としたうえ、そのバスでひき殺そうとしたとみられることが明らかになった。
同国メディアが2日、報じた。
3日に始まる公判に提出される予定の警察が作成した1000ページに及ぶ文書によると、事件当時、被害女性と一緒にいた交際相手の男性は、
女性が繰り返し強姦された後で殴られてバスから突き落とされたが、被害女性を引っ張って移動させ、なんとかバスにひかれずに済んだとされている。
また地元紙やテレビでは、被害女性は逃れようとして容疑者のうち3人にかみついたと報じられている。
警察関係者などによると、容疑者の身体に残されたかみ痕に加え、血液、精液、毛髪などの法医学的証拠や交際相手の男性の証言が、
裁判での主な証拠になるとみられている。
インド紙タイムズ・オブ・インディア(Times of India)によると、警察が作成した文書は、犯行グループの一味だったとされているバスの運転手が
どのようにして仲間を集めて犯行に及んだかについての詳細な説明から始まるとみられる。
逮捕された男5人は3日からの公判で正式に殺人と強姦の罪に問われる。
この裁判は特別に迅速に行われることになった。
6人目の容疑者(17)は未成年のため、少年裁判所で罪に問われる見込みだ。
このむごたらしい事件を受け、インド国内では性犯罪のまん延に対する怒りが沸騰している。
ニューデリーを含む各地では抗議デモが相次ぎ、犯人らを死刑にするよう求める声が上がっている。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2918762/10041785?ctm_campaign=txt_topics
集団性的暴行で死亡のインド女性、結婚目前に悲劇
2012年12月30日 18:48
今月16日にインドの首都ニューデリー(New Delhi)で発生した集団性的暴行・殺人事件の被害者の女性(23)の葬儀が30日、親族だけで行われた。
女性は29日未明、インドから搬送されて治療を受けていたシンガポールの病院で亡くなった。遺体は30日早朝、インドに帰国し、世間の注目を避けるかのように数時間のうちに火葬された。
女性の身元は公表されていないが、今回の事件でやはり暴行を受け、負傷した婚約者の男性と来年2月に結婚する予定だったという。
女性は繰り返し強姦された上に、鉄の棒で性的暴行を受け、腸管を損傷していた。
警察によると、逮捕された6人の男たちには死刑判決が下る可能性がある。
女性の死を受けてインド政府は、集団強姦事件が日常的に横行し、性的嫌がらせが見過ごされる国内の状況を厳しく見直し、女性の安全確保に尽力すると約束した。
極めて凄惨な事件をきっかけに、インド国内では各地で女性の安全確保と性犯罪の厳罰化を訴えるデモが連日続いている。
デモは警察と衝突するなど一部で激しさを増しており、マンモハン・シン(Manmohan Singh)首相は国民に対し、冷静を呼び掛けている。
一方、今回の殺人事件が、女性への暴力に対するインド社会の態度を変える転機になるとの見方が広がっている。
29日夜に行われた追悼集会には、数千人が参加。
ニューデリー中心部で開かれた集会に参加した弁護士の女性は、「インドでの集団強姦事件はこれが初めてではないし、これが最後ともならないだろうとみんなが思っている。
だが、性犯罪をこれ以上、許容するわけにはいかないということは明らかだ」と話した。
ニューデリーは「レイプの都」などと呼ばれることもあり、30日付のインド紙ヒンドゥスタン・タイムズ(Hindustan Times)によると今回の事件があった16日以降も、
20人以上の女性が市内でレイプ被害に遭ったという。
集団強姦はあまりに頻発していることから、新聞で報じられることはほとんどない。
また、家族に恥をかかせることを恐れたり、警察が取り合ってくれないと考える被害者が、警察に届け出ないことも多い。
(c)AFP/Rupam Jain Nair
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2918452/10039097?ctm_campaign=txt_topics
集団暴行され…インド女性死亡で抗議デモ激化も(2012/12/30 07:10)
インドの首都ニューデリーで集団暴行された女性が死亡したことを受け、各地で抗議デモが相次いでいます。
当局はデモの激化を警戒し、厳戒態勢を敷いています。
2週間前、23歳の女性がバスの中で集団暴行を受けたうえ、走行中のバスから放り出されました。
女性は重体でしたが、29日に死亡しました。
事件をきっかけにして、インドでは女性の扱いや性的事件への対応について初めてともいえる論争が高まり、各地で抗議デモが相次いでいます。
シン首相は女性の死を悼むとともに、「インド社会は変わらなければならない」とする異例の声明を出しました。
警察当局も、暴行容疑で逮捕した6人について殺人容疑でも立件することを明らかにし、デモの鎮静化を求めました。
レイプ被害の女子学生死亡=首都で追悼集会、政府厳戒-インド
【ニューデリー時事】
インドの首都ニューデリーで女子学生(23)が集団レイプされ、性犯罪対策を政府に求める異例のデモが相次いだ問題で、重体だった被害女性が29日早朝(日本時間同)、
入院先のシンガポールの病院で死亡した。
インド各地では女性の死を悼む声が上がる一方、首都中心部ではデモ再燃を警戒するシン政権が警官隊を大量動員、厳戒態勢が敷かれた。
29日は午前中から首都などで若者らによる追悼集会が開かれ、参加者たちは悲しみに暮れた。
ある女性は地元テレビに「私たちが一緒だよと伝えたい」と被害女性に哀悼の意をささげた。
インドではレイプ事件が頻発しているが、これまでは被害者が言い出せなかったり、社会的地位が低く警察が相手にしなかったりして、闇に葬られるケースが多かった。
しかし、16日に起きた今回の事件は被害者が鉄棒で殴られるなど残忍で、同世代の女子学生らが同情する形で一気にデモが拡大。
メディアが連日取り上げ、社会問題化した。
(2012/12/29-18:25)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012122900081
インド集団暴行事件の被害女性が死亡
2012年12月29日 11:27
【12月29日 AFP】
インドの首都ニューデリー(New Delhi)市内を走るバス内で起きた集団暴行の被害女性(23)が29日未明、シンガポールの病院で亡くなった。
入院先のマウント・エリザベス病院(Mount Elizabeth Hospital)が発表した。
インド国内ではこの事件をきっかけに大規模なデモ運動が巻き起こっており、ニューデリーの街頭には機動隊が配置された。
インド当局は、女性の死によりデモがさらに過激化する可能性もあるとみて、警戒を強めている。
被害女性は16日、ニューデリー市内を走るバスの中で6人組の男に強姦され、鉄の棒で殴られたうえにバスから突き落とされた。
シンガポールには27日に飛行機で搬送された。
病院側によると、臓器不全を起していたという。
インドの医療関係者の一部からは、重体の女性を国外へ搬送するべきではなかったとの批判の声もあがっている。
インドのテレビネットワークNDTVは「インドの娘よ、安らかに眠れ」との見出しで、テレビチャンネルのタイムズ・ナウ(Times Now)は
「勇敢な女性がこの世を去った」との見出しで速報で報じた。
(c)AFP/Annabelle Liang
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2918335/10037569
暴行被害の女子大生死亡、抗議激化をインド厳戒
【ニューデリー=田原徳容】
性犯罪に対する罰則強化を求める抗議活動が続いているインドで、抗議のきっかけとなった暴行事件の被害者の女子大生(23)が29日、
搬送先のシンガポールの病院で死亡した。
インド政府は、抗議活動が暴徒化する恐れがあるとして、数千人規模の兵士と警官を首都ニューデリーに配備し、警戒を強めている。
女子大生は16日、ニューデリー中心部を走行中のバスで男6人に暴行された後、車外に突き落とされ重体となり入院。
27日にシンガポールの病院に移送されていた。警察は29日、6人を殺人罪で起訴。
地元メディアは「インドの娘、安らかに眠れ」と大々的に報じた。
若者中心の抗議デモは事件直後から全土に広がり、22、23日にはニューデリーで警官隊と衝突し、200人以上が死傷した。
29日も、ニューデリーなどで若者らが女子大生の死を悼むために集結。
政府は混乱拡大に神経をとがらせており、シン首相は「みなさんが女性の死を無駄にすることはないと信じる」との声明を発表し、デモ参加者に冷静な行動を促した。
(2012年12月30日00時58分)
レイプ多発、捜査不十分、軽い量刑 インド怒りの抗議多発2012.12.24
【ニューデリー=岩田智雄】
インドで、頻発するレイプ犯罪に対する抗議運動が各地で起きている。
22、23日には、首都ニューデリーのインド門広場でデモ隊と警官隊が衝突し、印メディアによると双方の80人以上が負傷した。
高まる市民の怒りに、政府はレイプ犯に対する最高刑を終身刑から死刑に引き上げる法改正の検討を始めた。
「レイプ犯をつるせ」「デリーに治安を」
プラカードなどを手に学生主体の約1万人のデモ隊は22日、インド門広場で警察が設置したバリケードを突破し、大統領府に向かおうとして警官隊と衝突した。
警察は催涙ガスや放水でデモ隊を排除した。
23日も、双方は再び衝突した。
抗議運動のきっかけは、16日夜にニューデリーで起きたレイプ事件だ。
女子学生(23)が友人男性と私営乗り合いバスに乗ったところ、別の男に「こんな時間に何をしている」といいがかりをつけられた。
その後、酒に酔った6人にレイプされ、鉄パイプで暴行を受けたうえ車外にほうり出された。
女性は重体で腸を摘出する手術を受けた。
犯人は全員逮捕された。
インドでレイプ犯罪は多発しており、幼児が被害者となるケースもある。
インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、2010年は報告分だけでも2万2千件あり20年間で倍増した。
インドでは伝統的に、女性が家にとどまることを求められてきたが、最近は女性の社会進出に伴い、夜間に繁華街を出歩く姿も増えた。
こうした行動への根強い偏見や反発に加え、もともとある女性の人権を軽視する風潮もあり、女性が性犯罪に遭うリスクは高まっているようだ。
レイプ事件の捜査が不十分なことも犯罪を助長しているとされる。
同紙によれば、犯人が処罰されたケースは20年間で44%から26%に減った。
背景には、被害者側が裁判に持ち込むまで警官に賄賂を要求されたり、取り調べで嫌がらせを受けたりするため、手続きを断念せざるを得ないことがある。
今回の抗議デモでは、レイプ犯の量刑が軽いことが犯罪を誘発していると政府の対応を批判している。
シンデ内相は22日、「極めてまれなケースになるが、効果的な処罰をするため、法改正に向けた迅速な対応を取る」と述べ、レイプ犯に極刑を科す
法改正を行うことを示唆した。
今回の抗議行動がここまで拡大したのは、被害者が中間層の女子学生で現場がニューデリー中心部だったため、社会問題に敏感で活動的な学生らの
怒りに火がついたからだ。
ただし、カースト下位層など社会的に弱い立場の女性の被害はこうした反響を呼ぶこともほとんどなく、相当数が泣き寝入りしているとみられる。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121224/frn1212241135001-n1.htm
偽バスで集団レイプ、女学生死亡 インド
インドの首都ニューデリーで今月16日に路線バスを装ったバスに乗り、男6人に集団レイプされた女子学生(23)が29日、入院先のシンガポールの病院で死亡した。
ロイター通信などが伝えた。インドでは最近、女性への性犯罪が頻発している。
同事件以降、ニューデリーでは数千人規模のデモが各地で行われ、デモ隊と警察が衝突。
インドのシン首相は追悼声明で「女性の安全対策を強化する」と表明したが、女子学生の死により、さらに国民からの反発が予想されそうだ。
残虐なレイプ事件により、インド国内で波紋が広がっている。ロイター通信などによると、女子学生は今月16日深夜、ニューデリー市内で友人男性(28)と私営の乗り合いバスに乗車。
車内で女子学生は別の男に「こんな時間に何している」と言い掛かりをつけられ、酒に酔った男6人に次々と強姦(ごうかん)された。
その後、2人は鉄パイプで暴行を受け、走行中の車両から放り出された。
女性は頭部や臓器を激しく損傷し、重体に陥った。
男たちは路線バスを装って女性を乗車させており、悪質極まりない犯行だった。
女子学生は27日、臓器移植手術を受けるためにインドからシンガポールの病院へ移送されたが29日朝、死亡した。
病院の担当医は「彼女は勇敢に闘ったが、体に負った傷が非常に重く、克服することができなかった」と述べた。
インドのメディアは同日、女子学生の死をトップニュースで扱い「勇ましい女性がこの世を去った」などと報じた。事件後、容疑者6人は逮捕された。
インドではここ数年、性犯罪が頻発し、社会問題となっている。
インド内務省によると、国内のレイプ事件は昨年、約2万4000件発生し、過去5年で約4800件増加した。
経済成長に伴う女性の社会進出が進み、都市部での事件が相次いでいるという。
同事件をきっかけにニューデリーでは事件後、性犯罪での警察や政府の対応が不十分だとする、数千人規模の抗議デモが展開されていた。
デモ隊は、警察と衝突しこれまでに150人以上の負傷者が出た。
この日、シン首相は追悼声明で「女性の安全対策を強化し、性犯罪に対する刑事罰を見直す」と表明したが、女子学生の死によりさらに大規模デモなどの反発が予想されそうだ。
◆インド性犯罪事情 インドの国内総生産(GDP)は00年代から年間約6%ずつ成長。
中国に次ぐ経済成長を遂げている。
その一方で、性犯罪も急増しているのが実情だ。
インド商工会議所連合会が今月公表した調査では、92%の女性が「夜間の帰宅途中に危険を感じる」と回答。
同連合会は「首都圏では40分に1件の割合でレイプ事件が起きている」と指摘する。
伝統的に女性は家庭にとどまることが常識とされていたが、近年は女性の社会進出が顕著だ。
インド社会に詳しいアジア経済研究所の湊一樹研究員は「社会に伝統的に残る(女性への)差別意識は見逃せない」と語る。
また、国内人口の約8割を占めるヒンズー教の戒律では、男性は結婚するまで性行為が禁じられている。外国人観光客も年々増加。外国人女性の薄手の服装が、性犯罪に影響を及ぼしているとの見方もある。
[2012年12月30日8時23分 紙面から]
レイプ インド 酒 泥酔 酔った 女 学生 大学生 強姦 性的暴行 アルコール 飲酒 逮捕 集団 集団強姦 カースト カースト制 女子 死亡
殺人 殺害 殺人事件 暴行