
先日の京都でのライブのブログで書いたように、老舗お好み焼き屋さんで盛り上がった話題の中で、
みんなそれぞれ80年代に聞き倒していたアルバム、というのがある。
私ヒデ氏などはやはりチープトリック、ビートルズから始まり当時はボンジョヴィやらベリンダカーライルやら、何でも貪欲に聞いたものだ。
若い時に刷り込まれた音楽というのは、無償の愛情が芽生える。今でもCDを掘り起こしては、聞いては微笑んでしまうのだ。
そんな中、私ヒデ自身は全く聞いてなかったのだが、特にヨウジ氏ともとやん氏が食いついたのが
あの More Than Wordsで一世を風靡した、エクストリームだ。
二人によると、エクストリームはこのMore Than Wordsが収録されている大ヒットアルバム「ポルノグラフィティ」よりも、
むしろその後の「III Sides to Every Story」というアルバムが素晴らしい、というのだ。
今日、ふとヨウジ氏宅で思い出したので、
「ヨウジ、こないだいうてた、エクストリームのCD、貸して」
と聞いてみた。あーええよ、と二つ返事でCDを取りに行ったヨウジだが、しばらくしてどうしても見当たらないといいながら戻って来た。
「自分が気に入ってるCDほど誰かに聞かせるために貸して、そのままなくなってるという最悪のパターンやわ」
という。コレは確かにある。
その良さを知ってもらいたいがために、大事なCDほど友達に貸し出す。
そして何度かそれをやっている内に、誰に貸したかもわからなくなり、そのまま迷宮入りというパターンだ。
おーそうか あるよなーそういうの確かに、と共感したところで、
CD繋がりで財布にブックオフの割引券が入っていたのを思い出す。見ると明日までの割引券だ。
300円程度のクーポンだが、せっかくだからちょっと見に行ってくるわと私ヒデ氏は一人で近所のブックオフへ。
ついこないだの年始にすでにチェック済みなので目新しい発見はなかったのだが、
ふとEのコーナーで気付く。500円コーナーに、エクストリームのまさにそのアルバムがあるのだ。
割引券を使って200円なら、他に欲しいものもなく割引券も今日までだし、
自分も聞けて最終的にヨウジに進呈すればヨウジも再度このアルバムを手に出来るではないか。
しかも、なんか規格外のブックレットが付いている初回特殊仕様盤ぽい。
ということで200円で購入、ヨウジ氏宅に戻る。
そして「例のアルバム、あったから買っといたで」と見せると、そうかそうかとヨウジ氏も嬉しそうだ。
とりあえず一緒に聴こうという流れになったので、
「そうそう、なんかこれさあ、特殊仕様みたいでさ」とブックレットを見せると
「あ~そうそう、初回盤はコレでさ、持ってたヤツも同じやったわ」とヨウジ氏。
そして満を持してケースを開けてみると、CDの上に見慣れない正方形の厚紙が。
よく見ると、昔シングルCDであった8センチのCDが入っている。つまりこれも特別仕様のおまけなのだ。
収録曲のある1曲の、別バージョンか何かが入っているようだ。
「あ、すげえーこれこんなオマケ入ってるで、ヨウジ」と見せると
「あ~そうそう、初回盤はコレでさ、持ってたヤツも同じやったわ」とヨウジ氏。
ここで妙な沈黙が起きた。ヨウジ氏の顔色に明らかな変化が。
「かっしー、昔大事なCDって、CDはめるトレイのところにスポンジのシートみたいなんつけたりせんかった?」
「おおー、あったあった。当時貴重品やったから、本当に大事なCDにしか敷いてなかったよなー」
「それ、黒いシートついてない?」とヨウジ氏。
私の手中にあるケースには、まだCDが入っている。
おそるおそるCDを外すと、CDの下には、まさに黒いスポンジシートがあった。
「ついてる。。。わ」
僕らも、きっとコレをお読みの皆さんも今思っている、
「そう」なのかどうかは、わからない。
みんなそれぞれ80年代に聞き倒していたアルバム、というのがある。
私ヒデ氏などはやはりチープトリック、ビートルズから始まり当時はボンジョヴィやらベリンダカーライルやら、何でも貪欲に聞いたものだ。
若い時に刷り込まれた音楽というのは、無償の愛情が芽生える。今でもCDを掘り起こしては、聞いては微笑んでしまうのだ。
そんな中、私ヒデ自身は全く聞いてなかったのだが、特にヨウジ氏ともとやん氏が食いついたのが
あの More Than Wordsで一世を風靡した、エクストリームだ。
二人によると、エクストリームはこのMore Than Wordsが収録されている大ヒットアルバム「ポルノグラフィティ」よりも、
むしろその後の「III Sides to Every Story」というアルバムが素晴らしい、というのだ。
今日、ふとヨウジ氏宅で思い出したので、
「ヨウジ、こないだいうてた、エクストリームのCD、貸して」
と聞いてみた。あーええよ、と二つ返事でCDを取りに行ったヨウジだが、しばらくしてどうしても見当たらないといいながら戻って来た。
「自分が気に入ってるCDほど誰かに聞かせるために貸して、そのままなくなってるという最悪のパターンやわ」
という。コレは確かにある。
その良さを知ってもらいたいがために、大事なCDほど友達に貸し出す。
そして何度かそれをやっている内に、誰に貸したかもわからなくなり、そのまま迷宮入りというパターンだ。
おーそうか あるよなーそういうの確かに、と共感したところで、
CD繋がりで財布にブックオフの割引券が入っていたのを思い出す。見ると明日までの割引券だ。
300円程度のクーポンだが、せっかくだからちょっと見に行ってくるわと私ヒデ氏は一人で近所のブックオフへ。
ついこないだの年始にすでにチェック済みなので目新しい発見はなかったのだが、
ふとEのコーナーで気付く。500円コーナーに、エクストリームのまさにそのアルバムがあるのだ。
割引券を使って200円なら、他に欲しいものもなく割引券も今日までだし、
自分も聞けて最終的にヨウジに進呈すればヨウジも再度このアルバムを手に出来るではないか。
しかも、なんか規格外のブックレットが付いている初回特殊仕様盤ぽい。
ということで200円で購入、ヨウジ氏宅に戻る。
そして「例のアルバム、あったから買っといたで」と見せると、そうかそうかとヨウジ氏も嬉しそうだ。
とりあえず一緒に聴こうという流れになったので、
「そうそう、なんかこれさあ、特殊仕様みたいでさ」とブックレットを見せると
「あ~そうそう、初回盤はコレでさ、持ってたヤツも同じやったわ」とヨウジ氏。
そして満を持してケースを開けてみると、CDの上に見慣れない正方形の厚紙が。
よく見ると、昔シングルCDであった8センチのCDが入っている。つまりこれも特別仕様のおまけなのだ。
収録曲のある1曲の、別バージョンか何かが入っているようだ。
「あ、すげえーこれこんなオマケ入ってるで、ヨウジ」と見せると
「あ~そうそう、初回盤はコレでさ、持ってたヤツも同じやったわ」とヨウジ氏。
ここで妙な沈黙が起きた。ヨウジ氏の顔色に明らかな変化が。
「かっしー、昔大事なCDって、CDはめるトレイのところにスポンジのシートみたいなんつけたりせんかった?」
「おおー、あったあった。当時貴重品やったから、本当に大事なCDにしか敷いてなかったよなー」
「それ、黒いシートついてない?」とヨウジ氏。
私の手中にあるケースには、まだCDが入っている。
おそるおそるCDを外すと、CDの下には、まさに黒いスポンジシートがあった。
「ついてる。。。わ」
僕らも、きっとコレをお読みの皆さんも今思っている、
「そう」なのかどうかは、わからない。
高校生の時は、この良さがサッパリわからんかったけどね。