先日、ふと古本屋に立ち寄った。
ひで氏です。
本はもちろんだがCDもあるので、私ひで氏はいつもCDコーナーにくぎ付けだ。
特にブックオフなどは500円コーナーにあったCDと同じものが280円コーナーにあったりするので、注意が必要だし、ごくまれにまさか、という作品があったりするので良く観察している。
しかしこの日は、普段はあまり見ないコミックのコーナーにふらっと立ち寄ってみた。
そしてふと、昔心をときめかせて読んだ作品である「ジョジョの奇妙な冒険」セクションを見た。
荒木飛呂彦氏のこの作品をご存じだろうか。タイトルを変え何世代にも渡って続く壮大なジョジョのストーリーを。
正直、私は第6部ぐらいから読む機会を逸してしまい全く分からなくなってしまった。
いずれにせよ、荒木氏は完全にこの「ジョジョ」という作品で大ブレイクし、ライフワークとして仕事をされている。
私ひで氏は「ジョジョ」以前から氏の作品が大好きだった。例えば「魔少年ビーティー」。
あの漫画を読んだ人は、いわゆる車の「当たり屋」のような子供が言いがかりをつけてきて、なんだかんだと家に来たかと思うとその家族が大挙してきて居座り始め、妙な権利を主張する。。。というあの話を絶対に覚えているはずだ。
読んでから何十年も経つのにあんなに不気味に覚えている作品もそうない。
他にも「ゴージャスアイリン」や「バオー来訪者」など、昔から個性の塊のような作品をリリースし続けてきた素晴らしい作家だ。
ブックオフでジョジョコーナーを見ているうちにそんな思い出が頭をよぎり、そういえば。。と「ジョジョの奇妙な冒険」第6巻を手にとった。
躍動感あふれる構図に予測不可能なストーリー、ああ、そうだったそうだった、と思いながらページをめくる。
そして収録内容が終わった後の巻末の数ページを開く。
そこには「読者からのおたより」的なコーナーがあり、よくある読者からのイラストがいくつか紹介されている。
そう、この真ん中にフィーチャーされているはがきは1988年、当時少年の私ひで氏が書き送ったものだ。
今見ると絵や字のヘタさに呆れるが、過去の作品の好きなキャラに触れるなど、荒木作品への愛情が感じられる。
当時、集英社から「あなたが送っていただいたハガキをジョジョの第6巻の巻末に採用させていただきます」という内容の手紙が届いた。
そして実際に本が公式発売の少し前に届き、その時の送り状の文面で初めて「献本」という言葉も知った。少年漫画という「子供のもの」とされている世界の中で大真面目に動いている出版社のプロフェッショナルな感じに少し触れたような気がして、自分が少し大人になったような気がした。
ほぼ30年前のこの頃、自分の書いた何かが慣れ親しんだコミックスの巻末に印刷物として縮小され掲載されているというのは本当に衝撃的だった。そして驚くことに、初版や数刷分しか掲載されていないのだろうと思い込んでいたが、実は最新刷のジョジョ6巻にも変わらず載っているのだという。
私ひで氏はいつもアランスミシーバンドというバンドをやっていてとてつもなく幸せなことのひとつとして、
「過去のCD作品には当時の自分、バンドメンバーがそこで呼吸をしている」と感じる、というものがある。単にレコーディング当時の状況、という意味ではなく、一連の作品を作っていたころの自分たちの状況やその頃の自分自身が声や演奏に詰まっている。それが形の無い音としていつまでも流すことが出来る、CDという媒体にまとまっていることをとても誇りに思う。
このジョジョの話もそれに実はそっくりで、そこに遥か昔の自分がそこにいるような気がするのだ。
ジョジョという作品が続く限り、単行本はペースを変えながらも増刷され、その中に30年前の自分がいつも息づいている。
なぜこれを古本屋でわざわざ見るか言うと、実はこの送られてきた第6巻が今やどこにいったのかさっぱりわからないからだ。
自分らしいといえば自分らしい。
ま、それにしてもジョジョ色んな意見があるとは思うが、そんなこともあり
第1部がやっぱり最高だ。
ひで氏です。
本はもちろんだがCDもあるので、私ひで氏はいつもCDコーナーにくぎ付けだ。
特にブックオフなどは500円コーナーにあったCDと同じものが280円コーナーにあったりするので、注意が必要だし、ごくまれにまさか、という作品があったりするので良く観察している。
しかしこの日は、普段はあまり見ないコミックのコーナーにふらっと立ち寄ってみた。
そしてふと、昔心をときめかせて読んだ作品である「ジョジョの奇妙な冒険」セクションを見た。
荒木飛呂彦氏のこの作品をご存じだろうか。タイトルを変え何世代にも渡って続く壮大なジョジョのストーリーを。
正直、私は第6部ぐらいから読む機会を逸してしまい全く分からなくなってしまった。
いずれにせよ、荒木氏は完全にこの「ジョジョ」という作品で大ブレイクし、ライフワークとして仕事をされている。
私ひで氏は「ジョジョ」以前から氏の作品が大好きだった。例えば「魔少年ビーティー」。
あの漫画を読んだ人は、いわゆる車の「当たり屋」のような子供が言いがかりをつけてきて、なんだかんだと家に来たかと思うとその家族が大挙してきて居座り始め、妙な権利を主張する。。。というあの話を絶対に覚えているはずだ。
読んでから何十年も経つのにあんなに不気味に覚えている作品もそうない。
他にも「ゴージャスアイリン」や「バオー来訪者」など、昔から個性の塊のような作品をリリースし続けてきた素晴らしい作家だ。
ブックオフでジョジョコーナーを見ているうちにそんな思い出が頭をよぎり、そういえば。。と「ジョジョの奇妙な冒険」第6巻を手にとった。
躍動感あふれる構図に予測不可能なストーリー、ああ、そうだったそうだった、と思いながらページをめくる。
そして収録内容が終わった後の巻末の数ページを開く。
そこには「読者からのおたより」的なコーナーがあり、よくある読者からのイラストがいくつか紹介されている。
そう、この真ん中にフィーチャーされているはがきは1988年、当時少年の私ひで氏が書き送ったものだ。
今見ると絵や字のヘタさに呆れるが、過去の作品の好きなキャラに触れるなど、荒木作品への愛情が感じられる。
当時、集英社から「あなたが送っていただいたハガキをジョジョの第6巻の巻末に採用させていただきます」という内容の手紙が届いた。
そして実際に本が公式発売の少し前に届き、その時の送り状の文面で初めて「献本」という言葉も知った。少年漫画という「子供のもの」とされている世界の中で大真面目に動いている出版社のプロフェッショナルな感じに少し触れたような気がして、自分が少し大人になったような気がした。
ほぼ30年前のこの頃、自分の書いた何かが慣れ親しんだコミックスの巻末に印刷物として縮小され掲載されているというのは本当に衝撃的だった。そして驚くことに、初版や数刷分しか掲載されていないのだろうと思い込んでいたが、実は最新刷のジョジョ6巻にも変わらず載っているのだという。
私ひで氏はいつもアランスミシーバンドというバンドをやっていてとてつもなく幸せなことのひとつとして、
「過去のCD作品には当時の自分、バンドメンバーがそこで呼吸をしている」と感じる、というものがある。単にレコーディング当時の状況、という意味ではなく、一連の作品を作っていたころの自分たちの状況やその頃の自分自身が声や演奏に詰まっている。それが形の無い音としていつまでも流すことが出来る、CDという媒体にまとまっていることをとても誇りに思う。
このジョジョの話もそれに実はそっくりで、そこに遥か昔の自分がそこにいるような気がするのだ。
ジョジョという作品が続く限り、単行本はペースを変えながらも増刷され、その中に30年前の自分がいつも息づいている。
なぜこれを古本屋でわざわざ見るか言うと、実はこの送られてきた第6巻が今やどこにいったのかさっぱりわからないからだ。
自分らしいといえば自分らしい。
ま、それにしてもジョジョ色んな意見があるとは思うが、そんなこともあり
第1部がやっぱり最高だ。
以前書かれた鬼太郎やイラストブログのおもしろ人物、色んなタッチの絵が書けて羨ましいです♪
いやいやこの絵はかなり恥ずかしいですが…笑!
もっと上手くなるよう精進します。いつもありがとうございます!
HAPPY NEW YEAR の囲み線がこれまた素晴らしい!