安芸吉田農園

きれいな水、澄んだ空気とやさしい太陽の下で米と野菜を作っています。

「チイ」と言う名の名犬 20220417

2022-04-17 21:33:19 | 日記
 令和4年4月17日 日曜日 晴れ 遅霜が来たが日中は暖かで過ごしやすかった。

 昔・・・十数年前・・・我が家には「チイ」と言う名の賢い犬がいました。
 彼女は埼玉県生まれのホワイトタイガー(正確にはグレーとホワイトの虎毛模様)です。

 我が家では彼女を「チイちゃん」と呼んでいました。
 チイちゃん



 我が家の一員となったのは彼女が7歳の時、大都会からいきなりバスも通わない山奥の農家にやって来た彼女でしたが、寂しがる様子はなく朝夕の散歩に加えて時々昼間の自由時間に広い広いドッグランを楽しそうに走っていました。

 時にはウリボウ(猪の赤ちゃん)を捕まえたり、亀さんと睨めっこしたり、マムシに3回咬まれたり色々ありました。

 賢いとは、来訪者があれば吠えて教えてくれますが、郵便配達の人・新聞配達の人・家族・親戚には絶対に吠えず、散歩の時などは決して引っ張らず付かず離れずと言うかリードが張らずたるまずでした。
 中でも一番凄いと思ったのは当時養母が自力で歩行できない状態のときに赤ちゃんのハイハイで外に出ようとすると激しく吠えて農作業中の我々に知らせたことです。

 その吠え方で何が起きているかを理解する妻も凄いと思いました。
 僕には分かりませんでした。

 安全・安心と癒しをくれたチイちゃんとの生活は10年でした。寝ていた彼女に買い物に行く旨を告げて出発、帰宅の声掛けをした時には反応がありませんでした。

 今、チイちゃんは桜の下から我々夫婦を見守ってくれています。
 毎年、桜の咲くころは「名犬チイちゃん」を思い出します。

 さて、今日も一本生けてみました。
 山桜桃梅(ユスラウメ)




 今回はここまで・・・
コメント
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