秋津蛉のモンスターリスト

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鳥竜種の書 毒怪鳥 ゲリョス

2024-04-22 22:37:15 | 鳥竜種











「毒怪鳥」

ゲリョス
Gypceros
鳥竜種
竜盤目 鳥脚亜目 鳥竜下目 ゲリョス科
全長約871.99〜1238.62cm
全高約457cm
脚の大きさ約130cm
・狩猟地
沼地、密林、 森丘、原生林、未知の樹海、古代林、地底洞窟、遺跡平原、遺群嶺など



・概要、特徴
温暖湿潤な地域に生息する大型の鳥竜種で、強烈な毒液を口から撒き散らすことから「毒怪鳥」とも呼ばれる。
槌のような珍しい形状のトサカと上下に張り出した嘴、くすんだ藍色のゴム質の外皮、太い鞭のような尻尾といった異質な外見が目を引く。
このゴム質の外皮は優れた弾力性により単純な打撃によるダメージを大きく吸収し、電撃のダメージや影響をほぼ完全に無力化してしまうほどの絶縁性も備えている。
しかしその性質から、斬撃や炎熱に対しては比較的弱い。
なお、前述の絶縁性と抗毒性の高さのためにシビレ罠は全く効かない。



・生態
奇妙な外見と性質を併せ持ち、臆病な性格故に一ヶ所に留まることがなく、常に走り回っている。
その疲れを知らないような持久力の源は、体内に流れる特殊な体液「狂走エキス」の効果である。
脚も太く発達しており、その強靭な脚力で垂直な壁面を疾走してよじ登ることさえある。

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1782389470941290837?s=19





人間の所持品に好奇心を見せ、興味を引かれる物がある場合は啄むように攻撃したついでに盗むこともある。





中でも鉱石や貴金属、閃光玉や光蟲などの光り物を好んで盗む傾向がある。集める理由については、知能が高いと推測されることからコレクションして楽しんでいるという説もある他、後述の理由にもあるという。

とあるハンターからは、ヤド真珠を持ったまま別の依頼を受けた際にそこで遭遇したゲリョスにヤド真珠を奪われてしまったとの報告があり、その時のゲリョスが尋常ではない興奮ぶりを見せていた点から、真珠は彼らにとっても価値の高いものであることは間違いないらしい。




なお、盗んだものが肉や虫、キノコなど食べられるものであればその場で食してしまう。







特異な姿と多芸さで知られるゲリョスだが、ハンターを特に苦しめるのが、頭部のトサカから放たれる眩いばかりの閃光である。
人間ばかりでなく周囲のモンスターまでも巻き込んで目を眩ませ、視界を奪う強力な光は、 トサカの内部にある鉱物質の器官で発生すると考えられている。
興奮したゲリョスは、急激に頭部を振動させることによって上方向に湾曲したクチバシの先端をトサカと衝突させる。
するとその衝撃でトサカ内部の鉱物質の器官が破壊され、膨大な光が生み出される。


あるハンターからの報告によれば、ゲリョスとの戦闘でトサカを破壊した際、 中から水晶系やライトクリスタルと呼ばれる希少鉱物を発見することができたという。
光る物を好むのは、これらの鉱物の素材を確保するためともされる。









繁殖期になると、雄は巣の予定地を確保し、その周囲にキラキラしたものをばら撒く。
雌が上空を飛んでいるのを発見すると雄はトサカから閃光を発し、 ばら撒いた“宝物”に反射させる。
光り具合が気に入ると、雌は巣の予定地に舞い降りてペアリングする。雄が“宝物”を雌に直接プレゼントすることもあり、より大きく、より光の反射率の高い贈り物が好まれる傾向がある。



また、偽死行為で外敵をやり過ごそうとする珍しい習性を持っている。
攻撃を受けて命の危険が迫ると突然大きくよろめき、あたかも力尽きたかのように崩れ落ちてしばらく動かなくなるのだ。
この間は例え追撃を仕掛けられたとしても無反応でやり過ごそうとするが、その辛抱強さは尋常ではなく、ハンターにナイフを突き立てられ、そのまま身体の一部を剥ぎ取られてもなお微動だにしない



これに騙されて外敵が立ち去る事を狙っているが、逆にそれでもなお近付いてくる者に対しては突然激しく暴れて奇襲を仕掛ける。
場数を踏んだハンターでも一目でゲリョスの偽死を見破るのは難しく、討伐したと勘違いして接近してしまい、突然暴れ出したゲリョスに叩き伏せられたという報告はよく聞かれる。
・食性
雑食性。疲労すると腐肉や毒テングダケを捕食する様子が観察されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1781898415116537937?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476765051717439489?s=19

・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると飛び上がって鳴き声をあげ、他に類を見ない戦法で外敵を撹乱する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476764536384286722?s=19

狂竜化
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1476850364628766721?s=19









「毒袋」と呼ばれる内臓器官で毒を生成し、外敵を追い払う際にはそれを口から汚物として吐き散らして攻撃を仕掛ける。
この毒液はゲリョス自身が健在である限り無尽蔵に生成され、一度に吐き出される量がとても多い。
比較的毒性は低いものの、その量の多さから十分な脅威とな
また、傾斜のある地形では下に流れ落ちるため、狩猟の際には地形にも気を配る必要がある。
力をつけた個体は天高く毒液を吐き飛ばし、時間差で毒を浴びせる事もある。
パニック走りをしながら毒液を吐き散らかす事も多く、そうなると辺りは毒まみれとなってしまう。





ゴム質の尻尾は伸縮性に長け、尻尾を振り回せば遠心力によって伸び、見た目以上に広い範囲を打ち据える。
追い詰められて興奮すると頭部を急激に振動させてトサカと湾曲した嘴の先端を打ち合わせることで、トサカの内部の鉱物質の器官を破壊し、強烈な閃光を発する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1659838150334873602?s=19





文字通り目と鼻の先で繰り出される閃光に慣れているためか、ゲリョス自身はこの閃光をいくら使おうとも眼が眩んだりといった影響は全く見られない。





興奮するとトサカが明滅するようになり、目の周りに赤い模様が浮かび上がる。

一筋縄ではいかない奇妙な戦法を駆使する厄介なモンスターではあるが、毒や気絶といった状態異常に耐性があれば非常に有利に狩猟が可能。ギルドでは、危険度は奇猿狐や鬼蛙と同等とされる。




・利用
大量の毒を扱うためにその外皮は抗毒性も非常に高く、ゲリョスの素材から作られた装備は強力な毒にも耐え、またその毒袋を使用した武器は刀身に猛毒が染み込み、高い毒属性を発揮する。




また、その絶縁性の高さからゲリョスの皮は発電機構を組み込んだ特殊な武器のグリップなどにも導入される他、モンスター素材としては類を見ない弾力性と伸縮性から独特の需要がある。
また高い防水性から船舶の素材などとしての需要も増えている。
また、頭部を収集するゲリョスの好事家も少なくなく、毒怪鳥研究同好会なる組織も存在する。
・ソース
MH4G
MHXX
モンスターハンター モンスター生態全書vol③
復刻ハンター大全 62 & 92pg



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