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わたしもあなたがだいきらい

2006-08-10 23:12:47 | 政局
●中国「信頼できない」過去最悪の65%…読売調査(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060810i314.htm

 読売新聞社の「中国に対する意識」についての全国世論調査(7月8、9日実施、面接方式)で、中国を「信頼できない」という人が計65%に上り、1988年以降、6回行った調査で最悪となった。

 現在の日中関係を「悪い」と見る人も計66%で、同じ質問をした10年前の96年調査に比べほぼ倍増した。小泉首相の靖国神社参拝に中国が強硬に反発していることなどが、国民意識にも表れたと見られる。

 中国を「信頼できない」は、2002年の前回調査から10ポイント増加した。「信頼できる」は計30%で8ポイント減。現在の日中関係については「良い」が計27%にとどまり、96年調査から29ポイントも減った。中国に対する印象でも、「悪い印象」を持つ人が計67%に達し、「良い印象」計27%を大幅に上回った。

 一方で、「今後、アジア地域に最も影響力を持つ国」を一つだけ選んでもらう質問では、「中国」が最多で57%。2位の「米国」(14%)を大きく上回った。「日本」は10%で3位。

 「今後、最も経済力を持つ国」(三つまで選択)でも、「中国」が70%で首位となり、経済面を中心に中国が今後ますます重要な国になる、との認識は広がっている。

 ただ、中国の経済発展が日本経済に与える影響では、「マイナスが大きい」(36%)が、「プラスが大きい」(28%)を上回った。

 「中国の発展がアジア地域に与える影響」(複数回答)では、「中国のエネルギー消費が増え、他国の資源確保が難しくなる」が41%で1位となり、「アジア全体の経済発展につながる」(34%)などの肯定的見方より多かった。

 「軍事的な脅威になると思う国」(複数回答)として、「中国」を挙げた人は44%で、「北朝鮮」(78%)に次いで2位だった。


やっと日本の国民の中に「正しい認識」が浸透してきたようです。ああ、「正しい」というのはバリバリに主観が入る言葉なので、「誤った認識」であると考える人もいるでしょうけど。

質問の設定の仕方にもいくらかの作為が感じられますね。たとえば、「今後、最も経済力を持つ国」という”最も”を選択する質問でありながら”三つまで”選べるとか、日中関係が悪いという質問を設定しておきながら「では、どのようにしたらいいか」という質問がなかったり…。

ところで、
・信頼できる」は計30%
・(中国に対し)、「良い印象」計27%

という結果が述べられていますが、この数字は民主党の支持率とかなり近いですね。この点では民主党は強固な地盤を得ることに成功したと言っていいのではないでしょうか?

しかし、一方で…

・中国に対する印象でも、「悪い印象」を持つ人が計67%
・中国を「信頼できない」という人が計65%

これらの考えを持つ人は安倍(or麻生)に期待を寄せることになるでしょうから
、自民にとっては追い風となる調査結果でしょうね。

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