I.D.S.

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千葉7区補欠選挙

2006-04-23 23:20:36 | 政局
千葉補欠選挙-自民党の議員の辞職に伴う欠員を埋めるための選挙です。これ重要です。

さて、結果が出たそうですが…

●衆院千葉7区補選、民主・太田和美氏が初当選(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0423/006.html

 衆院千葉7区の補欠選挙が23日投開票され、民主党新顔の太田和美氏(26)が自民党新顔の斎藤健氏(46)=公明党推薦=らを破り、初当選した。民主党は昨年の総選挙で惨敗し、送金メール問題で窮地に立ったが、この選挙で反転攻勢の足がかりを得た。9月の代表選で小沢氏が再選されるのは確実な見通しで、来年夏の参院選での与党過半数割れを目指して攻勢を強める。一方、9月に退任する意向の小泉首相は最後の国政選挙で敗北。自民党総裁選では首相の改革路線の見直しや、小沢氏に対抗する選挙戦略が大きな焦点になりそうだ。

 当日有権者数は38万6606人。投票率は49.63%(前回総選挙64.75%)だった。

 昨年の総選挙で初当選した自民党松本和巳氏(41)が、陣営の選挙違反事件に絡んで辞職したのに伴う選挙で、5人が立候補した。

 わずか955票差で当選した民主党の太田氏は、雇用、高齢者福祉、教育の現場に「格差が広がっている」と指摘し、「負け組ゼロの社会が必要」と訴えた。代表就任後、最初の国政選挙となった小沢代表も中盤から応援に入り、懸命に後押しした。

 直前まで埼玉県副知事だった自民党の斎藤氏は、公募で集まった221人から選ばれたが、隣県からの「落下傘候補」への抵抗感を払拭(ふっしょく)できなかった。小泉首相も補選では異例の応援に入ったが、知名度不足に苦しんだ。


民主党が準備しておいた勝利宣言文を丸写ししたような記事です。お疲れ様。
なぜか他の新聞社がスルーしている、自民候補・斎藤氏と民主候補・太田氏の得票差については、朝日新聞はしっかりと記載していますね。褒めてつかわすw

そう、たった千票程度の差だそうです。
TBS記事:参考を見つけましたが、
JNNが独自に午後10時35分でとりまとめた結果、開票率58.9%で、民主党公認の太田和美氏が87046票、自民党公認の斎藤健氏が、86091票、となっています。
とのことです。欧米では投票人数19万の選挙で、千票程度の差しかなかった場合、数え直しとかが要求されるでしょう。その程度の票差です。

自民の議員が辞職したことに伴う選挙であるので、本来自民が苦戦するか、民主党が圧勝すべき選挙です。そういう意味では自民も十分に善戦したと思います。この結果がポスト小泉レースに反映されることはないでしょうねぇ。しかし、たった一つわかるのは、選挙戦において党首のカリスマ性は絶対だと言うことです。特に先の衆議院選挙みたいに既存勢力と手を切る場合には。ポスト小泉候補の中で、そういうカリスマ性を発揮できそうなのは安倍氏(10人に聞いたら5人は名をあげる)か麻生氏(対中鮮政策では人気高いので中鮮の出方次第では…)位でしょうか。谷垣氏と福田氏の可能性は下がった気がします。

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