I.D.S.

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漢の戦うべき場所

2005-10-18 22:32:34 | 政局
本日付けの記事ではありませんが、面白い情報を見つけたので記録。

↓ここから引用。
SAPIO 7/27号 平沼赳夫vs桜井よし子対談より、一部抜粋

桜井:経済産業相時代に中国にセーフガードを暫定発動しましたね。

平沼:WTOのルールに則って、白ねぎと生シイタケと畳表(イグサ)について発動したのです。 中国側はWTO違反をして携帯電話、エアコン、自動車で報復関税措置をとってきました。
      (中略)
担当局長以下事務方が北京に行き、1週間、侃々諤々話しあった。ようやく合意を見出せたというので、私が北京に行ったのが01年の12月11日でした。
      (中略)
いよいよ最後の話し合いというときに、石広生・対外貿易経済協力相が
「中国はなにも合意していない」とうそぶくんですよ。
      (中略)
横を見ると、日本の役人たちが中国の役人をにらみつけていて、中国の役人はみんな下を向いてる。 そのとき、ハッと気付いたんです。 これは日本が常に譲歩してきたことによる習性なんだと。 最終段階でゴネれば、日本の政治家や経済人は3つのうち1つくらいは譲歩する。 だから貿易担当大臣の態度は、“標準動作”なのです。
      (中略)
だから私は「これ以上いても無駄だからみんな帰ろうよ」と言って立ってしまった。 向こうは呆気にとられて、ドアまで送ってもこなかったですね。 私はそのまま日本に帰ってきました。 そうしたら純ちゃん(小泉首相)が困っちゃって、
      (中略)
頼まれたので、12月21日にもう一度言ったら、今度は3分ですみました(笑) 例の大臣が大臣室でコーヒーをごちそうしてくれて、車のとこまで送ってきた。 だから中国とは、ある程度毅然たる態度でやることが必要だと思うんです。
↑引用ここまで。

ちなみに平沼赳夫っていうのはこんな人です。
自分の知ってる限りでは、郵政法案に反対して刺客を送り込まれた、くらいの認識しかなかったんですが結構好感が持てます。
衆院選後の郵政法案再採決の際も反対票を投じたようですが、私としては当然な行動だと思います。なんせ衆院選では郵政法案反対を掲げて戦って、その上で当選してきたのですから。
このまま自分の信念を貫き通せれば、再び首相候補と呼ばれる日が来るかもしれません。

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