ウミさん、今日を語る

日々気になった出来事をつづっています。

コレクター(サスペンス)

2005年07月28日 | Weblog
アシュレイ・ジャッド・・私の好きな女優さんです。知的な上品な美しさと巻き込まれ型のサスペンスに良く出演しててかわいそうに見えてしまうんですよ。「コレクター」(1997年)この作品でも彼女は、猟奇的女性連続犯に狙われるかよわい美女を見事に演じてます。共演は、モーガン・フリーマンで彼は犯罪心理学の専門家という刑事役でした。2転3転する展開で、犯人を当てられませんでした。

SAW(スリラー)

2005年07月24日 | Weblog
今回は、怖い作品「SAW」(2004年)です。スリラーとサスペンスの見ごたえのある作品です。原題は訳すとのこぎりで、重要な小道具でもあります。汚いバスルームに鎖で管につながれた2人の男のあせりと絶望がひしひしとせまってきます。
「6時間以内に相手を殺すか、自分が死ぬか。」犯人のメッセージにあせる2人。部屋からの脱出というストーリーは、以前紹介した「CUBE」に似た展開です。犯人が連続快楽殺人者という点では、以前紹介した「セブン」にも似ています。徐々に明らかになる2人の関係や犯人を追い続ける元刑事などスリリングに描かれます。出演者の「リーサル・ウェポン」のダニー・グローバーや「スパイダー」のモニカ・ポッターはいい演技をしています。最後まで、どんでん返しの連続でした。この連続殺人犯は、被害者達へもっと必死に生きろと言いたかったようです。血なまぐさいシーンが多い事を覚悟して見て下さい。ゾーとさせる真夏向きの作品でしょう。

ゲーム(ミステリー)

2005年07月20日 | Weblog
ミステリーのジャンルでは、まず「ゲーム」(1997年)挙げますね。監督は、「パニック・ルーム」のデビット・フィンチャーです。出演者は、マイケル・ダグラス、ショーン・ペン、デボラ・アンガーと演技派がそろっています。巻き込まれる役をやらせたら、抜群のマイケル・ダグラス扮する冷酷無比な大富豪(といっても今はやりの乗っ取り屋といった方がわかりやすかな)が、弟から誕生日プレゼントとしてゲームに招待される。それは、どう見ても現実離れしたゲームなんですが、アメリカならありうるかなというスケールで展開されます。この作品は、面白いという人とつまらないという人両極端に分かれるでしょうね。私なんかは、ついつい引き込まれた方です。最後は、人生訓的な感じがしないでもありませんでしたが。人間悪いことして成り上がるとロクなことないよ、反省しなさいと言いたいのかなと。

スタンド・バイ・ミー(感動作)

2005年07月17日 | Weblog
今回は、「スタンド・バイ・ミー」(1986年作)です。この映画のヒットによって、1960代のベン・E・キングの名曲もリバイバルヒットしました。ロブ・ライナー監督作です。この作品でリバー・フェ二ックスが一躍スターになりましたが、若くして亡くなりました。弟のホアキン・フェ二ックスがいま活躍してますね。中年になった作家の回想という形で、男ならだれでも思い出としてある少年時代の冒険を描いた作品です。蒸気機関車に追いかけられたり無茶をやるをみて、自分も似たことやったなと思います。自分も小学校に通うのに、電車の鉄橋を渡る方が近道だったので、歩いてました。遮断機が下がり警報機が鳴ると電車が通って橋が揺れるのが怖くて一目散に走って渡ってました。さらに時にはもう一つの鉄道保安員用の通路を歩いて、真横を電車が通る風圧のスリルを楽しんでました。今なら危ないなと思い子供にはさせませんけどね。なんともなつかしさのよみがえる作品です。

誰かに見られてる(サスペンス)

2005年07月13日 | Weblog
ラブ・サスペンスと言えるかもしれませんが、今回は「誰かに見られてる」(1987年作)をお勧めします。監督は、たまたま紹介が連続になりましたが巨匠リドリー・スコット、出演は、トム・べレンジャー(「プラトーン」など)とミミ・ロジャース(トム・クルーズの元妻)です。殺人事件の犯人を目撃した大富豪の女性を守る刑事は、いつしか彼女に惹かれてしまうというストーリーです。この作品のトム・べレンジャーは、良い演技をしています。苦悩する男を完璧に演じ、ミミ・ロジャースも怯えながら刑事に惹かれる女性を演じ非常に魅力的です。ニューヨークを舞台にして、リドリー・スコット監督の好きな夜と雨が一層雰囲気を高めていると思います。

ブラックホーク・ダウン(戦争映画)

2005年07月10日 | Weblog
昨日、NHKスペシャルでアフリカの内戦について放送されていました。内容は、アフリカの内戦に国連が関与しなくなったと。その原因の一つに挙げられたのが、アメリカ兵18人が犠牲になったソマリアの内戦です。それを再現した巨匠リドリー・スコット監督作が「ブラックホーク・ダウン」(2001年)です。出演は、ジョシュ・ハートネット, ユアン・マクレガーなど豪華です。最新鋭兵器を擁するアメリカ軍特殊部隊が1日で制圧する予定で、乗り込んだのですが、ソマリア民兵の反撃に部隊は孤立し部隊全滅の危機に見舞われます。奇襲部隊の降下という最初の大事な一歩がヘリの墜落によって、緻密な作戦も全てが狂ってしまうという良い例でしょうか。奇襲どころか泥沼の市街戦に巻き込まれ死んでいくアメリカ兵がこれでもかとリアルに描かれています。必死の脱出過程など見ていて痛い作品ですが、これが戦争なんですね。

レイン・メーカー(法廷物)

2005年07月06日 | Weblog
今日は、名匠コッポラ監督作「レイン・メーカー」(1997年)です。私の好きなジョン・グリシャムの原作の映画化です。なぜかというと、いま世間で話題になっている日本の生命保険会社もこの映画に出てくる保険会社と似ているからです。この作品は、正当な保険金の受け取り権利のある人へ、理由をつけて保険金を支払わない大手保険会社を相手取って損害賠償訴訟を起こしたマット・デイモン演じる新人弁護士の戦いを描いています。保険会社は、事情を知っている従業員を解雇するなどあらゆる妨害策を取ってきます。まさに、事実は映画よりも奇なりを地でいく今回のできごとだと思います。今回もかなりの契約者が保険金を支払われなかったみたいです。自己防衛がいかに大事か教えてくれました。みなさんもこの作品を見て参考にして下さい。

宇宙戦争(SF映画)

2005年07月02日 | Weblog
公開されたばかりの話題作「宇宙戦争」を見てきました。さすがスピルバーグ監督だけあって、久々にハラハラドキドキの連続であっという間の2時間でした。原作は、HGウェルズの古典ですから内容はわかっていても、スピルバーグの手にかかると凄いスケールの作品になりますね。あらすじは、突然襲ってきた宇宙人が操作する殺人マシーンから逃げるトム・クルーズと息子と娘の逃避行を描いてます。この宇宙人は感情が無いという設定なのか、これでもかというくらいすさまじい破壊と殺戮を繰り返します。トムは途中で息子とは、離れ離れになり娘のダコタ・ファニングを必死に守るトムがカッコイイですね。とにかく彼らを襲う殺人マシーンの恐怖は凄かったです。効果音や音楽で自分がその場にいるかのような臨場感というか恐怖感を十分味わいました。音楽は、名匠ジョン・ウィリアムスですから折り紙付きです。中盤で登場するアカデミー俳優ティム・ロビンスが迫真の演技で締めますよ。家族を皆殺しにされた男の狂気を見事に演じていました。そして、忘れてならないのが名子役ダコタ・ファニングちゃん、いやー今回も恐怖に怯えるいたいけな美少女を見事に演じてます。大きな青い目で泣きそうなダコタをみてるとトムが守ってやらねばと思うのもうなづけます。意外な結末でしたが、正直終わってホッとしました。女性の観客は怖かったという声が多かったです。