巡業平成20年松竹大歌舞伎
@目黒パーシモンホール
●魚屋宗五郎
魚屋宗五郎:三津五郎
女房おはま:芝雀
磯部主計之助:秀調
小奴三吉:亀寿
鳶吉五郎:巳之助
父太兵衛:市蔵
召使おなぎ:萬次郎
浦戸十左衛門:彦三郎
●京人形
左甚五郎:三津五郎
女房おとく:萬次郎
栗山大蔵:亀寿
井筒姫:巳之助
奴照平:市蔵
京人形の精:芝雀
ところが!手持ちの帯と、みごとなまでに合わないのです。桜が大きいだけに他の花が入っているものは合わない気がして、かといって幾何学的すぎても寂しくなるし、結局1度だけ黄色っぽい名古屋帯(これまた、なかなか出番がやってこない、かわいそうな帯なのです、よ。)に合わせて着ただけでした。
で、なんとなぁく、淡いピンクの帯を探して色で桜を表現するのも良いかなと思っていました。ででで、また例の如く、ネットでポチしてしまいました。同じシリーズで、源氏香が描かれたものがあり、そっちの柄の方に惹かれたのだけれど、白地で物足りない感じがしちゃって。。。結局、写真のをポチしました。
淡いピンク地に桜、麻の葉、鞠が織られた帯。実物を見たら、ちょっと思っていたのと違って・・・ネットって難しいなぁと実感。ま、1度は締めてみましょう。
↓アップはこんな感じ。。。
帯つきだと寒いというか見た目におかしい季節(もうそろそろ?)には、大判のショールをすっぽり羽織るか、母や祖母が着ていた道行を腕を縮めて着るか、またはその合わせ技か。でも、その道行は赤やらピンクやら。ちと派手です。しかも昔ならではの短め。私は短めが嫌いではないけれど、少し落ち着いた色合いのものがあっても良いかなぁと思っていました。
ふとネットで見つけた長羽織。悩むまでもないお値段だったので。ポチ、ポチしたのでした。「ポチ、ポチ」?・・・2回クリックした?はい。つい手が滑って。。。
そのうちの1枚がこの芥子色の雪輪。う~ん、お値段がお値段だし、そうなんだけど・・・。やっぱりちゃんとしたの買えば良かったかなぁ。はぁ。まぁ数のうちに。。。
江戸宵闇妖鉤爪
― 明智小五郎と人間豹 ―
市川染五郎大凧にて宙乗り相勤め申し候
平成20年度(第63回)文化庁芸術祭主催
江戸川乱歩=作「人間豹」より
岩豪友樹子=脚色
九代琴松=演出
沢田祐二=照明
国立劇場美術係=美術
<第一幕>11:30~12:35
第一場 不忍池、弁天島の茶屋の前
第二場 江戸橋広小路の支度小屋
第三場 ウズメ舞の場
第四場 隅田河畔の茶屋
第五場 浅茅ケ原
<第二幕>13:05~14:05
第一場 団子坂、明智小五郎の家
第二場 笠森稲荷
第三場 団子坂近くの一本道
第四場 洞穴、恩田の隠れ家
第五場 浅草奥山の見世物小屋
エピローグ 同 見世物小屋裏手
幸四郎/高麗蔵/春猿/鐵之助/錦吾/染五郎
朝、家を出る時間だったので、ちょっとしか見られなかったのですが、それでも、「江戸宵闇妖鉤爪」の映像、か~な~り出してましたね。。。あんなに出していいの?っていうくらい見所がダイジェストで流れていました。それだけ、自信作ということでしょうか、ね。ますます楽しみになりました☆帰ったら録画したものを見なくっては。
完全な歌舞伎役者でありながら、異文化交流(?)や新作にも意欲的。舞踊家の一面も持つ。そんな現代人:染ちゃんが好きです。齋ちゃんの成長も楽しみ。
今までの染ちゃんの役で1番印象に残っているのは、2006年10月に大阪松竹座で上演された「染模様恩愛御書」ですかね。私の初松竹座遠征でしたし。火事の中、御朱印を守るために自分の腹をかっ切って、肝臓腎臓大腸を取り出す。「これが肝臓、これが腎臓、これが大腸、みっつ合わせて勧・進・帳!」というセリフが染さんらしくって好きなのです。あぁ、再演してほしいな。同じキャストで。劇団☆新感線とのコラボも好きですよ~。来月の「高坏」も楽しみにしています。
「子米朝」
五代目桂米團治 (著)
これは最初から買おうと思ってました。しかし、届いた箱を開けてビックリ!2冊入っていたのです。最初は配送ミス?と思ったのですが・・・オーダー確認メールを見たら、しっかり自分で2冊にしてしまったようです。。。いくら好きでも2冊はいらないなぁ。。。どなたか、落語が好きな方にさしあげようかしら~。でも読むの楽しみですぅ。
↓米朝さんの番組を見終えて、NHKをつけると、あれ、菊ちゃん・・・?その瞬間、(有)ちゃんからメール!「nhkつけて!」と。まぁ、メールがきた瞬間にこのことだと思ったけど、メールを開いて、やっぱりそうだったわ~。さんきゅ!
途中からしか見られなかったけれど、貴重な素顔+衣装の舞台稽古。玉さまのお姿も♪あぁ、素晴らしい。再見、楽しみです♪♪♪♪♪
昨晩、放送された番組。米朝さんとその一門を追ったドキュメンタリー。
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かんさい特集 「苦節を笑いに変えて~桂米朝一門60年の軌跡」
落語家で人間国宝の桂米朝さんは上方落語の復興に尽くし、一門60名の弟子を育ててきた。米朝さんと一門のこれまでの歩みを伝え上方落語の継承される姿を描く。
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米朝師匠の落語に対する思い、大勢の弟子に対する気持ち、熱いものを感じました。
「坂東三津五郎歌舞伎の愉しみ」
坂東三津五郎 (著) 長谷部浩 (編)
これも先日、図書館で借りたのですが、なんだか忙しい時だったので、ほとんど読めないうちに返却期限が。。。予約が10件以上も入っていたので、しばらくまわってこないな、でも読みたいな、とうことで、買いました。楽しみ~♪あ、愉しみ~♪♪
「歌舞伎のかわいい衣裳図鑑」
君野倫子 (著) 市川染五郎 (監修)
図書館で予約していた本がやっと手元にきました。今年の春くらいに発売されて、本屋さんでチラリと立ち読みしたことはあったのですが、ちゃんと読みたいなと思って予約していたのでした。10人くらい待って、やっと・・・忘れた頃に・・・やってきました。まだ、ざぁっとしか読んでいないのですが、なかなかおもしろい!衣装だけでなく、昔の筋書きや歌舞伎かるたなんてぇのもあって、歌舞伎好きならけっこう楽しめる感じです。