aki ~ 歌舞伎☆だいあり

歌舞伎・・・カブキ・・・かぶき・・・

2013年1月 着物コーデまとめ

2013年02月14日 08時08分00秒 | 着物・和物・和雑貨

ブログをさぼりすぎなので・・・せめてまとめてアップしておこうと思います。


2012年12月31日大晦日から2013年1月1日元旦にかけて初詣。





2013年1月2日 新橋演舞場 初日 昼の部





2013年1月3日 国立劇場 初日





2013年1月7日 開山忌法要





2013年1月12日 大江戸和髪隊 → お座敷舞 初稽古 
 





2013年1月26日 新橋演舞場 千穐楽 夜の部





2013年1月27日 国立劇場 千穐楽





2013年1月28日 古町家ぎゃらりーゆう 





2013年1月29日 柳家小三治独演会






1月は8着物DAYでした。目標はお稽古の日も入れて月に10日です。がんばるぞっ。


初めてのロゼット作り。

2013年02月11日 11時30分00秒 | 手作り工房


みなさま、ごきげんよう。久しぶりにちゃんと書きます。歌舞伎でも着物でもないけれど、私にとっては大切なことなので、写真を盛り込んだ長文になります。よろしければお付き合いくださいませ。


昨年10月某日、Yちゃんと久しぶりにご飯をすることに。お互いに10月生まれなのでプレゼント交換しつつ、中目黒の「トロケの台所」でディナー。Yちゃんが2013年2月に結婚式をあげることになっていたので(すでに入籍はしてます!)、何か私にできることないかなぁ・・・と話になりました。私の「手作り好き」が活かせることしたいなぁと思ったのです。

で、しばらくしてYちゃんから連絡がきて「ロゼット」を作ることに。この時、私は「ロゼット??????????」 ・・・知識ゼロでした (-_-) ネットで調べると、そこには超素敵カワイイ世界が広がっていました!ワイトロフィーという専門店があり、そこの作るものが兎に角カワイイ。Yちゃんも、こんなのが良い~との希望!作ったことないけれど、こりゃ、いっちょ、一肌脱ぐかっとヤル気満々の私でした。

後日、待ち合わせして、ランチしつつ、当日着用予定のドレスの写真を見せてもらいながら(すごくかわいかった!)、どんなのにしようか~と作戦会議。そして実際に見ながら決めようということになり、手芸やさんに移動して、リボンをメインに色々と相談しつつ想像を膨らませつつ、買い込み、「まずは、やってみるね!」と決意表明 (^_^)/

で、作ることになったのは・・・
1着めドレス用のロゼット×ふたり分、2着めドレス用のロゼット×ふたり分。さらに「他には何か必要なものないのぉ?」と聞き出して、リングピローも承りましたっ。Yちゃんの愛猫「CHAOSちゃん」を型どったクッションと、そのこ用のロゼット×2パターン。

とりあえず、「年内に納品できると思うよ~」と約束して、その日は解散しました。


最初の作業はクルミボタンを作ること。あ、その前にクルミボタンキットを購入することでした。クルミボタンドットコムというのを教えてもらいました。以前からクルミボタンに興味があったので、Yちゃん用のとは別に自分用にもいくつか買ってみました♪そして、ロゼットを手作りしている人のブログなどを見てイメトレをしました。

クルミボタンに使う絵柄はYちゃんが担当になっていたので、その到着を待ちつつ、とりあえずは、スーパーイメトレ。基本です、これ。

12月に2度ほど、ブツの受け渡しや相談などのお茶タイムをもちました。何度も、私の最寄り駅まで来てくれてありがとうね、Yちゃん。

事前に、こんな感じ?って写メで確認したり、







その場で、練習用リボンを持っていき、いくつかのプリーツを作って見せて、どんなイメージを持っているか確認しつつ進めました。色んなやり方ができるけれど、Yちゃんの希望に近づけることが第一ですからね!

ウェディングドレス用は、濃淡のゴールドと落ち着いたピンクのリボン。エレガントでスウィートな雰囲気になるようボックスプリーツを選択。
 

お色直しの用は、ビビッドピンクと白黒の3色を使ったポップでキュートなイメージになるようシングルプリーツで作りました。
 

リングピローもどんなふうにするか最終確認。私の勝手な判断で周りにもふわふわリボンを付けました♪



最終的に出来上がったのは、こちら!集合写真、どん!


愛情込めて作ったので、個々に紹介させてください。

まずは、リングピローのCHAOSちゃん。実物CHAOSちゃん写真をもとに作ってあります。


中に綿を詰めて、反対側は猫手柄。一緒に選びました^^


当初、ミシンでだだっといく予定が、プリーツリボンを付ける仕様に<勝手に>変更したため頑張って手縫いしました。ミシンも手縫いも好きだから問題なし!


さてさてロゼットで~す。
ウェディングドレス用はこちらのペア。


ダブルサテンのリボンをボックスプリーツにして、2色重ねました。中央のクルミボタンは48ミリを使っています。かわいいフォントの部分はYちゃん担当。印刷用布を使ってクルミボタンにするのですが、慣れていなかったので、ボタンの中央に文字を配置するのに少々手こずりました。垂れ下がる部分が長いので全長は約37センチ。


そしてお色直し用は、こちらのペア。プラス1。右のは、リングピローになっているCHAOSちゃんクッションのお色直し用ですん。


こちらも48ミリのクルミボタン。ピンクのダブルサテンリボンはゴールドと同じ種類のものなのでだいぶ扱いに慣れてきましたが、黒はもともとプリーツが入ってるリボン、白はリング状の飾りがついたリボン、こうゆうデザイン物のリボンはプリーツを作るのに少し工夫が必要でした。それぞれシングルプリーツで作りました。垂れ下がりも短めでかわいい感じに。


そして、こちらはリングピローのCHAOSちゃん用のロゼットです。本体部分は新郎新婦用とお揃いですが、垂れ下がり部分が短めで、しかも細いゴールドリボンで大切なリングを括れるようになっています。


ちょうちょ結びイメージです。



裏側もこんな感じできれいめに仕上がっております。


CHAOSちゃん装着イメージです。



全てができあがり、あとはラッピング。せっかくなのでラッピングにも少し拘りを。こーゆー時にいつも行くラッピング専門店が自由が丘にあります。その名もリボン。色々な種類のものがあるので、大抵ここで調達しま~す。

CHAOSちゃんラッピング。ちょっと苦しそうかな・・・。ごめんね。かおちゃん。。。



続いてゴールドロゼットをラッピング。柔らかい色合いとお花クリップを使って。リボンは長いので少し巻き込みました。



こちらはピンクロゼットのラッピング。台紙もピンクでかわいくまとめてみました。



最後はリングピロー用のロゼット。こんな感じでふわふわぁ~っとして・・・


BOXに収めました。もうこのあたりからは自分の趣味に走ってます。



で、この全てを大~きなBOXに・・・IN!!!!!


お店で見た瞬間に一目惚れでした。直径が40センチほど、厚みも15センチくらいあって、かなり大きいので。納品の時、Yちゃん持って帰るの大変だったかな。きっと。ごめんね~。でも全てをこの箱に入れて渡したいって思ったのですもの。


そうゆうわけで、長くなりましたが、1/28に何とか無事にお納めいたしました。あとは、2/9のウェディング当日、我が子のように愛情込めて作ったロゼットとCHAOSちゃんの晴れ姿を楽しみにしておりました。


しか~し、なんと、その前日にワタクシ・・・インフルエンザA型めにやられました。


数日前から母が酷い風邪をひいていたので、うつったのかなぁと思いつつかかりつけのクリニックに行きました。で、熱を測り始めたらグングンあがって39度を超えたので、そこでやめました。それ以上は見たくなかったので。で、診察を受けてインフルエンザの検査をすると、すぐにA型の反応が。先生も笑ってました。B型も微妙なラインでした。で、先生に「明日は友人の結婚式なんです。どうしても行きたいんです。」って訴えましたが、「大切な日なんだね。行きたい気持ちは分かるけれど、自分もつらいし、まわりもつらいよ。明日は諦めて、しっかり治して、元気になってから改めてお祝いしてあげるもの良いんじゃないかな?」と仰いました。主に喘息で診てもらっている呼吸器内科のドクターですが、私はこの先生と出会ってから喘息の負担がだいぶ減りました。気持ちも経済面(気管支喘息の医療券があるので喘息に関する診察もお薬も無料なのです)も。そして、長年苦しんでいた貧血も、30回近いフェジン注射(これは辛かったけど)のおかげでだいぶ楽になっています。信頼度100パーセント、『エンジェル5枚羽』と密かに呼んでいる大好きなドクターなのです。その先生の言うことだから、潔く諦めました。まぁ、これがインフルでなかったら無理して行っていたかもしれませんが、インフルと分かったからにゃぁ、うつっちまいますからね。行きません。行けません。


つまり、我が子の晴れ姿をこの目で見ることが叶わなかったのです(>_<)
でも、当日の様子は仲間たちがFacebookに写真をアップしてくれたので、幸せそうなYちゃんとご主人のSくん、そして大切にしてもらっている我が子の姿を見ることができました。ありがとう!!!!!


今回、ロゼットという未知の世界に踏み込むことで、私の「手作り」「ものづくり」の世界がまたひとつ膨らんだ気がします。こんな素敵なチャンスをくれたYちゃんに感謝します。

Yちゃん、本当にありがとう!そしてずっとずっと末永くお幸せに、ね。


成田屋さん。

2013年02月04日 06時30分38秒 | とりあえず
今日は二月大歌舞伎@日生劇場の初日。染五郎丈、お怪我からの復帰公演です。お怪我をされた、その瞬間を目の前で見ていたので本当にショックでした。そして、この復帰の日を心から待ちわびていました。

そんな御目出度い日なのに…大きな訃報を前に、どうゆう心持ちで劇場に向かったら良いのか分かりません。

成田屋さんは母と同い年。だからか余計に親近感をもって、母娘で大好きな、大きな役者さんです。2004年、海老蔵丈の襲名公演中に白血病で倒れました。休演となったその日も私は歌舞伎座の幕見席に…朝から、夜の部の幕見のために並んでいたところ、突然の休演のお知らせを聞き、歌舞伎座の係員さんに、「どうしたんですか?何があったのですか?お具合でも悪いのですか?」と質問攻めにして困らせた想い出があります。そして、急遽、成田屋さんの代役で勧進帳の弁慶をなすった三津五郎丈(後見は成田屋さんのお弟子さんをそのままに)と海老蔵丈の気迫に圧倒されました。その後、闘病を続け、復帰、再発、再復帰。その節目、節目を見守ってきました。「外郎売」で復帰なさった公演の初日、揚幕から姿が見えた時、拍手がなり止まず、涙も止まらなかったです。私が歌舞伎座(改装前の四代目)で見た2004年2月から2010年年4
月までの毎月、毎週の舞台の中で、あの日ほどの拍手は聞いたことがありません。そして、あの日ほど、「大きな役者さんなんだ。大切なお人なんだ。そこにいるだけでありがたいお人なんだ。この大きさ、強さ、あたたかさ、それは成田屋さんだけのものなんだ。」と強く感じたのを覚えています。

新春浅草歌舞伎だけを2003年からの2年間みて、そこから「若手も良いけれど、大歌舞伎も見てみたい、見なくては!」と思った2004年2月の三人吉三、初めて幕見席の列に並んで、4階席からオペラグラスで覗いた先にいた、お目々の大~~きな役者さん、それが成田屋さん、十二代目市川團十郎丈でした。その日から、もう大好きになり、本当に本当に大好きなんです。こんな日が来るとは。まだ信じられません。