今年の秋祭りも、これまで無事務めることができました。
今日の吉川神明社も感慨深い秋祭りとなりました。

今年の祭り当番で、お昼を御馳走になった家の奥さんのお話に、感じ入りました。神社のすぐ近く、100メートル余りの所にある家です。
「神明社の命日は16日、同じ建物の中にある地蔵さんの命日はは24日です。毎月この二日は神社に出かけて、神様と地蔵さんにお供えをしてお参りしてきました。冬、雪が多くて行けない月は、家で部屋の神社の向きにテーブルを置き、そこに三か所お供えをしてお参りしました。
祝い事があったとき、餅をついたり、赤飯をふかしたり、だんごを作ったり、新米を初めて炊いたとき、他人から珍しいものをもらった時には、必ず神社にお供えしてから家に持ち帰って食べてきました。
これまで50年間ずっと続けてきたことです。
だから、地蔵さんが教えてくれるのです。地蔵さんの寂しそうな夢を見たので行ってみたら、花が枯れていたので、新しい花をお供えしてきたことがあります。
子供が東京に帰るという日は、朝『無事につきますように』と神社にお参りして、東京に着いたという電話があると、夕方『無事につきました。ありがとうございました』とまたお参りに行きました。」
長年やってきて習慣になっていると無理が感じられません。ごく当たり前にやっているというのです。今日も旦那さんは、秋祭りの神饌とは別に、小さな入れ物に赤飯を入れて神前にお供えしていました。帰って奥さんと食べるのでしょう。
一口に「神を敬う」と言いますが、言うは易く、気持ちはあってもなかなか行動にまで結びつかないのが、私です。この奥さんのお話には脱帽です。
今日の吉川神明社も感慨深い秋祭りとなりました。

今年の祭り当番で、お昼を御馳走になった家の奥さんのお話に、感じ入りました。神社のすぐ近く、100メートル余りの所にある家です。
「神明社の命日は16日、同じ建物の中にある地蔵さんの命日はは24日です。毎月この二日は神社に出かけて、神様と地蔵さんにお供えをしてお参りしてきました。冬、雪が多くて行けない月は、家で部屋の神社の向きにテーブルを置き、そこに三か所お供えをしてお参りしました。
祝い事があったとき、餅をついたり、赤飯をふかしたり、だんごを作ったり、新米を初めて炊いたとき、他人から珍しいものをもらった時には、必ず神社にお供えしてから家に持ち帰って食べてきました。
これまで50年間ずっと続けてきたことです。
だから、地蔵さんが教えてくれるのです。地蔵さんの寂しそうな夢を見たので行ってみたら、花が枯れていたので、新しい花をお供えしてきたことがあります。
子供が東京に帰るという日は、朝『無事につきますように』と神社にお参りして、東京に着いたという電話があると、夕方『無事につきました。ありがとうございました』とまたお参りに行きました。」
長年やってきて習慣になっていると無理が感じられません。ごく当たり前にやっているというのです。今日も旦那さんは、秋祭りの神饌とは別に、小さな入れ物に赤飯を入れて神前にお供えしていました。帰って奥さんと食べるのでしょう。
一口に「神を敬う」と言いますが、言うは易く、気持ちはあってもなかなか行動にまで結びつかないのが、私です。この奥さんのお話には脱帽です。