昨日は、海岸に近い神社の春祭りでした。
氏子が三十数軒の小さな神社ですが、皆さんの敬神の念の篤いことに感謝してきました。
その一つが神饌の良さです。
海藻も野菜も果物もみな三方に盛り切れないくらい品数も多く量も多くありました。事前に麻で縛って、安定するように盛り付けました。特に、魚であるタイの大きさには驚きました。
家のまな板には収まりません。頭の先からしっぽの先まで測ったら60㎝ありました。氏子に漁師をやっている家があり、2日前に地元の海で獲れたものだそうです。あまりにも立派だったので、お祭りの神饌にお供えするためにとっておいたとのことでした。70年間生きてきてこれほど大きい鯛を見たのは初めてでした。その漁師さんが今年は神社役員になったこともあると思いますが、感心しました。
また、その漁師さんは「甘エビが大量にとれたから」と、生きのいい大きな甘エビを大量に持ってきてくださいました。昼食の味噌汁は、甘エビの入った美味しいものでした。夕方の直会はいくつもの大きな皿に盛られた甘エビが出され、皆さん刺身で頂きました。
春祭りでは、神楽舞が行われましたが、最後の演目は「杵築の舞」で、大国主命がお菓子を撒いて氏子皆で拾うというものでした。そのお菓子の量は大きな段ボール箱4個にもなりました。それも氏子の何人かが奉納したものでした。集まった人は誰もが買い物袋一杯にお菓子を拾って帰っていきました。
最近は春祭りを休日に変更するところが増えてきましたが、昔ながらの祭礼日に氏子の皆さんが総出で精一杯の準備をして行われるお祭りに、宮司として身の引き締まる思いで祭式をしてきました。
氏子が三十数軒の小さな神社ですが、皆さんの敬神の念の篤いことに感謝してきました。
その一つが神饌の良さです。
海藻も野菜も果物もみな三方に盛り切れないくらい品数も多く量も多くありました。事前に麻で縛って、安定するように盛り付けました。特に、魚であるタイの大きさには驚きました。
家のまな板には収まりません。頭の先からしっぽの先まで測ったら60㎝ありました。氏子に漁師をやっている家があり、2日前に地元の海で獲れたものだそうです。あまりにも立派だったので、お祭りの神饌にお供えするためにとっておいたとのことでした。70年間生きてきてこれほど大きい鯛を見たのは初めてでした。その漁師さんが今年は神社役員になったこともあると思いますが、感心しました。
また、その漁師さんは「甘エビが大量にとれたから」と、生きのいい大きな甘エビを大量に持ってきてくださいました。昼食の味噌汁は、甘エビの入った美味しいものでした。夕方の直会はいくつもの大きな皿に盛られた甘エビが出され、皆さん刺身で頂きました。
春祭りでは、神楽舞が行われましたが、最後の演目は「杵築の舞」で、大国主命がお菓子を撒いて氏子皆で拾うというものでした。そのお菓子の量は大きな段ボール箱4個にもなりました。それも氏子の何人かが奉納したものでした。集まった人は誰もが買い物袋一杯にお菓子を拾って帰っていきました。
最近は春祭りを休日に変更するところが増えてきましたが、昔ながらの祭礼日に氏子の皆さんが総出で精一杯の準備をして行われるお祭りに、宮司として身の引き締まる思いで祭式をしてきました。