田舎神職の人生-自然の中で生きる

神明社に奉仕しながら、気ままに生きる日々の暮らしを、生かされて生きることに感謝しながら綴っています。

トキワイカリソウ

2013年04月30日 17時56分21秒 | 植物
 昨日の林道掃除で、きれいに咲いていたトキワイカリソウです。



 イカリソウの仲間には、花がうす紅色やうす紫色の花があるようですが、北陸の雪国では白い花が圧倒的に多いです。

 花が、船のいかりのような形をしていることから名付けられたようです。葉は冬雪の下でも枯れることなく残っています。このことから、「常盤(ときわ)」の名がつけられました。

 中国で、イカリソウを食べた羊が繰り返し交尾をするようになったとも言われます。葉や茎には「イカリイン」が含まれていて、動物実験では精液が増加したともききます。
 乾燥したものを煎じたり、薬酒として飲んだりして、滋養強壮、男性の精力増強ににいいと言われます。

 私はまだ試してはいませんが、まんざら嘘でもないようです。


オオバキスミレ

2013年04月29日 20時59分44秒 | 植物
 春の花が一斉に咲いています。
 今日は、集落の林道のいざらいの作業がありました。

 そこで、群生して咲いていた「オオバキスミレ」がありました。



 北海道から北陸、近畿地方までの日本海側の多雪地に分布すると言われています。
 高山にあるキスミレの仲間で、この葉の大きい種は雪国の低地でもみられます。群生して沢山咲いていました。

 当地域では、スミレの仲間でもいろいろな種があります。葉や花が大きいスミレサイシンを始め、ナガハシスミレ、ニョイスミレ、タチツボスミレ、オオタチツボスミテ、スミレなど6種類以上あります。

 花の柄が、根元から出ていたり、茎の途中から出ていたり、葉の形が違っていたりします。
 作業の合間の休憩時に、集落の皆さんに話をして違いを分かってもらいました。


順調にことが進んだ日

2013年04月28日 21時34分28秒 | 日常
 朝7時に家を出てから、途中戻って着替え、夜7時半まで順調に一日が終わりました。

 朝7時に木折町の個人の家の家内安全と車の清祓いに向かいました。
 予定通りに進み、9時にいったん家に戻ることができました。
 その後、車から道具を降ろして後片付けをするのに30分近くかかってしまいました。駐車場から家まで離れているため何回も運び、家の中でもすべて元に戻すまで時間がかかりました。

 着替えて、違う装束を用意して春祭りの助勤に出かけたのが10時です。
 神社で準備をしてお昼といただき、お祭りは12時30分からでした。
 終わって家まで15分で戻り、1時45分には帰りました。

 今度はズボンと服に着替えて、地区のコミセンの総会に監事として出席しました。
 事務局の説明のみ長くて、意見があまり無かった総会でした。
 その後の懇親会が7時まで続き、役員ということで後片付けをして迎えを頼み、7時30分に家に戻ることができました。

 今日も飲み過ぎたことを反省しながら、順調にことが進んだことを喜んでいます。


 

カタクリ鑑賞旅行

2013年04月27日 19時57分57秒 | 日常
 カタクリ保存会の日帰り旅行に参加してきました。
 三条市下田地区(旧下田村)北五百川の棚田に咲くカタクリを見てきました。



 あいにくの寒さと小雨の天気のため、花は皆下を向いて閉じていました。仕方ありません。



 近くの棚田は、日本棚田百選に選ばれただけに景観は見事なものでした。高い山の伏流水できれいな水が豊富だそうです。水が張られていた田んぼもあり、早苗が育ち山々の緑が美しい時期や実りの秋の景観はさらにいいだろうなあと思いました。

 日本には、特に新潟県にはこのようにして米作りをしている人が今でも多くいるのです。

 お昼には風呂に入り、湯上りにビールを十二分にいただき、バスの中はぐっすり眠って帰ってきました。


笑って楽しく防犯落語

2013年04月26日 20時07分46秒 | 日常
 集落の老人会で落語をきき、久しぶりに大笑しました。



 新潟で活躍中の元警察官、三流亭楽々さん。地元の荒谷集落センターで50名近く集まった人の前で、熱演でした。



 前半は防犯落語ということで、「詐欺について」様々な手口を聞かせていただきました。
「絶対儲かります。」「元本は必ず保証します。」「あなただけに教えます。」の言葉が危ない。
「何よりも、楽をして儲かるという話に欲を出すからいけない。」

 最近また多くなったという「オレオレ詐欺」の実態も聞かせていただきました。
 我が家も10年ほど前に、妻がオレおれ詐欺の電話を受けたことがあり、本当に他人事ではないと思いながら聞きました。
「親分の車ベンツを事故に遭わせた」
という息子。その後で
「今すぐに高額のお金を振り込め。」
と男からの要求に妻は頭が真っ白になり、必死で頼んだそうです。
「今すぐには無理なので、主人に相談してお金を何とか工面するので、連絡先の電話番号を教えてください。」
必死で頼んでも教えてもらえず、40分近く電話した後で「子供の命はないものと思え」と電話が切れたそうです。
 今日の三流亭楽々さんのお話は、終始笑いながら聞いていましたが、手口がさらに巧妙になっていました。



 その後、古典落語の「時そば」の熱演があり、居ながらにして寄席にいる気分でした。
 名前は「三流亭」でしたが、芸は一流でした。またどこかで聞かれたらいいなあと思っています。