田舎神職の人生-自然の中で生きる

神明社に奉仕しながら、気ままに生きる日々の暮らしを、生かされて生きることに感謝しながら綴っています。

神社参道の除雪

2022年02月26日 16時14分21秒 | 日記
 2月に入っての寒気襲来による大雪がようやく収まり、久しぶりの青空に太陽の一日でした。
 昨日1時間、今日午前中2時間半、午後1時間半かけて神社の参道の除雪をしました。
 
 除雪機で飛ばすことは出来ないため、スコップを使っての手作業でした。多く積もった雪の先を見ると、なかなか進まないため、止めたくなります。先を見ないで一掘り一掘りに気持ちを集中して、疲れたら休みながら続けようと心がけました。
 その結果、どうにか最後までたどり着き、神社にお参りして家に帰ることができました。

神社のお賽銭をお札でお願いしたい

2022年01月15日 12時50分00秒 | 日記
 今日兼務社の月次祭で氏子の役員の間で困ったと話をしていました。
 郵便局の手数料が変わり、硬貨を通帳に預金するときに枚数に応じて手数料がひかれるようになる。神社のお賽銭は、ほとんどが硬貨で、十円玉や五円玉も多く中には一円玉も入っている。毎月まとめて預金してきたが、今後は手数料が大きくかかることが予想されるとのことでした。お賽銭はお札にしてくださいとも言えず、おつりを払う訳にもいかず困ったものです。
 私は、送金時に硬貨を扱うと手数料が多くかかってしまう程度にしか考えていませんでしたが、どこの神社でもお賽銭の扱いでは困ったことになるのだと気付きました。
 確かにデジタル化やキャッシュレス化は便利ではあります。現金を持たずに買い物や取引ができて現金を数える手間がかからず間違いが少ないかもしれません。
 でも、現金の良さもあります。
 私が就職したことは給料日には現金の入った給料袋を頂きました。家に持ち帰って神棚にお供えした後で家族の前に出した覚えがあります。一か月の自分の報酬との実感がありました。その後口座振り込みになり、給与明細の紙が一枚渡されるようになりました。
 子供の頃「一円を笑うものは一円に泣く」と言われ、貧しい中に育ち、今でもその中にいます。現金を見て現金に触れることでお金のありがたみが分かり大事にしなければと感じます。今日も話の中で「今まだ家にある五百円玉をどうしよう」との声もありました。
 今後さらに世の中全体がキャッシュレス化に変わっれいく中で、神社の初穂料やお賽銭をキャッシュレス決済で取り扱うことがいいのでしょうか。参拝者が気持ちを込めてお賽銭を入れることは大事にしたいものですが、お賽銭の硬貨をそのまま神社に貯めて置き現金として使うことも出来なく、困ったものです。

寒中に咲くユキバタツバキ

2022年01月10日 09時25分45秒 | 植物
 雪国では貴重な青空に太陽の寒中に、自生のツバキが咲いていました。
 
 山地の豪雪地帯ではユキツバキですが、私の家の近くはこのユキバタツバキです。
 ユキツバキとヤブツバキの中間種で、花はヤブツバキに似ていますが、中のおしべの花糸が黄色でユキツバキに近いのです。
 例年は雪が消えてから花が開くにですが、今年は今のところ雪が少ないため咲いている木がありました。

 
「春の植物画の作品展に作品を2点出してください。」
 急な電話があって描いたものです。全くの素人ですが、時間をかけ丁寧に描いてみました。
 ユキバタツバキの特徴だけはよく分かるように書いたつもりです。

晴天の晩秋

2021年11月08日 16時50分12秒 | 日記


 晴れの日が三日間続きました。雪国ではこの時期の晴天は貴重です。
 神社の参道を掃いて、畑の大根や白菜、チンゲン菜をとってきました。
 アカウントを忘れてログインできなかった自分のブログに、偶然ログインすることができました。そこで、一年半ぶりに新規投稿をしてみます。
 操作方法を忘れてしまい、うまくできるかどうか心配ですが、よろしくお願いいたします。

 

フキノトウでフキ味噌を作る

2020年01月28日 16時31分31秒 | 日記
 朝のニュースでは、関東に雪が降っている様子が伝えられていましたが、雪国の当地では晴れの暖かい一日でした。何とも信じられないことです。



 家のうらでフキノトウを見つけ、喜んで写真に撮りました。小さいものを5個見つけたので食べようと採って帰りました。そしたら、妻が近所の人から20個ほどもらってきました。その家ではすでに自分の家で食べ、他にも分けてやったことでしょう。外で仕事をしているためか場所を知っているためか、人はすごいなあと感心したところです。
 フキノトウはてんぷらがおいしいのですが、妻に作ってもらえず、私がフキ味噌を作ることにしました。ネットで作り方を調べたら、レシピがいろいろ紹介されていました。
 およその分量をメモしてさっそく作ってみました。ごみをとって洗った25個ほどのフキノトウをさっとゆでました。それから水分を絞って、包丁で細かく刻んでから、フライパンにゴマ油をしいて炒め、味噌と酒、砂糖を入れてしばらく煮て出来上がりです。
 大寒の時期で例年だと真冬の厳しい寒さの時期ですが、今年は春の味を楽しむことができました。