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作家の田崎健太さんが、拙著『北里柴三郎』を紹介。多謝❗

2022年01月12日 | 新刊本紹介
ノンフィクション作家の田崎健太氏が代表取締役を務める鳥取・米子の本屋さん「カニジルブックストア」で、拙著『北里柴三郎:感染症と闘いつづけた男』が大きく平置き展示販売していただいていることをSNSで知り、感激❗
田崎氏といば『佐山サトル:タイガーマスクと呼ばれた男』など、多くの優れた評伝ノンフィクションを出されている作家であることはかねてより承知していました。しかし、一面識もない作家の方からSNSを介して交流できるとは、思ってもいませんでした。
300ぺージ余におよぶ本を丹念に読んでいただいたうえに、過分のご高評を頂戴し、恐縮の至りです。
田崎さん、ありがとうございます。いつかお会いできる日を。😀
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2022年1月11日、田崎健太facebook

おはようございます。カニジルブックストア、三連休明けでオープンしました。
代表の田崎がパーソナリティを務めるカニジルラジオ(BSS山陰放送 毎週土曜日)のオープニングで本の紹介をすることがあります。今年最初、1月1日オンエアーは上山明博さんの「北里柴三郎伝 感染症と闘いつづけた男」でした。
北里柴三郎は2024年から千円札の顔となります。破傷風の純粋培養に成功したこと、慶応大学医学部を創設したことは良く知られています。この本は彼の人生を丹念に追ったノンフィクションです。
〈脚気の原因は脚気菌である〉という東大教授の論文を、彼の師であるコッホの「四原則」を元に否定。今から見れば、ごく当然の論文でしたが、これによって「東大医学部閥」を敵に回します。この敵に回った側の一人が森林太郎。森鴎外です。
ドイツ、フランス、アメリカなどの誘いがあった中、日本に戻り、伝染病研究所を設立。しかし「東大閥」の人たちの暗躍で、この研究所を取り上げられます。すると福沢諭吉が手を差し伸べ、北里研究所を設立。税金頼みの「官立」ではこぼれ落ちるものを人々の志によって作った「私立」がすくい取ることになります。志賀潔や野口英世たちの弟子を輩出したのです。登場人物がビッグネームであり、非常にドラマティックな人生。是非、一読を。
ポップの文字は、著者の上山さんからカニジルブックストアのお客様向けのメッセージです。


カニジルブックストア(鳥取大学医学部附属病院内)より

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