わたしの日々

小さな出来事あれこれ

AIについての記事&他

2018年09月17日 | 文学

◯今日の神戸新聞11ページの 識者の視点 「無駄ゼロの社会」は人間的か と はせがわ・まりこ氏(早稲田大学教授 総合研究大学院教授)の発言がとても良かったです。
AIは私も手軽に遊びながら利用しているけれど。

AIが解析するというと、素晴らしいことが起こると思うのは間違いだ。AIがデーターを解析するために使うアルゴリズムを書くのは人間である。何を目標にするのか、何を「成功」とみなすのか、など人間が決める。データーだけ大量にAIにたべさせて、目標の実現に向けて勝手に学習させる機械学習はどうだろう?AIがどんな方法で結論にたどり着いたのかは、人間には不明である。AI流のやり方はブラックボックスである。
あなたはこれに自分の運命を託しますか?  とまだ続く文章ですが気にいりましたのでアップしました。

人々はスマホの情報に操られてスマホの世界に生きることになるのではないか?との言葉に何やらイタイ思いがしました。

村上春樹氏が 新文学賞 を辞退したと載っていました。
ノーベル賞 代替えとかスエーデン・アカデミーなる賞の選考委員がセクハラや性的暴力事件を起こして何だかがっかりしていましたが・・・価値が落ちたのではと私も思ってしまった。

村上は春樹氏の気持ち 正解ではないかも知れないけれどわかる気がしました。

◯本日の詩の作品   足立三好氏の「秋の雲」が好きでした。

秋の空には
魚の名前のついた雲が泳ぐ
それは海の魚が
空と海の交わる
水平線の辺りから
ビシャット跳ねて
秋の空に迷い込んだからかも

見上げる空に鰯雲
秋が深まってゆく

時里先生評
このあっけらかんとした乾いたおかしみの詩情には捨てがたい味わいがあります。でした。

  

  

秋いろあれこれ…



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