め・が・く・り

我が家にいるリクガメたちとの日々の生活を日記にしました。

90cmケージ

2007年11月17日 18時42分35秒 | リクガメ
9月に病院で検査を受けぎょう虫の卵があると言われ3回に渡って駆虫薬を飲み、

11月6日に持っていった検便では駆虫がうまくいったと言われたあるぞう。

駆虫も無事終了した訳だから目いっぱい食べて目いっぱい大きくなって欲しいとこ

ろだけど最近いまひとつ以前のような食欲がない。

バブのように一気に食べる方ではないけれど、ゆっくりと、でも残さずに食べて

くれていたあるぞう。

6月にお迎えし、夏の暑い盛りはさすがアルダと思わせる成長ぶり。

それが、秋になって涼しくなってからの駆虫。

そして、食欲の減退。

これは飼育環境に問題があるんだろうな・・・。



お迎え以来、広いスペースをということでプラ舟に住んでいたあるぞう。

高さがない分、夜冷え込んでくるといっきに温度が下がる。

保温しても効果はあまりなし。

これだな・・・。



熱帯生まれのあるぞう、書物によっては低温や乾燥に強いと書かれているものもあ

るが、やはりまだ子供。

熱帯の温度に近いようにしてあげなければならない。

湿度にしたって子供のうちは森の中のジメジメしたところにいるらしいから、それ

なりにあげてあげないといけない。


もしかしたら今までの環境、あるぞうにとっては過酷なものだったのかもしれな

い。

とにかくすぐに変えてあげないと・・・。





ということで、あるぞう急遽引越し。

いつものショップへ新しい部屋を見つけに行きました。



そして出来上がったのが・・・。


 じゃ~ん

りくがめ荘90cmタイプ。





2階があるぞうの部屋。

重いのはこりごりなので今回はアクリルにしました。



2灯式紫外線ライト、バスキングスポットランプ、赤外線ライト、パネルヒーター

そして体がすっぽり入る水入れ。

上からはバスタオルをかけて熱が逃げないようにしています。


これで温度は・・・、


 うわっ・・・高すぎ?

タオルを取れば当然温度は下がります。

タオルは夜間用でしょうか。






作業の間、ケージに引っ込んでいたあるぞうも出てきました。



で、とりあえず引っ越し祝いにあるぞうの大好物のトマト。

 




お祝いと言えどもカルシウムは欠かせません。

 



でも、とっても喜んでいるようでした。




久しぶりにがっついて食べているあるぞうを見ました。





ちなみに・・・1階はこんな感じです。


 バブの部屋。

バブもおすそ分けで小松菜を貰って喜んで食べていました。




新設された「りくがめ荘90cmタイプ」。

住人たちはいずれもそのうちこのケージでも手狭になっていくことでしょう。

それまでの間は、この部屋で元気よく成長してね。





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またまたチビッコ3人組

2007年11月16日 23時26分53秒 | リクガメ
数日暖かい日が続きました。

今日は少し気温が低かったようで、これからは寒い日が数日続くようです。

今日は残念ながら室内で日光浴をするのも無理かな、と思いケージの中で一日過ご

してもらいました。

写真は今朝のチビッコ3人組です。

元気に歩き回る子。

食欲バッチリな子。

やっと起きだしてきた子。

三者三様で面白いですね。






まずは、菜々です。

朝の菜々はケージの中を食事が出るまでウロウロ歩き回ります。

そんなに歩き回ったら疲れちゃうよ、って思うくらいホントによく歩きます。

食事の催促をしているのでしょうが、今日はオヤもなかなか起きなかったため、

どのくらいの距離を歩いたのでしょう?







メロンは食事が出てきた頃を見計らって出てきます。

したがって、菜々のように食事を待つ時間はそれほどありません。

今日はさすがに少し待っていたようで暴れてケージのガラスにコツコツとぶつかっ

ていました。







菜々とメロンのお腹がある程度いっぱいになってきた頃に起きだすのがマロンで

す。

それまでは床材の中で寝ています。

私より前に起きだす子だったらこういう写真はあまり撮れませんが、マロンが私よ

り先に起きることはまずないので、床材から顔を覗かせるこういう写真はよく撮れ

ます。



チビッコ3人組。

ホントに三者三様で面白いです。












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今日も日光浴

2007年11月13日 11時48分13秒 | リクガメ
昨日に続いて今日も暖か。

昨日はルマンだけの日光浴でしたが、今日はそのほかの子達も日光浴をしました。






菜々です。

食べるだけではなく日光も浴びて健康的に大きくなって欲しいです。

甲羅、やっぱり柔らかいですから・・・。

 プチトマト

この写真はトマトを食べていますが、基本的にはチンゲン菜大好きっ子です。







ホッシーです。

日に当たると鼻ちょうちんを出していました。

まだまだですが、鼻水は少し治まってきた気がします。

抗生物質の効果が表れてきたのでしょうか・・・。




残念ながら食欲はいまひとつ、といったところです。








メロンです。

久しぶりの日光浴です。

大きさの割りにずっしりした感じです。

量ってみたら72gほどありました。

順調に成長しているようです。



今日はプチトマトを喜んで食べていました。








マロンです。

マロンも日光浴は久しぶり。

喜びのあまり?大量のウンpを出していました。




食欲はばっちりです。

よく寝てよく食べる、健康的な子です。




やっぱり太陽の下で見るカメたち、みんな生き生きしています。

見たところはみんな元気なんです。

ただ、みんなどこかしら不安なところも持っています。

すべての子達が健康に過ごしていけるようまだまだ頑張っていかないと・・・。



今、少し調子の落ちている子も早くよくなって元気にこれからの季節を送ってくれ

るといいですね。




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夏の影響

2007年11月12日 10時49分55秒 | リクガメ
今年の夏・・・まだ記憶に新しいですが日本各地で記録を塗り替えるほどの猛暑で

した。

関東地方に関して言えば、7月いっぱい梅雨が長引き、8月になって梅雨明け。

そこから一気に暑くなり、8月末には急激に秋めいて気温も下降。

9月は逆に「まだ9月なのに・・・」というくらいの寒い気候が続きました。

西日本の各地ではホントに暑い夏だったようですね。


で、この猛暑の結果・・・秋になって各地で影響が出ているそうです。

まず、極端に降水量が少なかったことによるダムの渇水。

水温の上昇による魚やカキなど水棲生物の死滅。

マツタケなどの不作。

高温に強いはずのミカンは豊作ですが、実の小さいものばかり。

これでは一般の市場には出せないそうです。



農作物に影響が・・・一時、野菜類が高騰したことがありましたね。

今はビニールハウスがあるので我々は野菜類を常に手に入れられるのでしょうが、

生産者の方々は大変だと思います。



今年の夏は暑かったなぁ・・・なんてのんきなことを言っていますが地球の生態系

に多大な影響を及ぼすような大変な気候であったことは間違いありません。




そして、今年は南米の海域の水温が下がっているラニャーニャ現象のため日本の冬

は寒いそうです。

夏暑く、冬寒い・・・当たり前のことですが、度を越さない程度にしてもらいたい

ものです。





さて、考えすぎても暗くなってしまうので・・・。

今日は午前中からとっても暖かい。

久しぶりの秋晴れなのかな。


 うん、いい天気  


今日は、この太陽の恩恵を一番受けて欲しいルマン。

カルシウム不足で甲羅がペコペコのルマン。

あれから毎日カルシウムご飯を食べているのですが、そのカルシウムを効率よく

吸収するには太陽光に当てることは不可欠。


 温度高っ


外気温とは違うでしょうが、白いペットシートの上、思ったより暖かいみたいで

す。

これなら大丈夫かな・・・。

さぁ、ルマン思いっきり遊んでいいよぉ~。


 ぽかぽか・・・。


小さいかごの中ですが所狭しと歩き回っていました。


 うろうろ・・・。


 アップです。


まだ、床材色がぬけてないね・・・。


って言うか、最近シェルターを撤去したので、床材に潜って寝ています。

そのせいか余計茶色っぽくなった気が・・・。

あまり加湿はしていないんだけど。





顔つきは精悍になってきたね。


だんだん大人になっていくのかな・・・。




ピクニック気分で。




時間があるときは出来るだけ日光浴しようね、ルマン。

太陽の恵み・・・大事ですね。












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エサ皿

2007年11月11日 11時11分11秒 | リクガメ
100円ショップでエサ皿になるものを探してきました。

最近食が細くなった我が家のカメたち。

少し大きいかもしれませんが、期待をこめて・・・。



大型種、バブ。



今までの倍くらいのお皿になりました。

溢れんばかりに盛ってあったのですが、これで余裕ができました。



(その分多くのせてくれよぉ


ははは・・・。



そして、もう一人の大型種、あるぞう。




バブとおそろいのお皿です。

最終的にはバブよりも大きくなるのでしょうが、今のところはまだバブの方が少し

大きいです。

あるぞうも大きくなっていますが、バブも負けてはいないので種は違いますが、

いいライバルです。

ちなみに真ん中に盛ってあるのはオヤの食べ残しのキャベツです。

最近、便秘気味?のあるぞう。

キャベツは繊維質が豊富なので与えてみました。

お迎えした頃はショップでキャベツを与えていたとのことだったので、キャベツ中

心の食事でしたが、あまり継続して与えるのはよくないということで最近は与えて

いませんでした。

たまに与える分には、繊維質が豊富でむしろいいらしいです。

すっきりするといいね、あるぞう。





そして、ホルホルズのメロン。



思った以上によく食べるのでお迎えしたばかりですが、少し大きなお皿に。

新しいお皿が珍しいのか縁を齧っています。



そして、マロン。



メロンとおそろいです。

でも、姿が見えないのはまだ眠っているから・・・。

きっとこのどこかに潜って寝ているのでしょう。




最後に菜々。

期待をこめて大きいお皿にしてみました。

メロン同様、最初は縁を齧っていました。



これを全部食べきるくらいならいいんだけどね。

でも、新しいエサ皿は変化があっていいのかな?

いつもより長い間お皿の上にいました。

ただ、このお皿、決して深くはないのですが・・・

 う~ん・・・。

菜々にとっては・・・深いのかなぁ。

落ちたの食べなくてもお皿の上にまだいっぱいあるのに・・・。






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はやとうり

2007年11月10日 12時36分06秒 | リクガメ
スーパーで「はやとうり(隼人瓜)」なるものを見つけたので買ってきました。

名前の通り、鹿児島県で初めて栽培されたウリ科の植物らしいです。

「薩摩隼人」って言いますからね。

一般的には漬物にしたり、あく抜きして味噌汁に入れて食べることが多いそうです

が、うちではあまり漬物食べないのでカメの食材になりそう。

 こんなん・・・。


洋ナシに似た外観で、何かの果実のようです。

齧ってみたらシャリシャリしててりんごのような歯ごたえ。




早速食べさせてみるか。





ルマン、お食べ。

(ただし、カルシウム付きだよ。

 シャリ・・・。


おぉ・・・食べてる食べてる。



じゃぁ、ホッシーも。

 シャリ・・・。

ホッシーも食べてるね。


さすが、ウリ科。



じゃぁ、みんなにもどうぞ。

 あるぞうもしゃり・・・。


 マロンもしゃり・・・。


 檸檬もしゃりっ・・・。


おぉ・・・結構いけるみたい。


 うぉぉぉぉぉぉ・・・。

・・・バブは何でもいいんだよね。



ちなみにこの二人。

メロン。

 サニーレタス


菜々。

 チンゲン菜


こっちの方がいいそうです。






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がんばれ!一期生

2007年11月09日 10時14分02秒 | リクガメ
ルマンとホッシーは我が家のリクガメ一期生。

この2匹は二人だけで一年以上一緒に生活していました。


そんな二人、健康だと思っていたのにルマンはカルシウム不足、ホッシーは肺炎と

診断されてしまいました。

カメたちが悪いのではなくすべて飼い主の私の責任なのですが、今更どうこう言っ

ても仕方ありません。

二人の調子が元に戻るように頑張らないと。



 がんばれ、ルマン。


ルマン、そうすぐにカルシウムの効果が出るわけでもないので食欲もいまひとつ。

これから少しの間、体重も減ってしまうかもしれないね。

別の病気にならないよう注意しないと。







 がんばれ、ホッシー。


ホッシーはもっと深刻な肺炎。

普段苦しそうではないのだけど、夜クシャミをすることがあります。

先生も温度差はつけない方がいいと仰っていました。

正直、これがなかなか難しい。

でも、今朝も食欲は良好。

3日ほど抗生物質を飲んでもらっているけど効果が表れてきたかな?





 ルマン


 ホッシー



頑張って病気を治していこうね、一期生たち





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立冬

2007年11月08日 22時01分39秒 | リクガメ
暦の上では今日は立冬。

冬の始まりです。

寒いし、乾燥するしリクガメ飼育者にとってはイヤな季節ですね。

入手できる食材も少なくなるでしょうし・・・何かいい事はないのかなぁ、なんて

思ってしまいます。

あまりいいことないから冬眠してしまうリクガメもいるんでしょうね。(笑)



「りくがめ荘」の住カメたちはとりあえず寒さからは守られているので冬眠するこ

とはありません。

冬場でもオヤがせっせと運んできた温室育ちの野菜を食べることができるし。

ちょっとは感謝してよぉ、みんな~。(笑)




そんな彼らの今朝の様子。



 ぬくぬく・・・。

ホットスポットで温まる早起きの菜々。





 ぬくぬく・・・。

檸檬も今朝は起きるのが早かったです。

やっぱりまずは暖かいところへ。

起きぬけは暖かいところでまったりするのが一番だね。




ところが・・・、

 ウォォォォォォ・・・

この方はすでに起きていて爆食中です。(笑)

遅いあるぞうやマロンが起きてくる頃にはあらかた食べ終わっています。





少し、食欲不振のルマン。

 

今朝もカルシウム掛けごはんだよ~。

おいしそうだねぇ~。

いっぱい食べなさい。


・・・ホントにいっぱい食べるんだよ。





そして、もう一人の心配な子、ホッシー。

 

毎日温浴をして詰まった鼻の通りをよくしてから抗生物質を飲ませます。

食べ物に一滴たらして・・・と言われていたのですが確実に飲んでもらうために

鼻に一滴垂らして飲ませています。

早くよくなるといいね、ホッシー・・・。






 

こちらは元気なメロン。

毎日、ほぼ完食です。

よく寝て、よく食べるいい子です。






そして、駆虫も終わり今のところは心配事のないあるぞう。

 

とにかくキミはたくさん食べて、立派な甲羅の立派なゾウガメになるんだよ。

頑張ってね。






りくがめ荘の住カメたち、一番最後に起きてくるのはやっぱり・・・。

 ふぁぁぁ・・・。

マロン、おはよう

今日も相変わらず、マイペースだね。





さぁ、全員集合だ。



今日から寒い冬の始まり。

元気にこの冬を乗り切って行こうね。












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駆虫薬と冬瓜

2007年11月07日 23時59分37秒 | リクガメ



昨日病院で貰ってきたマロンの駆虫薬です。

量はこんなものしかありませんが、これをきちんと飲ませないと駆虫できません。

できればマロンが間違いなく食べてくれるものを選び、それに振りかけて食べても

らわないと・・・。



で、病院帰りにスーパーで見つけたのがこれ。

 冬瓜(とうがん)


カメたちは瓜の仲間が好き。

きっとこれなら食べてくれるでしょう。


で、朝になって・・・。

マロンの食事に冬瓜をスライスして与えました。

もちろんそこには駆虫薬が振りかけてあります。


ところがねぼすけのマロン、いつまでたっても起きて来ません。

仕方なく床材の中からマロンを掘り起こしました。

温浴させ体を温めるとエサ皿の前に。



「・・・・まだいらない。」



あろうことか、食事には手をつけずまた床材の中に潜っていってしまいました。

薬付きの冬瓜、食べてくれないとまずいんだよぉ・・・。


かわいそうだけど、再び掘り起こしました。

でも、すぐに床材へ。

そんなことを繰り返すうちに私の出勤時間。

これ以上、見ていることができません。


マロン、もう出かけちゃうけどちゃんと食べるんだよ。


あ~ぁ、失敗したなぁ・・・。

しっかり食べるのを見届けることのできる休みの日に薬飲ませるんだった。

当たり前ですね。

起きたら、すぐ食べ始めると思ったのにマロンの睡眠欲に負けてしまいました。


こうなったら、起きてからしっかり食べてくれよぉ・・・。


そして・・・帰宅後。

すっかりなくなったエサ皿を見てほっと胸をなでおろしたのでした。

 マロンの残飯

チンゲン菜は残したみたいだけど、冬瓜は食べてくれたみたい・・・。

白いのは薬ではなくカルシウムです。





教訓・・・薬は休みの日に飲ませましょう。

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クリニック

2007年11月06日 21時02分49秒 | リクガメ
予報どおり、雨になってしまった。

カメを連れての外出としては最悪の天気かも・・・。

片手にバッグ、もう片手にかさを持たなくてはならない。

気温も低そうだし、今日はキャンセルしようかな・・・。



しかし、意外に早く雨は上がったみたいでした。

外気温も寒さを感じるほどではないし・・・。

じゃぁ、行ってくるか、ルマン、ホッシー、マロン。




・・・っとその前に。

 温浴~


検便を採るために温浴しないとね。



今日は9月にぎょう虫がいると診察され、3回に渡って駆虫薬を飲ませた菜々と

あるぞうの結果を聞きにいくことが一つ。

そして連れて行く3匹の健康状態を診てもらうことがもう一つの目的です。


苦労の末、なんとか5匹分の検便も揃ったし、いざクリニックへ・・・。



予約の時間は4時。

検便の検査をするので3時50分に来て下さいと予約のときに言われていました。

で、到着が45分頃。

1階のショップを覗いて時間をつぶしました。

ショップの中はとても暖かい。

カメたちにはやはり部屋全体を暖めた方が過ごし易いのかな。


つい夢中になって2分ほどオーバーしてしまったので急いで階段を登ります。

前回貰った診察券を出して、今回新たに診察を受ける子達の問診票を記入。

検便と、前回同様用意していったカメごとの病歴や飼育環境などをプリントアウト

した紙を一緒に提出しました。

そして、待つこと15分くらい。

いつもながら前置きが長くなりましたが、以下は診察内容です。



まずは前回ぎょう虫がいると診察された菜々・あるぞうの結果。



D『今回の便にはぎょう虫は見られませんでした。

  駆虫成功です。

  で、その後菜々ちゃんの様子はどうですか?』

A『ここに来て寒くなったからか、食が細くなっています。

  夜は起こしてでも食べさせているのですが1回あたりの食事の量があきらかに

  減っています。

  だから、今のところ体重に変化は見られません。』


D『まぁ、それは仕方ないですね。

  そうすぐに体重が増えるわけではないし、半年くらいかかると思って根気よく

  続けてください。

  一年位して育ちだしたこともありますから・・・』

ということです。

諦めずに根気よく菜々の食事の量が増えるように頑張らないと・・・。



その後今日連れて行った子達の診察です。


まずは、ルマンから。

ルマンは最近食が細くなり、食事を残すことが多くなったことが心配の種でした。

そのことを言うと・・・。

先生はルマンの体をあちこち触って診てらっしゃいましたが・・・。

D『カルシウム毎日あげてますか?』

A『・・・正直、毎日とまでは・・・。

D『カルシウム不足ですね。

  今年になって急成長したんですよね?

  そのためにカルシウム不足を起こしています。

  ほら、甲羅なんかペコペコですよ。』


自分ではしっかりした甲羅になってきたなぁ、なんて思っていたのですが、先生の

仰るように甲羅を押すと柔らかいようでした。

ビタミンD3入りのカルシウムを一つまみパラパラとかけるだけでいいので毎日継

続して食べさせてください、とのこと。


D『低カルシウムを起こしているので食欲が落ちているのだと思います。』

A『でも、カルシウムをかけると食が細くなるのですが・・・。』

D『ヘルマンは9割がたカルシウム不足を起こしているんですよ。

  ほんの少し、パラパラという感じでいいので振りかけてください。

  たくさんかけすぎるとおいしくないですからね。

  これだけ柔らかいと硬くなるまで半年くらいかかりますから、毎日欠かさずに

  かけて下さい。

  たぶんそれが食欲が落ちている原因でしょう。

  それと・・・床材湿らせてます?』

A『はい・・・。』

D『もしかしたら湿らせすぎかもしれませんね。

  床材を湿らすのは1箇所だけでいいんですよ。

  全部湿らせてしまうとこうしてヤシガラの成分が着いてしまうんですよ。』


 ヤシガラ色の足


 ヤシガラ色のお腹



そうか・・・加湿のために湿らせていたのですが、あまり加湿しすぎると色が移っ

てしまうそうです。

で、極端になるとお腹にカビが生えてきてしまうそうです。

気をつけないと・・・。




で、次はホッシー。

ホッシーはルマンとほぼ同時期に我が家に来たのにルマンの成長と比べると1年に

約20gと成長が遅いこと。

そして、ホッシーはホシガメらしく?洟を垂らすことが多いのと、最近クシャミを

することがあるのでその辺を診てもらいたいと思っていました。


まず、ホシガメのケージはヘルマンと違って湿らせて構わないとのこと。

ただし、蒸れすぎると呼吸器をやられてしまうので要注意らしいです。

また、ホシガメのケージはあまり温度差をつける必要はなし。

昼間・夜間通して32℃設定でいいでしょうとのことでした。

飼育環境はそんな感じ。

で、外見的には特に問題はないようなので(甲羅もペコペコと言う感じではない。

これはホッシーがさほど成長していないためルマンほどのカルシウム不足に陥って

いないためと思われます。)レントゲンで中を見てみることになりました。

結石とかがあって食欲が落ちていることが考えられるからです。


で、レントゲンを撮っている間の数分間。



診察室の中のナガクビガメがエアレーションのチューブを齧っている・・・。

食いちぎりそうな勢いでした。



レントゲン写真ができるまでマロンを先に診てもらいました。

マロンも床材が染み付いてしまっているようです。

 またまたヤシガラ色

ホルスの床材はあまり湿らせなくて大丈夫ですよ。

そうかぁ・・・。


で、マロンの心配事は尿酸が粒状だったこと(今は温浴を繰り返したため正常です

が)、目が腫れぼったいこと。


D『目についてはコントラストの問題かもしれませんね。』

A『

D『目の周り以外には赤茶の床材が染み付いていますが、目の周りだけそれがない

  ので腫れているように見えるのだと思いますよ。』


意外な答えでした。


D『大丈夫だと思いますよ。左右も対称だし・・・腫れているのではなさそうで

  す。』

A『この子はぎょう虫はどうでしたか?』

D『いっぱいいました。

  ぎょう虫だけですね。

  駆虫薬飲ませてあげれば大丈夫でしょう。』

D『この子が一番状態がいいですね。

  成長線もきれいだし、しっかり成長しているようですね。

  でも、ほっとくとカルシウム不足になるので注意してください。』


 褒められたマロン

マロンはショップからお迎えしたばかりの子なので、寄生虫がいることは予想でき

たし、覚悟もしていました。

でも、それ以外には特に問題なく育っているということでした。





で、ホッシーのレントゲン結果が出ました。


D『結石とかではないようですね。

  で、この肺のところにうすくもやもやしたものがあるのが分かりますか?

  たぶん、肺炎を起こしていますね。

  ホシガメと言うのはもともと日本の環境には合わないので肺炎を起こす子が多

  いんです。

  で、若いうちに肺炎になってしまうとどうしてもそちらにエネルギーを使って

  しまうので成長できない子が多いんです。

  おそらく1年位前からじわじわ肺炎にかかり、それが慢性的になっていると思

  われます。

  慢性化していると完治するのは難しいですが、抗生物質を出しますのでそれを

  与えて様子を見てください。

  2週間使ってみて洟とかが治まるようでしたら止めてしまっていいですし、

  続くようであれば4週間まで継続してみてください。』



・・・そうか。

肺炎にかかっていたのか。

気がつかなくてごめんね、ホッシー。

春頃に開口呼吸?なんていうことがあったけどそのときは病院では何でもないと言

われていたから安心してしまったけれど・・・。

もしかしたらとっても苦しかったのかもしれないね。

抗生物質で良くなるといいね。



このままでは全く気がつかずに、ルマンとホッシーは状態が悪化していたかもしれ

ません。

普段の状態をよく見てあげていればよかったのでしょうが、今更それを言っても仕

方ないので、今後こういうことが起きないよう、そしてルマンとホッシーが早く回

復するようケアしていきたいと思います。









今日貰った薬。

マロンの駆虫薬とホッシーの抗生物質。



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