福島は、日本は、3月11日以前には戻れない。
以前にはもどれない。
いままで通りのことは、できなくて当たり前、とも言える。
これを自分の日常のなかで、どのように直視するのか。
アーティストとして、書家として、ただ今までと同じようにつくることが、
その答えであるとは、思えない。
葛藤しながら、しかし、考えるだけでなく、
一歩、何かささやかな形でも、行動をしていきつつ、
常に葛藤し、考えていこう。
福島に行ったことで、
自分のこれからの一歩が踏み出せるような気がする。
この機会をいただいた全ての方々に心から感謝。