適正価格－ギョウザとアート－

１月３１日
昨日夕方からのニュース、中国製ギョウザに殺虫剤が
混入していたという話、すごい騒ぎになりましたが、
大阪ローカル局の情報番組では、消費者も何を消費するかについて、
賢くならなくてはいけない時代だ、という落ち着いた論調も
見られました。

龍神村の近くの作家さんで、木の家具をつくっている方が、
「お客さんに『育ててください』って、冗談まじりに
言うことがあるけど、それはほんとで、こうして家具を
発注してくれるお客さんがなければ、いいものをつくれないし、
作家は育っていけない」
と言っていたことがありました。

何にお金を払うか、ということは、何かを購入する以上に
大きな意味があると思います。
「安い」だけでなく「適正かどうか」という感覚を自分の中で
育てていかなければならない世の中になってきたのでしょう。

アートの適正価格は、食品以上に難しいものがありますが、
ともかく、応援してくださる方がいるからこそだと
いうことは同じだと思います。

これからもどうぞよろしくおねがいします。

ことばと出会う

1月28日
あるテレビ番組で知った登山家の方のことばが独特の響きで、
とっても印象的でした。

私は登山はまったく知らないので、分からないこともたくさんありましたが、
分野が違っても、チャレンジすることに対する共感や、
自然のすごさ、怖さ、など、思うところも多く、ぜひこの方のことばを素材に、
作品をつくりたいと思いました。

逡巡しつつも所属の会社を通じてご連絡したところ、
快諾のお返事が届きました。

情報の氾濫は、人を惑わせることも多いですが、
知ることで、こうしてあたたかい気持ちになることもできます。
大切なのはやはり、人の行動、人の気持ち、なのかもしれません。

今回、わたしは連絡を取らずにことばを引用したところで、
登山家の方に知られることもなかったでしょうし、
たいして変わりはないのかもしれません。
少なくとも、物理的、経済的にはなんの変わりもない結果だと
思います。

しかし、その登山家の方は、「応援してくださって嬉しいです」
とコメントをくださいました。
私も、連絡が取れたことで、感謝の気持ちも増え、
より強い思い入れができました。

作品制作が楽しみです。

国立国際美術館

１月２２日
国立国際美術館へ。
30年分のコレクション展。国立国際美術館

美術館には、行列にはならないものの人が多く、意外でした。
現代美術のコレクションの中で、井上有一の「愚徹」をみました。

大きな美術館を見ると、西洋発信の巨大なアートマーケットの中での
アートシーンを感じます。
作品を介して、人はいったい何を見るのでしょうか。

自分自身がまず、感動できるものをつくりたいと思っています。

震災の日

１月１７日
阪神淡路大震災から今日で１３年。
神戸でさまざまな追悼行事が行われました。
ことばでは語りつくせない、心の奥底に横たわった思いが、
この日は表に顔を出すような、そんな日だと思います。

昨年は震災の日をはさんだ一週間を会期に、
私も出品した「北野坂書の仲間の会」のグループ展が
神戸・三宮ギャラリーミウラで開催されました。
本多利雄ブログhttp://blog.goo.ne.jp/toshiohonda/m/200701
神戸在住の本多利雄先生が主宰された展覧会です。

朝稽古

１月１１日
今朝、早く目が覚めたので、朝稽古をしました。
「稽古してるんですよ」ということは、
人様に言うものでもないと思っているのですが、
今日はとても気持ちよく稽古ができたので、うれしくて。

こういういい感覚を確実にキャッチして、自分の中に
積み重ねていきたいものです。
そうして積み重ねられたものが、やがて、作品制作に
生きてくるのだと思います。

福袋

１月４日
G-worksさんのお年玉セールに合わせて、
aki福袋が出ています。（数量限定）
ポストカードとエコバッグ、
1000～1050円相当が入っていて、なんと500円！！
出血大サービスです！

２００８年カレンダーもまだ在庫があります。

G-works blog

お正月 体験イベント 無事終了

１月４日
2～4日の季楽里でのお正月体験イベント、無事終了しました。
初日はかなりの雪で、雪国の景色でしたが、
二日目、三日目はお天気もよく、雪も道端に残る程度でした。

参加してくださった方々には、とっても楽しんでいただけて、
私にとってもうれしい新年のスタートでした。