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「今」を大切に生きる・・・
akiのハートフルライフ・ダイアリーin KARUIZAWA

名人戦in苗場

2006-03-22 | Weblog
今年こそ、ちゃんと見守りたいと思っていた技術選&デモ選。
苗場の地へ応援に行ってきました。
3月とは思えない・・・いや3月だからこそ?の不安定なお天気で、
春の陽気になったかと思えば、強風と湿った雪嵐の荒れ模様・・と、観戦にも厳しい状況となりました。

でも一番苦しんだのは選手のみなさんですよね。
私が苗場に到着したのは、金曜の会社帰りに出発して夕方すぎ。
すると・・・その日は嵐のため昼間は1種目しかできなかったとかで、なんとナイターで大会が進められていたのです。
あわてて、着の身着のまま?ゲレンデに飛び出しました。
選手たちも本当なら食事したり、ゆっくりできる時間なのに・・・
寒いなか待たされて、競技も21時過ぎまでかかって・・体力的にも集中力を保つのも本当に大変だったと思います。

この大会には、これまで教わったり、お世話になったり、心から応援している大切な選手が出場しているので、祈るような気持ちで観ていました。
精一杯自分の力を出し切って欲しい、輝いて欲しいって。
真剣な瞳で、難しい状況でも果敢に滑り降りてくる選手たちの迫力には、圧倒されたし、とても感動しました。

当たり前だけど、全国トップレベルの選手たちが集結する大会なだけに、次元の高いパフォーマンスが次々と繰り広げられます。そんな中で高得点を出すって、本当に大変なことですね。
ジャッジするほうも大変だと思うけれど、大会独特の雰囲気のなかで、その流れを引き寄せて、観客を魅了する滑り・・・明らかにスゴイものって、私でも分かる。
高得点が出る傾向は見ていると分かってくるけど、
でも一方で、「この人はこの点なのに、あの滑りでもこの点???」というものも正直ありました。うーん、観る目はまだまだなのかしら・・・
採点競技って難しい。人が見てるからカンペキを求めることはできないけど、そうなると単純に技術だけではなくて、いろんな心理的な要素を含んだ戦略が必要になるだろうなぁなんて勉強になりました・・・
それにしても。
現地にいなければ味わうことのできない感動といろんな想いとドラマがいっぱいつまった4日間でした。

大会中、選手のみなさんと同じ宿泊先だったから、競技中以外、たとえば食事会場でもロッカーでもエレベーターでもいたるところで会ってしまうので、大会に集中したい選手たちにしてみればリゾートムード満点のホテルで一般客と一緒という環境はやり辛かったのではないかしら・・と思いました。ゲレンデ本番では何事もなく素晴らしいパフォーマンスを見せている選手たちも、宿のなかでは包帯グルグル巻きだったり、足を引きずっていたり、、そんな姿を見せたくない人もいたでしょうに。
もちろん、顔なじみでお世話になってる選手の皆さんは、挨拶してくれたり声かけて話をしてくれたり、再会を喜んでくれたりするのは嬉しかったのだけど。。。

そして、印象的だったのは桧舞台で活躍する選手を陰ながら見守る母親たちの姿。我が子を見つめるその想いが伝わってきて、胸がつまる思いでした。最後に頭を下げながら「寒いなか応援してくれて、有難うございました」と握った手が、温かくて。。。
この大きな大会は、いろんな人のいろんな想いが交錯する空間でした。

技術選とデモ選が連続して心身ともに疲れきったと思う選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
熱い戦いを見せていただき、ありがとうございました。

そして、そして。
大切なスキー仲間たちがたくさん集まって一緒に応援できたこと、ほんとに楽しかったです
特に、最高に嬉しかったのは・・・
サプライズで私の準指合格のお祝い会をしてくれたこと
クラッカーとシャンパンとケーキまで用意してくれていて久しぶりにみんなと会えたことも嬉しかったのに、こんな素敵な演出までしてくれて感激でした
企画してくれたMさん、集まってくれたチーム山形の皆さん、本当にありがとう
それから、美味しいワインを用意してくれてお祝いしてくれた大好きなうさぎチームのみんな、ありがとう
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