友人の北中一永さん(日本中国友好協会東京都連合会事務局長)からのメール二通を転載します。
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①おはようございます。3日、中国友誼促進会から、微信メールで添付のような書状が届きました。「コロナウイルス蔓延に際して、両国の民衆が疎遠になることなく、むしろ深い思いをさらに高め、ともにこの艱難を克服したい」旨書かれています。
②みなさま、こんにちは。20~23日に予定されていた新宿平和のための戦争展も1年後に延期となり、都連の会議もほとんど中止(延期)になって、急に暇になりました。暇に任せ、中国友誼促進会から送られてきたメッセージを翻訳しましたので、送らせていただきます。
友誼促進会は、日中友好協会も撫順での式典や、数年前の残留孤児養父母慰問の際にはお世話になっています。事務所は北京の「中国航天」(中国宇宙産業の中心的存在)のビルの中にあり、日本だけでなく世界中の友好団体との関係を持っています。
日中友好協会東京都連合会殿
新型コロナウイルスが中国で爆発して以来、国際社会はこれに高い関心を寄せ、多くの国の政府と国際組織が中国の防疫措置に積極的な評価を行うとあわせ、医療物資や資金などを送って支持してくれました。
貴会を含む国際社会からの真心からの善意の援助に対して、私たちは深い感謝の意を表明いたしますとともに、これを心に銘記するものです。
新型コロナウイルス発生以降、中国国家主席習近平と中国政府は防疫と予防対策を高度に重視し、迅速に最も厳格な、最も徹底した措置を施し、ウイルスの蔓延を阻止するために巨大な努力を払いました。
現在、情勢は依然として厳しいものがあり、気を許すことはできませんが、中国のいろいろな対策は整然と行われ、徐々に積極的な効果を挙げつつあります。
いま、貴国も新型コロナウイルスの拡散のリスクに直面していますが、私たちはこれを自分のこととして受け止め、貴国とともにこの困難を克服したいと願います。我々は互いに助け合うパートナーであり、ウイルス蔓延に直面して両国国民は疎遠にならず、むしろさらに深い感情を結びあう時です。
この共同の努力の下で、我々は必ずこの防疫作戦に打ち勝つことができるし、共同して地域と全世界の公共衛生や安全に貢献できると信じています。
ここに、改めて貴会に対し衷心からの感謝を申し述べます。
みなさま、どうかご自愛くださり、この疫過が過ぎ去った暁にはぜひ中国に遊びに来てください。 友情を込めて
2020年3月3日 中国友誼促進会