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Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

一息ついて、博物館・美術館めぐり

2013年01月10日 10時10分34秒 | 日帰り旅行・散歩

年明けのミッションから解放されて、次のミッションまで切り替えの休日。

体はものすごく疲れていただんだけど、疲れついでに出かける。

まずは上野へ。
トーハクへ初詣。

次に有楽町から銀座へ。
5ヶ月越しにすっと行きたいと思っていた広島県のアンテナショップ[tau」へ。

2階で人生2度目の広島風お好み焼きを食す。

人生初の広島風お好み焼きを食べたのは7年前。
青年部の第14回全国大会のフェスティバル。

要領が悪くて、食べ物系のブースでは何一つありつけず、お腹をすかせながらウロウロしていた私と友人Aさん。

困ったなぁと思いながら歩いて、中部ブロックのブースに辿り着いた。

思わず、人ごみを掻き分け、広島風お好み焼の屋台へ。

「Hちゃん、お好み焼きちょーだいっ

「あいよっ

その1年前、宣言どおり6回の研修すべてを和服で参加した研修同期のHちゃんが
その清楚なイメージをガラッと変えて
法被姿にねじり鉢巻、威勢よくお好み焼きを焼いていた。

彼女とは研修も同じ班、青年講習会でも同じ班で仲もよかったし、
茶道に対する姿勢において、大いに刺激をくれた人。

昨年9月、出張も兼ねて上京したHちゃんと一緒に食べようと思っていたんだけどねー。
私の事情で実現せず。

それがずっと心残りで、せめてお店に行ってお好み焼を食べようと思っていた。
近いのに、なかなか時間に余裕がなくて年を越してしまったけれど

奮発して牡蠣のせをオーダー。

二人がかりの連携で焼く広島風のお好み焼は関西風しか食べてこなかった私にとっては
珍しさ以外の何物でもなく、興味津々で眺めているうちに
やっと自分のものが前に出てきた。

ふと気がつけば、ソースのみならずお皿もコテもオタフクソース。
お店そのものがオタフクソースのプロデュースなのかな?
と思いつつ、コテを握り締め、いざっ

広島風のお好み焼きを食べるには技術がいるなぁ
でも、美味しかった。
(Hちゃんにメールしようと思いつつ、昨日は疲れてできなかった。
 今日しとこ)


午後は銀座の中央通り(=東海道)をまっすぐ北へ歩いて日本橋へ。
三井記念美術館へ。

帰ってきたら、フラフラになった。

夜は歴史秘話ヒストリア(新島八重)を見るのが精一杯。

従軍看護婦の後が茶道三昧か。60代からかぁ。
大河ドラマでそこまでやってくれるといいな

明日から3日間は博物館・美術館の感想記を掲載予定

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秋の草花を見る

2012年09月27日 00時00分48秒 | 日帰り旅行・散歩

無性に彼岸花が見たくなった。

埼玉にいっぱい咲いているところがあると聞いたことはあるけれど、
遠すぎてとてもないじゃが行ってる余裕がない。

本来は田んぼの畦に咲いている風景が自然でいいんだけど、
今の自分の生活圏にはそんなところはない。

仕方ないから、浜離宮恩賜庭園へ。
(ここくらいしか思いつかないのが情けない

今頃の浜離宮といえばキバナコスモスが有名。


この前の雨で見ごろは過ぎたかな。

水芙蓉は夏の花かなぁ。大きくて立派。




あ、あった。
ヒガンバナ。




もっと咲いていてほしいけど、ここはいつもこんなもんだから仕方ない。


おみなえし。
だいぶ終わりだけど、まだ悪臭は放ってない。


萩も見ごろ。

秋なんだなぁ。
と思う。


緑化フェアあるらしくって。
でも、なぜに象さん?

吉宗の時代に象がこの浜離宮で飼われていた記録があるのに因むらしい。
ちなみに、餌代が嵩んで、倹約家の将軍のお気に召さなかったそうで、
民間に払い下げられたそうで。

かわいそう。

人間の勝手に振り回されて。

それにしても、尻尾までやったらリアルな象だった。(お尻方向からみるとさー)

まぁ、仕方ないけど、やはり庭園だから、手入れが行き届いている分、
きれいだけど、野の花っぽくないのが、少し物足りなく感じた。

代替のスマホも使いづらい。

今ひとつ調子が出ない日々。

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お盆の都心で美術館めぐり

2012年08月13日 00時20分07秒 | 日帰り旅行・散歩

8月のスケジュールは二転三転
その結果、お盆中の日曜日がエアスポットにはまった(?)

朝から銀座へ。(実はこの時点で空模様がかなりあやしげ)
6丁目の松坂屋の裏にあるフェルメール・センター銀座(←期間限定?)

『フェルメール 光の王国展』(好評につき会期延長!8/26まで) サイト

フェルメールの全作品37点の複製画が展示されている。
今年はホンモノを5点見た。
テレビで解説も見た。
点数は少ないけれど、世界中に散らばっているということで全ては見られない。

ならば、複製でもいい。全部まとめて見てしまえ

鑑賞し始めて、ビックリ。
だって、いきなりシャッター音が聞こえてくるんだもん。

手元の注意書きを確認すると、確かに写真撮影はOK。(ただし、フラッシュはダメ)

では、遠慮なく。


この前、上野で開催中のマウリッツハウス美術館展に行って、
『真珠の耳飾りの少女』を見た。
だけど、頬の細かい絵の具のひび割れは見えなくて
(額縁に透明板がついてたしね)

まとめてみて気がついた。
たぶん、同じ部屋を構図に据えた絵が多い。
左側に窓があって、そこから差し込む日光の中の人物像。

同じ構成のモデルルーム(?)もあったりして。
 
お盆休み中の朝ということもあって、あまり混んでなくてゆっくり干渉できた。

ちょうどビルを出たところで、いきなり雨がザザーッ
スコールのような土砂降り。
雨宿りしようかなと思ったけど、石畳の上をすこし駆ければ地下鉄の出入り口だから~と走る。

銀座線で三越前へ。
そのまま外に出ずにタワーに入り、三井記念美術館へ。

『美術の遊びとこころⅤ 三井版 日本美術デザイン大辞展』を鑑賞。
こちらも空いていて、ゆっくり見物できた。
展示も興味深かったし。(←感想は後日)

再び銀座線に乗って、溜池山王で南北線へ。
チラッと「このまま銀座線で表参道まで行って、根津美術館もあり?」とも思ったが、
ちょっと気分じゃないというか、さすがに青山あたりは人出もあるだろうし
とパス。

白金台で降りて地上に上がった時には、もう晴れて夏の陽射しが戻ってきていた。

畠山記念館で『ふしぎ発見! 茶道具と銘をめぐる物語』

この夏、都内の美術館で唯一、茶道具を前面に出した展覧会。
こちらも楽しい展覧会だった。

3つ回って、正午すぎ。

ま、体力温存したいし、こんなもんでしょ。
とランチして引き上げる。

都心は地下鉄も空いていたけれど、
家族サービスに励むお父さんの姿がやったら目に付いた。

8月12日の朝顔『暁の紅』

だんだん、貫禄のある咲き方をしてきた。

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解放感?で港区で茶の湯めぐり

2011年10月29日 00時00分12秒 | 日帰り旅行・散歩

茶道文化検定が終わって、やっと解放気分(?)
いや、そこまで真剣にガリ勉してたわけじゃないんだけど

京都旅行、根津美術館は夏から決めた“予定”だったので、ちゃんと行ったけど、
自分の算段での近場のお出かけはこの秋はノリが悪い

9月、10月となんとなく忙しかったし、体調もあんまりよくなかったので
先週あたりから空気が乾燥したせいか、喉がずっと痛いしね

とはいうものの、「まぁ、試験も終わったことだから、都内の茶道具展めぐりしようかなー」。
お天気もよかったしね。

まず、10時に銀座松屋へ。
開店を同時に入り、8階催し物会場で北菓楼の「開拓おかき」をGet
(思えば、9月末にこれを買おうと思ってしまったことからリズムが狂った?)
銀座通りに出て「歩こうかなぁ」と思ったけど、「イヤイヤ、今は時間が大事だ」と
地下鉄で日本橋へ。

茶道には全く関係ないんだけど、「大和の尼寺 三門跡寺院の美と文化展」を鑑賞。
招待券をもらっていたから
「少しくらい茶の湯に関係するものがあったら」と思ったけど、なかった。
でも、雅で清楚な雰囲気に触れられたから、満足

同じ8階では「グルメのための味百選」が開催中。
乗り降りしたエレベーターの前がちょうど徳島の和三盆で。
「やっぱ、和三盆糖よねぇ」と、つい買ってしまう。
お正月バージョン。

ついでに向かい側の丸善へ。
先週だったか、先々週だったか、AERAで見た記事から気になってる本を購入。
やはり、試験前は読書も遠慮しがち?かと言って、検定テキストを熟読してたことは全然ないんだけど
そういう“しばり”からも解放? さっそく読んでるけど、面白い
本の感想については、また後日

再び銀座線に乗って、赤坂見附へ。
(9月末に行くのを忘れた)虎屋文庫にて「和菓子を作る 職人の世界」展を鑑賞。(11/6まで)
期待通り、なかなか興味深い展示。感想はまた後日

ちょうどお昼時になったので昼食。この辺りはいわゆる“サラ飯”界隈。

ぶり大根定食は850円でサラダ・デザート付

TBS前の華やかなOLさんたちとすれ違うのがなんとなく恥ずかしいなぁと思いつつ、
軽く一山越えた後、エスカレーターと階段でアークヒルズのてっぺん(?)へ。
泉屋博古館東京分館にて「数寄者・住友春翠と茶-住友コレクションの茶道具と香道具-」鑑賞。
こちらの感想もまた後日

智美術館でも細川護煕展やってるのは知っていたけど、今回はパス。

神谷町へは降りず、東京タワーをめざす。
ここでも軽く一山越える。
港区を西から東へ移動する中で3つの峠を越えたことになる?
関東平野といいながら、ホントに港区はアップダウンが多いなぁ

東京タワーって、改めて来ると丘の上にあるんだね。

タワーには昇らず、脇を通り過ぎる。
増上寺の脇まで来て、「あそういえば」。

おみよさんのblogで徳川家の墓所が特別公開中だった話題を思い出し、寄ってみる。
6年前、ここでお茶会が開かれた時、お手伝いに参加した。
その時、「どの辺りだろう?」と思ったけど、わからなかったなぁ。

もともとは少し離れた場所にあって、移ってきた話はその折りに聞かされたけど、
その移された理由は全く考えなかった。
建立された当初は霊廟が建てられて、その内部に安置されていたのに、戦災で失われたのね。
だから、他の将軍や縁者とともにまとめて移されたのか。
関東大震災では大丈夫だったのに、昭和20年の空襲で。
根津美術館内の茶室と同じかぁ。。。 改めて、とても悲しい気がした。

ついでに皇女和宮ゆかりの茶室、貞恭庵へも足を運ぶ。
もちろん、公開日でないことは知っていたけれど。
懐かしいなぁ。

6年前の茶会でのお役目は誘導だった。
お客様は50人ごとにグループになっていて、そのグループを誘導して茶室間を案内した。
まるでツアコンみたい

だから、境内の配置はよく覚えている。
誘導は午前中に終わり、午後は貞恭庵の前で立ち番してからね

隣は広間もある古い日本家屋だったのに、大師堂に建て返られていたのが残念

月1回の呈茶はいまも健在。

3年半前に訪れたことある。→こちら

時の流れは速いなぁと思いつつ、大門方向へ。


考えてみれば結構歩いたなぁ、、、と帰宅後に地図を眺めて少しビックリ。
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不思議気分?な都心散歩

2011年03月18日 00時00分28秒 | 日帰り旅行・散歩

地震発生から7日目。
本当ならblog書く電力を節電すべきなんだけど~
その分、暖房をつけないでPC立ち上げてるから、どうかご容赦ください。
(照明も必要最低限にしているし、エレベーターを使わないようにしているしー

地震で当初の予定がくるって、火曜の研究会後に寄るはずだったクリニックの予約を木曜に変更。
でも、通院のためだけに都心に出る気にはなれず

朝の通勤ラッシュが納まったかなーという頃に自宅を出た。
空いてた
ダメもとで畠山記念館へ行ったら、開館してた
入館料を支払ったら、「これは義援金にさせていただきますネ」とそのまま義援金箱へチャリーン。
うっ、前の日に「個人美術館は収入が~」なんて失礼なことを書いてしまったた
こめんなさい

展示されている絵画、陶磁器、茶道具のすべてが愛おしい。
というか、美術品鑑賞できる環境が愛おしい。

聞いた話だけど、10年前の9.11の折り、NYのメトロポリタン美術館はいち早く再開し、
多くの人が駆けつけて名画に感涙して癒されたという。

その気持ちがよくわかった。

見たかった酒井抱一の風神雷神の掛け物。
出光美術館で見た風神雷神図屏風はあくまで俵屋宗達や尾形光琳の“写し”としての作。
本来の抱一の解釈による風神雷神はこちらなのだろう。
構図といい、ユーモラスな表情といい、対決しているよりも遊んでいるような、
見ている側が楽しくなるような掛け物だった。
十二ヶ月花鳥図の後半(7月~12月)もね、きれいだったなぁ。

館内も人が少なく、ワタシが訪れた時は他に単独の4名のみ。
静かにゆっくり鑑賞できた。

モバイルサイトをチェックした上で築地へ向かう。
高輪台から泉岳寺まで歩いた。
都営浅草線の泉岳寺駅。ここに100m近い長蛇の列が出来たわずか5日前の朝だった。
今はガラガラで、同じ場所とは思えない。

は11:00すぎ。
ランチの営業はフツー11:30~。
困ったなぁ。どう時間を潰そうか。。。と思ってから、「あっ
そうだ、築地市場の場内へ行けるじゃないか
こんな時こそ行かずして、いつ行くの~

と、浅草線から大江戸線に乗り継いで築地市場へ。
ビックリした。
ガラガラ

鮨文に行列ができてないのを見るなんて、何年ぶりだろ?と思いながら、「高はし」へ。
こちらも1組しかお客がいなくて、ギョッ
逆に戸惑いながら、あなご丼を頼んだ。

久しぶりに食べたけど、やっぱり美味しい
地震以来、客足がガタ落ちらしい。
観光客もだけど、仕入れにくる小売店の人もらしい。
だけど、築地に入ってくるお魚が少なくなっているというわけではない、、、と言ってたなぁ。
(まさに、今が穴場

満腹で新大橋通りへ戻り、築地本願寺の前を通って、茶の実倶楽部へ。
そうです。今週は茶遊会なのです。

お腹がチャポチャポになるまで、煎茶を楽しんだ。
(これは明日のblogにて紹介させていただきます)

で、東京メトロ・築地駅から日比谷線に乗って、神谷町へ。
智美術館で「流旅転生 鈴木蔵の志野」展を鑑賞。

(これも明後日のblogにて紹介させていただきます)

でも、まだアポまで時間があったので、大倉集古館へ行くも地震による復旧で休館
泉屋博古館(分館)へ足を延ばすも休館。
仕方ないと、アークヒルズから六本木ヒルズへ丘の尾根をつたうように移動。
(○○ヒルズってカッコつけても、要するにあっちにもこっちにも丘があってアップダウンが多い地形

六本木交差点を曲がって「アマンドが変ったなぁ」と思いつつ、青山ブックセンターへ。
昔から「時間潰しに困ったら本屋」はワタシの定番
とくにABCは品揃えや雰囲気は面白いから好き。

で、さっそく茶の湯本の新刊2冊を見つけて、エコポイント図書カードで購入。
六本木ヒルズ森タワーのスタバで読書。
(地震の夜、スタバで桜ラテをオーダーしたらアンケート用紙もらった。
 ネットで回答したらカフェ1杯をプレゼントということで、さっそく利用)

で、予約時間10分前に目的地へ。
こちらもガラガラ。併設の人間ドックは閑古鳥を通り越して一人もいない。
(交通機関がこうだから、キャンセルが続出だって~)
もっとも、ワタシ自身はそれなりに時間がかかったけどね

思えば、ここへは5年近く通った。
初診の時はお茶会の準備で超多忙な時期だったなぁ
あれから茶道の方は激動だったなぁ。
と、首が痛くなるくらいに高いビルを見上げながら思った。

まだ決めてないけど、ここへ通うのも今回が最期かもしんない。

で、帰り道。
ホームに立っている段階では心が豊かになっていて、「平穏な日々に戻ったみたい
って、思ったのだが~。
気がつけば、「なんか、、、混んでる?」
しかも、まだ通勤ラッシュには1~2時間ほど早いのに、サラリーマンがえらく多くね?
結局、ギューギュー詰めに

帰宅して見て、国交省がラッシュ時間の電車本数の削減を鉄道各社に要請したことを知った。
(ワタシはターミナル駅での乗り換えは利用しないけど、また入場規制も入ったらしい)

夜もまた地震あったし。
(今、コレ書いている最中=21:56もガッタガッタと揺れてマス さっき21:32も揺れた)
被災地に比べたら、自分は恵まれていると思うけど、いつまで続くのか
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※参考 過去の畠山記念館
2011年2月→ 『生誕250年 酒井抱一-琳派の華』
2010年11月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その2 
2010年10月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その1
2010年8月→『涼を愉しむ-書画・茶器・懐石道具-』
2010年5月→『茶の湯の美-数寄のかたちと意匠-』
2010年2月→『懐石のうつわ -向付と鉢を中心に-』
2009年10月→『戦国武将と茶の湯 -信長・秀吉ゆかりの品々-』
2009年4月→『畠山記念館名品展 季節の書画と茶道具』
2009年2月→『冬季展 日本の春-華やぎと侘び』
2008年10月→『益田鈍翁 -心づくしの茶人-』
2008年8月→『夏季展 夏のやきもの -金襴手・万暦赤絵・古赤絵・南京赤絵』
2008年4月→『細川井戸と名物茶道具』
2008年3月→『花によせる日本の心 -梅・桜・椿を中心に』
2007.12月→『茶の湯の美 -利休から宗旦へ-』後期
2007.11月→『茶の湯の美 利休から宗旦へ』前期

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都心で茶の湯めぐり

2010年10月25日 07時20分58秒 | 日帰り旅行・散歩

この10月は乗り放題きっぷがあったので、遠出ばかりしていた。
通常ならば、都心の茶の湯関係の美術館は他の用事のついでに寄っている。
が、この秋ばかりはその時間がないっ

そんなわけで、貴重な休みの1日を使って『都心で茶の湯フリーク』を決行
首都圏以外にお住まいの方が上京した時の参考になれば幸い

まず、スタートは新橋駅。
(新幹線でも飛行機でも最寄り駅に比較的近いでしょ
「東京メトロ一日乗車券」710円を購入。
銀座線で上野へ向かう。(14分<160円>)

(1)東京国立博物館(東博)には開館(9時半)と同時に入る。
平成館で『大東大寺展』を鑑賞。

(年間パスもあったし、5月に献茶式で行ったばかりだから
本館の平常展では茶道関係の参考になるもの多し。(←詳細後日)
結局、10:45までいた。

で、次に移動。
銀座線の上野→日本橋で東西線に乗り換え→飯田橋で有楽町線に乗り換え→江戸川橋(33分<190円>)
神田川沿いに歩いて、胸突坂を昇って徒歩15分
(2)永青文庫に到着にしたのは11時40分ごろ。
茶入展を堪能。(詳細は後日)


再び江戸川橋に戻ったのは12時20分頃。
ランチタイムだけど、ちと我慢して移動。
永田町で半蔵門線に乗り換え、表参道へ。(20分<190円>)
(3)根津美術館に到着したのは12時50分頃。

「南宋の青磁展」と「炉開きの茶」を堪能。(詳細は後日)

ここまでお手洗いをガマンしていたり、お腹も減ったりと体調が下降気味に
やっぱトイレはキレイ
カフェもリニューアル開館当時のように混んでなかったし、お手ごろ価格だったんだけど、
こちらはパス。
骨董通りに出て、青山通りに近くなったところで横丁に入って、ランチ処を探索。
青学が近くにある関係で、学生さん相手と思われる居酒屋さんのランチ営業を発見

真さば定食750円で遅めの昼食ブレイクしたのは13時35分ごろ。

昨日は気候がビミョーでフツーに歩いていると寒いし、急ぎ足で歩くと暑くなるし
上着を着たり脱いだりとややこしかったこともあり、体に負担がくる。

満腹になって、再びフリークを再会。
銀座線で溜池山王へ行き、南北線に乗り換えて白金台へ。(21分<190円>)
白金台からの道のりはフクザツ。(ワタシは慣れてるからいいけど、初めてのヒトはキツそう)
(4)畠山記念館で「織部が愛した茶碗 高麗・割高台」を鑑賞。(←詳細は後日)

到着したのが14時22分で、観終わったで後にしたのが14時45分頃だった。

ワタシはここでフリークをアップしたけど、まだ1~2個行きたければ可能。

白金台から六本木一丁目まで戻って、菊池寛実記念智美術館(現代の茶)へ行くもよし、
溜池山王乗換えで日比谷まで行って、出光美術館「仙ガイ展」を観るのもいい。
(時間的には出光→菊池が無難。菊池は18時まで開館しているから)
また、(1)東博と(2)永青の間で東西線・竹橋で下車して、
東京国立近代美術館工芸館「現代工芸への視点―茶事をめぐって」を観ることもできる。
それぞれの美術館の開催期間はコチラを参照のこと。
一日乗車券710円のモトは充分にとれます。 

ただ、実際にやってみると、けっこーキツかった
京都だとそんなに疲れないのに、東京はしんどいや
(気候がハードだったこともあるけど)
なので、体力に自信がある方のみオススメ

★てなことで、今週はフリークした美術館の感想になります。お楽しみに。
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鉄道記念日

2010年10月14日 00時01分23秒 | 日帰り旅行・散歩

10月14日は「鉄道記念日」。
明治5年のこの日(旧暦では9月12日、新暦が10月14日)、新橋-横浜間に日本初の鉄道が開通したという。
で、これに関連した特別企画乗車券が「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ。

既に岡崎までと諏訪までの往復に使用した。
あと1回分あったものの、元は充分に取れたから「どうしようかなぁ」って思っていた。

ただ鉄道に乗るだけで1日潰すのはつまらない。
どこか適当な遠さのところに行きたいところがあれば。。。
そして、それが茶の湯に関係することであれば~
あ、「こういう機会があれば訪れてみたい」と思っていたところがあった

それは栗田美術館
北関東のどこかにあったと記憶していて、有田焼と鍋島焼がたくさんあると聞いたっけ。
調べたら、栃木県で両毛線沿線の駅から徒歩で行けるとわかり、行ってみることに

朝も始発じゃないし、小山で朝食摂る時間があったりと、のんびり旅。
栃木方面への旅も過去に2度訪れたことがあり、不安もなかったしねー。
1回目は2008年1月、2回目は2009年3月
両毛線の佐野は天明釜があった場所だしね。

富田駅から道端の野の花を愛でたり→
←郵便局でフォルムカードを買ったり。

おっ、見えたきた。


門も立派。

2万点にも及ぶ有田焼と鍋島焼の展示は圧巻。
創立者の栗田サンが昭和初期?に3円で買った染付の花瓶が素朴でいい感じ。
(当時、平均月給が50円くらいだった時代の3円って、どれくらいの価値かなぁ?)

輸出向けの巨大なオブジェの有田焼がいくつもあってビックリ
国内向けのデザインにヨーロッパの人物を描いたものが結構あったのも印象的。
鎖国といいながら、こういうところで海外の文化を理解していたんだね。
限られた上流階級の人たちだけだったのだろうけど。

有田・鍋島の人気に押されたのか、中国製の皿のデザインにも日本の風俗人物を描いたものが
キモノはいいけど、髪型とかがビミョー

他には向付がたくさんあって、そこは茶の湯、なかでも懐石の勉強になるかも。
すごいのは全てちゃんと5客揃えて展示してあるところ。

量産していたとはいえ、1枚1枚手描きだから、完全に同じものではない。
そこのところの微妙な描き方の違いがまた趣きがあっていい。
有田・鍋島の歴史や焼き方を解説した資料館もあって、勉強になる。


昭和建築の日本家屋や登り窯もあったしね。

丘がまるごと敷地で、一番高いところからど眺望も楽しめた。

あっちは高崎の方だろうか?
入館料は1,550円と安くはない。1回来れば充分かな

帰りは宇都宮唯一の茨城県「古河」で途中下車。フォルムカードを購入。


大宮でも埼玉県版のフォルムカードを買い求めたが、1種類しか入手できず
やけくそで奮発して松茸釜飯で昼食。


今回の3回分の旅、本来の乗車券代は総額2万1千360円ナリ。(←特急券含まず)
これが9,180円で済んだ計算になる。
これが高いのか安いのかは考えまい。

当たり前のように利用している鉄道だけど、そこには開通させた人々の力があり、
140年近く、毎日休むことなく誰かがを運営してくれている。
だから、ワタシたちは思い立った時に日本中どこへでも、安全に行くことができる。

これって、スゴいことだよねっ
と鉄道に感謝

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関西弁まじりの大阪茶の湯フリーク

2010年09月16日 00時00分40秒 | 日帰り旅行・散歩

まだ“旅”の途中。
朝ごはんは奈良(近鉄・大和西大寺駅の駅ナカ)にて。
電車を眺めながら、食べるお握りもなかなか乙なもの。
実際、美味しかった あえ物、香り物、味噌汁ついて380円はオトクやし
(ちなみに、奈良に泊まったワケではありません
 なんか、最近は利用するだけでも、タイムワープができちゃう感覚?)

9時過ぎに近鉄奈良線に乗って、鶴橋で環状線に乗り換え、さらに京橋で東西線へ。
ほぼ10時に藤田美術館に到着 むっちゃ便利やわ~

いつ来ても、此処の土蔵はシブいっ。
(内部は撮影禁止なので、外の廊下)
『季節を愉しむⅠ 秋~新春の美術』を鑑賞。
平日で、しかも開館直後だというのに、既に数人見学に来てはって、ちょいビックリ
やっぱ、藤田観光さんの関係で宿泊プランに観賞券とかついとんやろか?

今回はお茶道具はあんまし展示されてないかなぁって期待してへんかったけど、
全然そんなことなかった
や重陽の節句を感じさせてくれる内容やった。
ホンマに9月に入ってもキツイ猛暑で、秋らしくなってきたんはここ2、3日のことやし、
それだけに、「秋が来るって有難いわ~」という実感を教えてくれる展示でしたワ
(詳細はまた後日ということで

さて、再びJR東西線に乗って北新地駅へ下車。
御堂筋へ出て南下、中之島を目指す。

これまで、藤田→湯木のルートは徒歩で京橋駅まで移動し、京阪電車で淀屋橋へ。
というパターンが多かった。
これを北新地ルートに変えたのは、理由が2つある。
1つは湯木の前に大阪市役所と大阪市東洋陶磁美術館も寄ったから。
もう1つはそちらに行くなら、歩数はほぼ同じで、電車賃がJRの方が安いから

交通費もチリも積もれば山となる
最近はICカードばっかり使こてると、金銭感覚も鈍るからなぁ。
小マメに事前チェックすることが、賢いフリークのコツでっせ

さて、東洋陶磁器美術館は2回目。
今の企画展は「幻の名窯 南宋修内司官窯」。
以前来た時も空いてたし、今回もそうやったんやけど~
最初の展示室にオバチャンの団体さんが
めっちゃウルサイ~
やっぱ、大阪のおばちゃんやわ~。
ということで、1つ飛ばして2つめの展示室から鑑賞し、最後に最初の展示室に戻った。
(これも内容は後日ネ)

見たあとは、御堂筋までは出ずに3本~2本東側の通りを南下。
適塾の前を通り、高麗橋だの道修町といった船場商人の雰囲気が残る町並みを歩く。
戦災で燃えなかった古い建物がぎょうさん残っていて、感心したワ。

湯木美術館はいっつもガラガラなのに、此処でもオバチャンの団体さんに遭遇
受付の御婦人が「今、混んでますから、ゆっくりしてから見てくださいねぇ」って。
幸い、ちょうど入れ違いで去って行かはったんで、影響はなかったワ。ラッキー

「上方豪商の茶道具」展、ちょうど商人の町並みを抜けて来たから、リアル?
前回の「風炉と釜」もよかったけど、今回もテーマがえぇわぁ~
堪能させていただきました。

すっかり、上方商人気分で美術館を出ると、はちょうど正午過ぎ。
さてと、お腹が空きました。
いつもやったら、例によって例のごとくベトナム料理なんけど~。
今回はもう1軒、前から気になっていた店へ。


店構えからして、えぇ雰囲気やろ(大正時代の建築やって)→ぐるなび
いつもは一人だと気後れして入らへんかったけど、勇気出して門をくぐる。
ちょうどランチタイムのピークだったので、10分ほど待たされたけれど、
その待たされたお部屋がとても素敵な空間で

上を見上げれば太い梁。

窓越しには坪庭も見える。

天窓も。(でも、隣のマンションから見降ろされている感じ?)

町家といえば京町家の印象が強いけど、浪速の町家もなかなかのもんやん。
(空襲で焼失してしまった町家も多いんやろうなぁ

で、肝心のお料理。

日替わり定食を頼んだやけど、松花堂の容器にしては大胆な盛り付け
 ・ノドグロとバイ貝のお刺身(右下)
 ・穴子の天ぷら(右上)
 ・豚肉野菜炒め(左上)
 ・キンピラ、げそ(左下)
 ・ご飯、香の物、汁
以上、ボリューム満点なメニューで千円ポッキリは安いっ
ビジネス街のど真ん中なので、サラリーマン用?
ちょっと、ビックリしたけど、美味しかったから、しっかり完食したで

器はしっかり「松花堂弁当」なんよね。
しかも、けっこーえぇ食器やし。
松花堂弁当を考案した湯木貞一サンのコレクションを所蔵する美術館を意識してのセレクト?
せやけど、貞一サンも苦笑しはるであろう盛り付けやった、、、かも。
とにかく、御馳走さんでしたっ
「かんてきや要」 お店のサイトはこちら
以上、大阪の街で3か所回った茶の湯関連の美術館フリーク。
どないでしたぁ 
ちょっとだけでも参考になればウレシイわぁ
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朝顔は茶花じゃない?

2010年07月08日 08時39分51秒 | 日帰り旅行・散歩

本日も茶道とはあまり関係のない話題

朝3時に起きてサッカー観戦
ただ見ているだけじゃ眠くなるので灰形の稽古しながら
途中からはワンセグ観戦。
始発で入谷へ向かう。

朝顔市。
 
爽やかな朝の空気が気持ちよかった。
通勤ラッシュになる前にさっさと帰宅。
この夏も楽しめそう


千家流の茶道では朝顔は禁花ということになっている。
利休居士と太閤秀吉との朝顔をめぐる対立の逸話を慮っての遠慮、とか。
ただ、武家流派の方々はこだわってないみたい。
そもそも、あの逸話が本当にあったものかどうか定かではないしねぇ
ただ、単純に朝顔って生けにくいと思うのよねぇ。
蔓細いし。
切花にしたことないんだけど、「明らかに弱そう」って気がする。
短時間でしぼんじゃうし。
茶花としてはかなり難しそう~。
だから「茶席の朝顔、見てみたいなぁ」と思う。

入谷朝顔市は本日まで。サイト
夜11時までやっているから、興味がある方は行ってみてくださいネ
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休“茶”日

2010年01月25日 00時00分01秒 | 日帰り旅行・散歩

2年以上の間、毎日ブログを更新し続けていると、時に疲れることがある。

昨日も茶道具の展覧会をハシゴするつもりだったが、
どうにもこうにも行く気になれず
でも、天気もいいので、家でゴロゴロしているのはもったいなぁ。

そういえば、今年は初詣にまだ行ってなかったっけ。
てなことで、気分転換がてら、いつもとは逆向きのに乗った。
30分も行けば、そこはちょっと寂れた感じの港町。
南北に細長~く延びた入り江を挟んで、東西に鎮座する神社へ。

まずは西側の神社から。
参拝を済ませ、庶務所でお守りの“中身”を購入。
それから渡船に乗って、東側の神社へ。
こちらも参拝して、お守り袋を買おうとしたら、「売り切れました」

前日の朝にで紹介されて、参拝客がいっぱい来ちゃったんですって
後日、郵送してもらうことにして、お金だけ納めてきた。
ついでに御神籤も引いたら「中吉」。

で、手元にはお守りの“中身”だけ。
でもね、めのうだし、色といい、大きさもちょうどいい感じ。
穴も空いているから、紐を通してペンダントにして、身につけてみようカナ。
(ご利益あるといいナ

茶の湯blogだから、茶道のことを書かなくっちゃ~って思っているけど、
時々は休んで、リフレッシュする余裕もあった方がいいかも、、、ネ。

コメント (2)
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諏訪再訪

2010年01月14日 11時25分03秒 | 日帰り旅行・散歩

青春18きっぷが余っていたので、昨日は諏訪を再訪。
(寒波、降雪、強風だったけど、ワタシは影響なかった)

早朝、いただきものの「えくぼ饅頭」で薄茶を2服。

これがよかったのか、高尾駅からの3時間の鈍行列車旅もしんどくなかった。

上諏訪駅から徒歩15分のサンリツ服部美術館
茶道具展を堪能。(→感想は後日)

諏訪湖、凍ってないなぁ。
以前、御渡りや氷を丸く切り取ってワカサギ釣るおじさん、スケートする子供たちを見た。
(ワタシが小さかった頃の話)
地球温暖化の影響だなぁと思いつつ、タケヤみその会館で豚汁ブレイク。
  
一杯100円。

上諏訪駅ではもう御柱祭のPR。7年に一度だからね。


で、ワタシは足湯を楽しむ。(ホームにあって、無料)


帰りも3時間プラスα。
でも、元気だったので、新宿で降りて京王百貨店の駅弁大会へ。
気になる駅弁があったからね。
それは長崎駅の「ながさき鯨カツ弁当 龍馬が愛した望龍碗」。
詳しくはこちらを参照。
  
2,100円ですが、味もなかなかよく、なんといっても波佐見焼の蓋付碗がお値打ち。
弁当抱えて、東京駅へ。
丸善丸の内本店にて茶の湯関係の本を購入。
で、帰宅。

新宿からの諏訪までの往復交通費は11,340円。
青春18きっぷは5回分のトータルで考えないと元手換算ができないんだけど、
昨年利用した3回分で既にモトは取れているので、今回はタダみたいなもん。

こんな感じで息抜きがてら、茶道もチラッと楽しむ旅もたまにはよいかも。

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阪神間の茶の湯美術館めぐり

2009年11月06日 04時53分02秒 | 日帰り旅行・散歩

一昨年秋とほぼ同じ所を廻るフリークだが、今回は順番を入れ替えた。
ちなみに、前回は藤田→湯木→逸翁→香雪の順。
今回は一番遠い逸翁→藤田→湯木→滴翠→香雪。

逸翁美術館は新装オープン。
平日は呈茶がなく、また駅前から少し近くなり徒歩10分弱。
浮いた時間の分だけ、一つ多く巡れた。
また、コースを変えて交通費も200円ちょっと安くなった

今回も内容充実
詳細はまた後日に。
(旅先につき、の自由が)

あ、早めの情報。
藤田美術館では毎週木曜日の午後2時から展示解説があるそうだ。
テーマとなる道具は毎回違うが、20分間ほどあるとか。
昨日は木曜だったにも時間が合わず、諦めた。
それから、たしか11/14(土)にお茶席が設けられるそうだ。
三千家以外の流派が担当されていた。

湯木美術館の近くで今回もベトナム料理を食べた。
染付の器がステキで、店員に確認したら、やはり現地のもの。
ナイフやスプーン類と篭以外の食器は全て。
ベトナム料理はわりと好きで幾つか食べ歩いたが、どこも白い洋食器。
かくいうワタシもベトナム染付に注目し始めたのは昨夏からなんだけどねー

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野点?

2009年10月13日 00時48分33秒 | 日帰り旅行・散歩

青空が広がる秋の爽やかな午後。
三軒茶屋の閑静な住宅地の中にぽっかりある空き地。
そこで、何やら妖しげな人物が~。
って、きむらとしろうじんじんさんによる野点でした。

あ、柄杓持ってる。                        お茶を点ててる~。
 
こんなお茶会もたまにはよいかもね。
 

水屋はこんな感じ。
 

メインは移動式の楽焼体験。
お客さんが素焼のお茶碗に絵付して、それをその場で窯で焼いてくれるのです。
  
800度の窯で20分焼いて、更に20分いぶします。いぶした後の煤洗いも大事。


そうすると、ステキなお茶碗が~。
 

写真やVTRで見たことはあっても、生で見たのは初めて。
評判通り(?)なかなか面白いイベントでした。
こちらでも紹介されてます。

三茶ではこのあと、15日(木)と18日(日)と20日(火)に開催されます。
詳しくはこちら

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千葉~脱力旅

2009年07月21日 06時51分14秒 | 日帰り旅行・散歩

この夏も青春18きっぷの時期がやってきた。
ここ2年ばかり、シーズンがくる度に買ってるなぁ。

今回も買ったんだけど、関西への1往復に3回分使うのが精一杯。
後2回、行きたい場所がこれといって、ない。
どうしたものか。

思案した結果、茶友を誘って千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館へ出かけた。
“れきはく”は初めて。
お目当ては企画展示の「日本建築は特異なのか」。

概略観てると「茶室~」とあったしね。
中国と韓国と日本の宮殿・寺院・住宅の建築を比較した展示内容ということで。

以前、『建築史的モンダイ』という本を読んで面白かったしね。→こちら

建築史的モンダイ (ちくま新書)藤森 照信筑摩書房このアイテムの詳細を見る


先日読んだ『正座と日本人』の切り口から観ても面白いかなぁ、と。→こちら

実際に観賞したら、
茶室関係は銀閣寺(慈照寺)東求堂の模型と茶室の起こし図くらい。
同仁斎を覗きこんで、「見学しに行ったなぁ」。→こちら

この2つを観て、「さぁ、これからどう展開していく?」と思ったら、出口。
「へ? これだけ?
(傍目で観ていて、その落胆ぶりがすんごくわかったとか

でも、気を取り直して常設展示室へ。
これが、広いというか、たっぷり。
行けども、行けども~。
観るものがたくさん。

やっぱ、中世と近世がお茶に関係する資料があるので、興味持って観れた。

朝倉氏の城館後から出てきた青磁の花入や天目茶碗。
京の町にいた一服一銭のお茶売りさんの図。
同じく京室町の模型。16世紀後半はまだ間口が狭い京町家じゃななかったようで。

第3展示室まで観て、空腹のためギブアップ
レストランで古代米カレーを食べる。


午後は第4、第5展示室をパスして、成田へ移動。
なごみの米屋の羊羹資料館を見学。

で、また総武線でくっちゃべりながら、帰った。
車窓から見えた青々した水田が妙に印象に残ったなぁ。

まぁ、こんな力を抜いた旅も、たまにはいいョ

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気分転換に

2009年04月03日 00時01分00秒 | 日帰り旅行・散歩

やっと風邪が治ったので、遠出ができた。
1回分残った青春18きっぷで何処へ行こうか。

下諏訪のサンリツ服部美術館の「食を愉しむ」へ行こうかと思ったが、
病み上がりで体力に自信がない。
ていうか、温暖なところへ行きたい。

ということで、茶の湯は全く関係ないけど、
3月29日に桜えび漁が解禁された由比へ。
気分転換ということで、御容赦を

昨夏に訪れているんだけど(→こちら)、やはり旬の時期に食べなおしたいなと。
前回は由比駅から本陣のある東へ向かったけれど、今回は逆。
昔ながらの閑静な旧道をてくてく歩いて、薩田峠の登り口へ。
登りかけて、「やっぱ、やーめたっ」と引き返す。
で、桜えび料理専門店の「くらさわや」さんへ。

解禁したとはいえ、前夜は天候不良で休漁だったようで。
でも、おさしみにありつけた。


釜揚げもはずせない。


そして、掻き揚げ。夏に食べた時よりも格段に美味しい。


アテで出てきたサラダにも桜えびが。
これなら、自宅料理として、私にも作れそう。


掻き揚げは美味しかったけど、2枚ともなると油が体につらくて。
お茶に手をのばす。
と、お茶がとっても美味しいの

「さすがは静岡だなー」と感動した。
旧街道沿いには柑橘類の果実(八朔か甘夏みたいな)が鈴なり。
定食のデザートもそれ。
揚げ物を癒してくれて、おかわりしたお茶とともに胃にやさしい。

こういうお茶の愉しみ方もあるんだなぁ。

食べながら、富士山ビューも楽しんだしね。


桜も満開になったし。

すっかり、リフレッシュできたわん。

帰りの電車内、富士川鉄橋からJR東海道線で一番美しいという富士山


間一髪 雲がかかる前の富士山が撮れた。
でも、その後で雲さんが富士山の前に来て、邪魔なことと言ったら
沼津で御殿場線に乗り換え、そんな富士山を恨めしげに見上げていたら~。
眺める角度が変わって、雲からはずれた。


まぁ、同じ場所で待っていても雲は離れていっただろうけれど。

 『青山元不動
  白雲自去来』
(青山元不動にして白雲自ずから去来す)

正にそんな感じだなぁ。

この前日にちょっとご無沙汰していた茶友さんからメールもらった。
「嬉しいなぁ~」と思っていたら、続くもので
この日もこの後の帰り道で、暫くご無沙汰していた茶友さんにバッタリ。

気分もまた明るくなった。
(やっぱ、お茶会行かなくなると、茶友さんと会うこともないから、
 それはやっぱり、淋しかったんだわさ。

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