初夏になり、相変わらず下痢症状の波は続いていた。
調子が良いときは、普通便だった。
ふと、排便時に肛門が痛むことに気付いた。
裂け痔かと思ったが、どこか違う。
便通時にヒリヒリと痛むように感じた。
私は市販の肛門薬を買って、使ってみた。
しかし、思ったほど症状は改善しなかった。
6月になり、自宅近くの肛門科のクリニックを受診してみた。
私はその際に、
正直に自分はゲイでアナルセックスをしたことがあることを告げ、
そのせいで肛門が傷付いたのかも知れないと医師に告げた。
その医師は、その瞬間に怪訝そうな表情をして、
「そういう人は診ないだけどね」と言いながら、
肛門薬を処方した。
肛門薬は薬の塗布により、一時的に改善した。
しかし、良い状態は長く続くことはなかった。
私は下痢症状が改善している間、
排便時は肛門の痛みに耐える日を送ることになった。
下痢で肛門周辺が荒れて、
ただれてしまっているのかもしれない。
そんな勝手な判断をしていたが、
肛門の痛みは次第に悪化していったのだった。
エイズ発症に関しては、
23の指定された日和見疾患のいずれかを発症した状態を指すそうだ。
その疾患の代表的なものを書くと、
食道や胃、気管支や肺などのカンジタ症、
ニューモスチス肺炎、
私の下痢の原因だったサイトメガロウイルス感染症などがある。
この肛門の痛みに関しては、
この23の指定された日和見疾患には該当しないのかも知れないが、
明らかに下痢症状と並行して現れた症状だ。
私がなぜ、このような症状を記しているのかというと、
HIV感染からエイズ発症については、
人によって様々な症状から判明することが
同じHIV陽性者の方々と交流する中でわかったからだ。
10年以上前にエイズを発症した友人は、
肛門の脇に別に穴が開いたと話していた。
私の肛門の痛みも、
何かしらエイズ発症に伴い現れた症状ではないかと思うのだ。
私個人の狭い経験ではあるが、
このブログに記すことで、
読んだ方々が検査を受けるきっかけになったり、
同じ陽性者の心の安らぎに繋がればと願っている。
調子が良いときは、普通便だった。
ふと、排便時に肛門が痛むことに気付いた。
裂け痔かと思ったが、どこか違う。
便通時にヒリヒリと痛むように感じた。
私は市販の肛門薬を買って、使ってみた。
しかし、思ったほど症状は改善しなかった。
6月になり、自宅近くの肛門科のクリニックを受診してみた。
私はその際に、
正直に自分はゲイでアナルセックスをしたことがあることを告げ、
そのせいで肛門が傷付いたのかも知れないと医師に告げた。
その医師は、その瞬間に怪訝そうな表情をして、
「そういう人は診ないだけどね」と言いながら、
肛門薬を処方した。
肛門薬は薬の塗布により、一時的に改善した。
しかし、良い状態は長く続くことはなかった。
私は下痢症状が改善している間、
排便時は肛門の痛みに耐える日を送ることになった。
下痢で肛門周辺が荒れて、
ただれてしまっているのかもしれない。
そんな勝手な判断をしていたが、
肛門の痛みは次第に悪化していったのだった。
エイズ発症に関しては、
23の指定された日和見疾患のいずれかを発症した状態を指すそうだ。
その疾患の代表的なものを書くと、
食道や胃、気管支や肺などのカンジタ症、
ニューモスチス肺炎、
私の下痢の原因だったサイトメガロウイルス感染症などがある。
この肛門の痛みに関しては、
この23の指定された日和見疾患には該当しないのかも知れないが、
明らかに下痢症状と並行して現れた症状だ。
私がなぜ、このような症状を記しているのかというと、
HIV感染からエイズ発症については、
人によって様々な症状から判明することが
同じHIV陽性者の方々と交流する中でわかったからだ。
10年以上前にエイズを発症した友人は、
肛門の脇に別に穴が開いたと話していた。
私の肛門の痛みも、
何かしらエイズ発症に伴い現れた症状ではないかと思うのだ。
私個人の狭い経験ではあるが、
このブログに記すことで、
読んだ方々が検査を受けるきっかけになったり、
同じ陽性者の心の安らぎに繋がればと願っている。
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