脳出血を発症して分かったこと:高次脳機能障害
人間が個性を持って生きていられるのは脳のおかげだ。
入院している時、さまざまな症状の患者さんに出会った。
運動機能障害はほぼ全員の人にみられた。
半側空間無視や言語障害、嚥下障害などさまざまな障害を併せ持っていた。
入院してすぐ本人確認と日時の確認、自分がいる場所の確認が行われた。
さらに、記憶力や計算力のテストが行われた。
小学生が使う書き取り帳で平仮名や漢字の練習をした。
今思えばすべてが脳の機能チェックだったと分かる。
運動機能が回復しても認知機能などに障害が発生すると社会復帰は困難だ。
幸い読書が出来たりテレビを観て笑ったり泣いたり出来た。
高次脳機能障害は一見して分からないので家族の観察が大切だ。
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