情報教育の課題
今から40年前の社会はパソコンもスマホも無かった。
ミカン箱くらいの大きさのミニコンと呼ばれたコンピュータが出始めて情報教育が始まった。
ブートストラップはスイッチで入力、IPLはメーカーから提供された紙テープをセットして入力する。
プログラミング言語FORTRANの文法を学習して、四則演算や表計算のプログラミングをする事が課題だった。
パソコンが発明され、エクセルの前身のマルチプランという表計算ソフトが出ると如何にソフトを使いこなして目的を達成するかが課題となった。
表計算ソフトはVisiCalc(ビジカルク)やLotus 1-2-3(ロータス ワン・ツー・スリー)が初期の頃主流だったが、マイクロソフトに征服されエクセルになってしまった。
インターネットが普及しネット用のプログラミング言語が多数発表されとても覚えきれない。
どんな時も大切な事は、国語、数学をしっかり学習して論理的思考能力を鍛えることだと思う。
残念ながら今使われているプログラミング言語は日本人が作ったモノでは無い。
WindowsのようなOSも外国産だ。
ゲームソフトはだいぶ国産が多いが、ことほど左様に情報社会のインフラは海外に依存している。
情報社会の三種の神器、ネットワーク、プラットフォーム、コンテンツの三分野で世界をリードする国になって欲しいものである。
それにはゲームで遊ぶことだけで無く、小学校からのプログラミング教育、スマホ等のアプリの開発が重要ではないだろうか?
プログラミングで子供教育、火つけ役は米名門大学(日経電子版) http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1701V_X10C13A7000000/