ほんとうの診断学
海棠尊氏の著作である。
氏の小説はほとんど読んでいるが、この本は小説ではない。
ある意味学術書だ。初心者に医学と医療について解説してくれる。
死因を究明することが診断が的確で治療の効果があったか判断できる。
そして医療の発展につながる。
研究の在り方に言及しているが、日本のトップがあまりにもお粗末なので愕然としてしまった。
CTもMRIも有用性が無いというなら患者に使うことはできないはずだ。
ほんとうに大切な事は病気を治すことだ。
ぜひ下記サイトの立ち読みコーナーを見て欲しい。
新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/book/603703/