母上を介護してはや6年の歳月が流れました。原因は脳出血でした。
最初の頃は右も左もわからずに専門用語がでてくると「?」でしたが、前にも書いた
事があるのですが介護は大変だと思ったことはありません。
介護に疲れてどうのこうのとか老々介護による悲劇がなぜ起きるのか?といえば
多分介護保険制度を充分に理解していないことや、そもそも介護保険の存在を
知らないという事も考えられます。
初めての介護には ケアマネージャーの存在が大きくかかわります。
これは介護を受ける人の希望と介護保険制度とのバランスを調整する役割を果たす
キーパーソンです。しかし、人対人ですから合う合わないが起きる事がありますが
そういう時は 新しく別の人を探して変えることはなんの問題もない事。
昨日書いたように きちんとした仕事をしなければ私は解任しました。
私の母上は 脳出血で倒れてオペをしたといわなければわからないぐらいに回復
しました。だから、介護が楽と言う訳ではないのですが、自分を育ててくれた
のですから、少しばかりの恩返しということで当然の義務だと思います。
介護のコツは 良いケアマネを見つける事、自分が休む日(ディサービスに行かせる)
を作る事、そして解決できない問題にはヘルプを言う事。これだけで良いという事
介護保険は とてもややこしくかつ頻繁に制度がかわるのです。
厚労省の役人は何を考えているんだとおもいますけどね。