私の母上は天然ボケでいろいろな人を笑わせる。
私は広く浅いけど知識が武器だと考えてしまう方だ。これまでの人生で、
いろいろなことがあって知識を盾にしてしなければならないことがと思いこむ事が
あり母上の態度があまりにもゆっくりしていて 母上とやりとりしていて
いらいらすることがあった。そんなやりとりの中で 大局的に考えれば
物事のバランスをつく言葉をいう。私の思考のスイッチをかえる核心的なこと。
それで 損をしたこともあるが、そもそも損得だけでというか黒白つけること
だけでなくグレーでもよいということが多々ある訳で、その当たり前のことを
わかるのは 私が障がいで生まれて（半世紀前の障がいに対する差別偏見は
今では想像出来ない位ひどかった）その中で育ててくれるにあたり嫌な思いを
しただろうが それに負けずに育ててくれたので、人生の機微を嫌なことも
嬉しいこともひっくるめて、だから中位中道をわきまえているのだと思う。
私には厳しい母上だが、そして喧嘩ばかりしていたが、障がいに負けないようにと
身体障がいの助成をうけなかなった。受ける権利があるのにと思ったが権利
権利と考えても仕方がない事だという バランス感覚でこれは年の功ともいえる
