正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

僕の建築撮影は

2016年11月07日 17時41分45秒 | 写真 撮影 過去の私の撮影の話など

最初の頃はともかくとして、屋内撮影はシノゴ1枚のフィルムに多重露光を

10回~15回していた。これは 真似ができない位ややこしいけれど、

そして 今書きたいと思うのだがややこしすぎて実は思い出せない。

フィルム時代だから タングステンという長時間露光でもカラーバランスが

崩れにくいもの。ただし1分30秒位が限度ですので それ以上の場合は

相反則不軌が起きる事と スローすぎるとシャッター速度は5分とかになる

露出計は 役に立たない。蛍光灯でも白色 昼光色、三波長型があり

撮影時には使うフィルターが違う。さらに太陽光の場合は このフィルムには

補正が必要で、ストロボ光も然り。全ての光をそれぞれのフィルターをかけて

感ピューターで割り出した 総露出時間を10等分にわけて・・計算機で

時間を割り出して・・・多分計算機とタイマーを使って撮影する人は私だけだと

思う。同じフィルムに何回もフィルターを変えて撮影するので、緊張するのは

ゼラチンフィルターの交換の時と、4×5インチのシートフィルムの遮光版を

上げ下げするとき。0.1mmでもずれたらアウトなのである。

アシスタントは 撮影機材の搬入だけで 後は動くな!状態。

それと かご付の車で 戸建てを俯瞰気味に撮影する。これって、それまでは

なかった視点で 一時期流行った。意外と揺れるのでございます。

3mの視点、これは私の定番ですが ここにたどり着くきっかけになったのは

過去に京都の写真なら山本健三!といわれた人と同じ場所で写してもなぜか

違う。なんでだろう!と思って食い入るように写真を見た結果がこの高さなので。

実際にお会いできた時に 聞いたらピンポンでした。

3mの高さで写しても仕上がりだけを見るとわからないんです。

人間の目は 柔軟なのでしょう。センターポールを伸ばせば3m50cmになる

ジッツオの三脚。当然私は3段の脚立に乗り撮影。何度か落っこちたけど(痛

大好きな建造物の写真。一人静かにが好きだったんですね。

そして 随分と有名な建築会社と専属契約を・・頂いた。実力社会ですから

実力はないけど工夫と努力はした。けれど、結局は、撮影ができない麻痺で

アウト。人生やまあり 谷だらけ・・・。適当にができなかったけど、

結果は惨めだけどまぁ いいや。


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