正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

もう一度         大判カメラの基礎知識  其の6

2015年07月12日 17時24分10秒 | 写真 撮影 過去の私の撮影の話など

シャッターは主にコパル製が多いのだが、007のイントロのような

絞り羽と機械式シャッターだけである。これはレンズシャッターと言われる範疇に

属するものだ。ピントもアオリも決めてシャッター速度と絞りを設定し、各部に

緩みがない事を確認したら、そこで初めてフィルムを装填する。

これは後ろ枠に可動部分があり、そこにシート・フィルムが入ったホルダーを

セットするのである。前と後ろの2枚撮りが基本で、私はフィリデぃティという

ホルダーを好んで使っていた。確かホルダーだけで40枚位持っていたが

暗袋でフィルムを装填する時間があるならば、1枚でも良いのだが、それが

自宅の暗室で詰めてしまう為に、かなりの枚数を毎回アルミのホルダーに

入れて運んでいた。このホルダーを好む理由は、ホルダーの上部に白い所があり

そこに鉛筆で何回でも データーを書き込む事ができたことや、上にストッパーの

ような針金がついていて、間違えて開きそうになるときには、ロックがかかるので

安心だからである。そのシートフィルムホルダーをそうっと差し込んで、引き蓋を

あげて、シャッターを押す。ちなみに、撮影した時には引き蓋を反転させて差し込む

こうすることで、撮影済みか否かがわかるのである、そしてさらに、前述した

針金を引き蓋があかないようにスライドさせて、撮影データ等を書き込んで

ひとまずワンカットが終了となるのである。

結構面倒くさいとおもうかもしれないが、手順を毎回きっちりとこなすことが

なによりもだいじなのだ、


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