サバンナとかアフリカで繰り広げられる 強いものが弱いものを襲うシーンは
い方がないとは思いつつも やはり気が萎える。ただ 時折
自然の世界では弱いものが狙われてあーぁというシーンで、弱いものが
一頭集団で狙われている時、群れが集団で引き返してきて仲間を助けると
いうものもある。そんな時は心の中で拍手喝采してしまうものだ。
狩りを行うときに 例えば足を負傷している群れの中の1頭の足音を聞き
分けているそうだ。野生の動物は生まれてすぐに立ち上がろうとする。
これは 立ち上がらないと狙われるからだそうだ。肉食動物が草食動物を
追いかけて お尻のほうに爪をたてるのは その場は逃げおおせても、
脚の筋肉にダメージを与えているそうで 遅かれ早かれ餌食になるとのこと。
事切れた子供を起き上がらせようとするシーンなど心が痛むが、
それが野生であり現実であり 太古から続いている生命のサイクルである。
その現実は どんなによくできた映画でもかなうものはない気がする