今回も生活保護についてだが、生活保護者に対する給付金引き下げが5月の政府の決定後8月から実施という
異例のスピードで行われた。
それに関して大阪では生活保護の権利団体会員が逮捕されたと同じ日になんと家宅捜索を行ったそうである。
そうした生活保護者の権利を守ろうとする団体弁護士がホットラインを設けたそうだが、そのまとめがまた凄い。
「風呂に毎日はいれなくなる」「携帯の電話代が払えなくなる」等の相談があったとネットにはあったが
これって「最低限の生活」からは余りにもかけ離れた事態だと感じる人は多いと思う。
毎日風呂にはいるのが最低限の生活なのか?携帯云々も然りである。
多くの人が多分「風呂に毎日はいらなくても生活に支障をきたすとは考えない」と思うだろう。
こういうまとめをする団体や弁護士がむしろ、生活保護者を余りにも勝手だという意図と作為があるのではないかと
かんぐる次第である。
それにしても安倍は、中間層から富裕層荷受の良い事ばかりを政策として掲げているのである。
自らうつ病で職務を全うできなかった過去の苦しみを勝てにしているとは到底思えないのが残念である。
社会保障制度で確かに生活保護関連費用を減らすことを安易に選択すれば、政治以前に数字合わせとしては
簡単なことだ。ただ生活保護法自体が確か昭和10年ごろに決まったあと、なぜだか改正をしていないのである。
よってクーラーを節約してお金を貯めて買うことは本来自由なはずだが、信じがたいことについ最近やっと
所持?を認められたそうである。今年のような酷暑ではクーラーがなければ熱中症になるに違いない。
最近はどこかに消えてしまった「官舎の問題」結局何も政治官吏に関わる問題はいつも先延ばしにしている。
先進国と言う言葉も死語になりつつある日本はどこへむかおうとしているのだろうか?