週間金曜日

広告に依存しない雑誌で、どちらかと言えば左よりとか評されるが、そんなことはない。買ってはいけないという本が大ヒットしたのも、広告主に配慮する必要がないからかける部分があったからだろう。
ところで、最近は購読できないのだが、かつて郵便パックを郵便局が送り忘れていたにも関わらず、送り忘れるという規定がないため対処しないという旧郵政省のお役所主義で大損害を被った時に、法の穴を投書したことがある。そのときの担当だった黒川氏は、頭が下がりほど親切にややもすれば感情的になる文章を何度もメールのやりとりで一緒に共有していただいた事がある。読者を大事にしてくれるそして編集部が読者目線であり、損害は取り戻せないがありえない郵政事情に一矢報いた溜飲の下がる思いと、警鐘を(当時のゆうパックは送り忘れても郵便局に責任はない）という信じがたい事実を活字として残すことができたのである。読者と共にと言う言葉通りの姿勢を有言実行してくれる雑誌である。
その頃の編集委員は、本多勝一、佐高真、落合恵子、筑紫哲哉？誤字、椎名誠等そうそうたるメンバーだった。でもやはり黒川氏の存在は、優しく市井のいち市民である私の意見に耳をかすスタンスがありがたかったのである。たまたまTwitterで近況を聞くことができた。皆さんも週間金曜日を読んでみては如何でしょうか。ただ残念ながら書店ではあまり並んでいない・・のですがアマゾンとかで、是非