陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「神様メール」DVD

2018-03-29 22:13:28 | Weblog
 ベルギーのブリュッセル。
とあるアパートに家族と共に生活している神は、慈悲深いという人々が
抱いているイメージとは真逆の嫌な人物。

自分の部屋に置かれたパソコンを駆使して世界を管理していた。
いたずらに災害や事故を起こしては楽しんでいた。
そんな父親に怒りを覚える10歳の娘エア(ピリ・グロワーヌ)は、家出を考える。
立ち入りを禁じられている父親の部屋に忍び込んだ彼女は、
全人類それぞれの死期を知らせるメールを送信して家を飛び出してしまう。

ここから本当にエアの冒険が始まる。
6人の人を選択して余命をいかに有意義にすごしてもらうか会いに行く。

最初は深刻で大人の妄想を子供が解決していく話かと思っていた。
けっこうきわどい描写が数々出て来た。
こんなこと子供に解決出来るか?と。
BGM音楽がクラシックでかなり大人のムード。
子供が主役なのにかなりシックな出来上がりだったが、
最後のどんでん返しが最高に面白かった。

余命62年と知った青年のやることなすことが突飛で・・・
ビルから飛び降りたり、飛行機から飛び降りたり・・・(必ず助かっていた)
しかし最後に余命宣告は取り消しになりましたのメールが彼には届かなかったのか?
エンドロールに出て来て爆発物にまみれていたが・・・
影も形もなくなってしまっていたというオチにはかなり笑った

最後のオチに実は再起動したパソコンでエアのママが世界の空を花模様にして、
素敵な空を見せてくれた。
神様パパはどこぞの工場で元に戻るルートを探し続けていたというオチ。

実は洗濯機のドラム型のズーッと先は表へ出る通路になっていた。
そこからエアは抜けて下界を知ったのだ。
神様パパはそこを通ってエアを捜しに行ったが途中で見失い、戻るすべを捜して
いるうちに頭のいかれたヤツ扱いされて、強制的に働かせられたというのがオチなのだ。

本当は面白い話だったのね。いたずらも程々てことかもしれない。
BGMが本当によかった。それに救われたね。
一種いかれた大人の話かと思ったけど・・・オチで救われた。
(聖書の事が基本的なことらしいが・・・)
 
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