いつの間にか終わってしまいました、おわら風の盆。
以前ほど騒がれなくなったせいか、期間中も石川県は静かでした。
その方が、あの哀愁漂うお祭りにはふさわしいかな。
しかし全国的にみると、風の盆人気は衰えることなく、
今年も約20万人の人出だったとか。
この時期になると、思い出す本があります。
高橋治著の『風の盆恋歌』
何年経っても、余韻に浸れる美しい小説です。
道ならぬ恋の結末は何度読んでも、
その静かで激しい想いに心を揺さ振られます。
まだ金沢に住んでいない頃にこの本を読んだ時、
八尾の町と金沢の町が重なって見えました。
郭を持つ金沢の文化のせいでしょうか。
いつか住みたいなと思っていましたが、
まさか本当に金沢に住むことになるとは。
物語の舞台となった八尾には数年に一度観光に訪れるくらいですが・・・。
お祭りの期間以外の八尾の町は、まるで年に一度の風の盆を
ひたすら待ち望んでいるかのようにひっそりと息をひそめています。
風の盆が終わったら本格的な秋の訪れ。
今年の風の盆は終わってしまったけど、
来年のお祭りをひっそりと待つ八尾の町をこの秋はふらりと訪ねてみようかな。
悲恋とは無縁のメタポリックなふたりで・・・。
以前ほど騒がれなくなったせいか、期間中も石川県は静かでした。
その方が、あの哀愁漂うお祭りにはふさわしいかな。
しかし全国的にみると、風の盆人気は衰えることなく、
今年も約20万人の人出だったとか。
この時期になると、思い出す本があります。
高橋治著の『風の盆恋歌』
何年経っても、余韻に浸れる美しい小説です。
道ならぬ恋の結末は何度読んでも、
その静かで激しい想いに心を揺さ振られます。
まだ金沢に住んでいない頃にこの本を読んだ時、
八尾の町と金沢の町が重なって見えました。
郭を持つ金沢の文化のせいでしょうか。
いつか住みたいなと思っていましたが、
まさか本当に金沢に住むことになるとは。
物語の舞台となった八尾には数年に一度観光に訪れるくらいですが・・・。
お祭りの期間以外の八尾の町は、まるで年に一度の風の盆を
ひたすら待ち望んでいるかのようにひっそりと息をひそめています。
風の盆が終わったら本格的な秋の訪れ。
今年の風の盆は終わってしまったけど、
来年のお祭りをひっそりと待つ八尾の町をこの秋はふらりと訪ねてみようかな。
悲恋とは無縁のメタポリックなふたりで・・・。
数年前に行ったので、まだかなり人も多かった頃かと。
駐車場からひたすら歩いた記憶が一番強烈に記憶に残っています(笑)
そのうち、また訪れたいとは思っているのですが・・・。
近いと思うとなかなか行けないものですね。
駅の方から十三石橋を渡り、坂を上って上新町あたり、なかなかいいところです。
昔は人が集まっても五六万、いまは三十万も訪れるのですから、大変でしょう。それでも、一度は風の盆へ行ってみたいと思っています。