4-1 マリオブィッツア登頂(7月2日)
今日も快晴! それにしても暑い。 只、今日の午後から寒気に入れ替わる天候の変わり目で雨に予報。 明日からは過ごしやすい気候になるようです。 ともかく、ホテルを8時に出発し1時間ほどで登山口へ到着。 今日は、地元のトレッカーに人気の山とかで、日本でいえば剣岳のような岩山とのこと。 面白くなりそうです。
登山口からのマリオブィッツアです。 9時に登頂目指して出発。
このルートでは水場が3個所あり、暑いなかでの水分補給に役立ちました。 水が最大の荷物ですから。 最初は川沿いの道を淡々と行きます。
1時間ほどでマリオブィッツア小屋です。
正面の岩山は前方と後方の二つの岩山になっており、前方の岩山の左下を回り込んで後方の岩山(マリオブィッツア)への急登にとりつきます。 途中には高山植物が豊富でした。
淡々と谷を行きます。
約3時間半で標高2250mの第2テラスの山上湖に到着。 ここから、標高差500mの急登が待っています。 この湖の水はドナウ川に下り黒海に注いでいます。
今日は、直登ルートを登り、帰路には尾根ルートを行く周回コースをガイドが採りました。 右のコルは以前、使われていたルートでしたが、何年か前にブルガリアの著名な登山家グループが雪崩で遭難し、今を使われていないとのこと。
約1時間で標高差500mの急登を登り尾根に出ました。 ヤレヤレ! 尾根伝いに頂上が見えています。
気持ちの良い尾根道です。 途中には狼の糞が落ちていました。 ブルガリアには狼が生息しているのですね。
5時間半でマリオブィッツア頂上に到着。
頂上からの絶景です。
帰路は尾根道を行きそこから第2テラスの山上湖へ降りました。
帰路で野生のヤギに会いました。 リラ山群やピリン国立公園では野生のヤギがシンボルになっているそうです。
ようやく、麓が見えてきました。 9時間半の長い1日が終わりました。
4-2 マリオブィッツアの高山植物
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